ある怖さも秘めていると思った
まあ、なんていうんですか。手持ち無沙汰なとき、朝の通勤や営業とかの電車の中なんかで、いまのニュースをさくっとよむには大変向いています。
接続が悪いときもボタンひとつですぐにキュレーション元にアクセスしないでも文章が読める機能は、短気なわたしにも大好評でした。
ただねえ、まあね、他のニュースメディアにも言えるんだけど、あるときふと思ったのよ。
「ここで掲載されているニュースとそこからつながるニュースだけ見てると、【ウェブは情報を取捨選択デキルことが素晴らしい。テレビだけ見てると、テレビ局やそのバックが民衆に見せたい情報だけをシャワーのように浴びて、一面的な少ない情報しか得られない。ウェブは、情報取捨選択できるから、そういった危険性が少ない】と言われていることに対して、キュレーションニュースってアンチテーゼを呈してないかって。
だって、キュレーションである以上、なんらかの編集意図が働いているものを、ニュースソースとして主に見てると、その内容って不可避的に偏るじゃんね。
あと、どのニュースの配信をウケるか選択出来る機能があり、それはいいんだが、そしてその選択で「コラム」とか「エンタメ」とか「にちゃん」とかも選択してるジブンが悪いのかも知れないが苦笑、ぶっちゃけソースが薄いなあと。
結構軽佻浮薄なニュースが多いや。
まあ、きっかけにするためにサクサク読んで、ディープな情報収集はあとでやる、きっかけにする分には便利かもしれないけどね。
でもキュレーションという美名の裏に行使されうる可能性としての、情報統制や、ユーザーの目線を誘導するテクニックの怖さはつねに持っとくべきじゃないかって思うわ。