塀の向こうは“この世の生き地獄” 知られざる刑務所生活の実態
筆者の中野ジロー氏は、昭和35年生まれ。複雑な家庭環境の中早くから親元を飛び出し、恐喝などの悪事に手を染めながら中野、新宿界隈で育つ。17歳ごろに暴走族・中野ブラックエンペラーを結成。アタマとして100人以上の配下をまとめ、燃える青春時代を過ごす。19歳ごろ、某任侠団体組織に加入し、組幹部になる。刑務所生活17年、前科8犯、逮捕歴はなんと17回にもなります。
法を犯せば、犯罪者になるのは言うまでもありませんが、清廉潔白な毎日を送っていても思わぬトラブルに巻き込まれて犯罪者となってしまうこともあります。犯罪を犯した者が行き着く先は“刑務所”。そこは一体どんな場所なのでしょうか?過去を振り返った筆者が、“一般的”な社会生活を営む私達へ刑務所内での暗黙のルールや日々の過ごし方、そこで起きた信じがたい事件の数々を赤裸々に綴っています。
筆者は言います。刑務所は「この世の生き地獄」「刑務所ではとにかく辛抱」…と。
そして一言、「刑務所にプラス要素は一切ない」と言い切っているのです。
刑務所とは、私達が思うほどに遠い場所ではないのかもしれません。ただ、塀の向こうに行かないために自分を律するアドバイスを筆者は投げかけてくれています。
- 刑務所生活17年、前科8犯、逮捕歴17回の筆者が語る刑務所のリアル
- 犯罪を起こさないと言い切れる人間はいないからこそ読んでおきたい
執筆:Appliv編集部
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在の内容と異なる場合があります。