爆発的ベストセラー、「ウルフガイ・シリーズ」の第1巻。

私立中学の美人教師・青鹿晶子は、ある夜、新宿の街で1人の少年が3人の不良高校生に恐喝に遭い、ナイフで刺されるのを目撃。よく光る目、ピンと尖った耳、ほっそりと痩せた体…。独特のオーラを放つその少年に、彼女は意外な場所で再会することになります。刺されて大けがを負ったはずの少年が、転校生として彼女のクラスにやってきたのです。…しかも、無傷の状態で。
彼の名前は犬神明。自ら「ウルフ」と名乗る彼は、本物のウルフガイでした…！クラスにいる獰猛な不良のリーダー・羽黒に目をつけられた彼。しかし、「おまえたちには、その気になれない」と不良たちを歯牙にもかけず、次第にクラスの支持を集めていくウルフ。それに頭に来た羽黒は…。巨匠・平井和正の「ウルフガイ・シリーズ」第１巻。きっとあなたも引き込まれるはずです。