昔の人はこれで計算していた!平方根まで計算できるアナログ計算機アプリ
計算尺とは、対数の原理を使用したアナログ式の計算機です。その歴史は古く、ある数学者が1630年代に計算尺を発明して以来、1970年代まで設計計算や測量などに利用されてきた、300年以上の歴史があるツールです。
固定尺、滑尺、カーソルという3つの部品から構成されており、これらを動かして目盛りを読みとり、様々な計算ができるのですが、ぱっと見ただけだと使い方がさっぱりわかりませんよね。
計算尺で「2×3=6」と計算する場合はまず、D尺の2に、C尺の1をあわせます。次に、カーソルを動かして、カーソル線をC尺の3にあわせます。くれぐれも、このとき滑尺を動かさないようにしてください。
カーソル線のあるD尺のメモリを読むと、きちんと6になっているはずです。これで、かなり大きな数まで正確に計算できるというのだから、非常に優れた計算機だったことがうかがえます。
- 固定尺、滑尺、カーソル、3つの部品すべてを動かせる
- 全長900ピクセルの目盛り部分
- すべてをタッチで行う事ができる、直感的な操作
執筆:Appliv編集部
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