世の中の動きと数字で経済を見る目を養う

経営コンサルタントの著者が教える経済の見方が身につく書籍です。世の中の動きはほとんどが数値化されていて、その数字を元に分析、判断、仮説を立てることができるような視点を養います。この本では「貿易」「GDP」「財政」「貯蓄」という、4つの視点に重点を置き、政府、企業、家計に関する話題の「数字」に注目していきます。漠然とした話ではなく、現実の例を交えながら、日本の先行きを考える知恵を得るための経済の勉強ができる内容です。「日本経済を貿易収支から大解剖」「GDPで読み解く日本経済の実力」「財政が物語る日本経済のリスク」「貯蓄が映し出す日本経済の不安」といった4つの章から成り立っています。世界では何が起きているのか、日本はなぜ不安が多いのか、まずは知る所から初めなければ不安は解消されませんね。将来のための知識の第一歩として、経済を見る目を養いましょう。