物体の動きを学べるアプリ

東京大学で研究、開発された粒子法等の物理シュミレーション技術を用い、遊びにしてしまったiPhoneアプリです。物理シュミレーションなどというと難しく感じますが、とにかく画面上に設定されている物体を生成していくことで動くお絵かきのように楽しむことができるものなんです。例えば液体や気体、剛体や弾性体などの現実の物体を画面上に好きなように置いていきます。すると物理の法則に従い相互作用してリアルタイムに物体が移動や変形をしていきます。水や油などの液体は画面を横、斜めにしてもきちんとその方向に流れていくので、傾きなどの効果も「実験」できます。他の素材は石、木、水銀、粉、などがあり、動作としては吸い取る、粘る、湧き出す、さらに熱い壁、冷たい壁などがあり画面上で互いに作用していきます。この不思議な道具を利用して、自分だけの世界を作るのもよし、子供に物理の興味をもってもらうのもよいかもしれません。