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ChatPDF

ChatPDF

最終更新日:2023年05月11日

公式サイト
https://www.chatpdf.com/
料金
無料プランあり
  • ChatPDFはPDF文書と会話形式でチャットできるAIツールで、サインイン不要。
  • 大きなPDFファイルから情報を素早く抽出し、ノートや要約を書く時間を節約できる。
  • 画像に対する質問はできない。
ChatPDFを使ってみる

ChatPDFの概要

ChatPDFは、まるでPDFファイルと会話するように情報を探せるAIツールです。本や研究論文、マニュアル、エッセイ、法律契約書といったPDFファイルに、ログインなしでアクセスできます。 ユーザーが質問をすると、ChatPDFはPDFの各段落の意味を理解し、答えを見つけ出します。この高度なAIは、ChatGPTと同じ能力を持ち、PDFの内容を理解し、適切な答えを出します。 大きなPDFファイルから情報をすばやく引き出すことができ、メモや要約の時間を節約できます。ただし、PDFの画像は理解できないことや、複数の段落を同時に理解するのは難しいことがあります。 安全性についても配慮があり、ユーザーのデータは安全なクラウドストレージに保存され、7日後には削除されます。これにより、データのプライバシーが保護されています。このようにして、ChatPDFは、ドキュメントとの新しい形のインタラクションを可能にし、AIの発展に貢献しています。

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編集部のレビュー

    良い点
  • ドラッグ・アンド・ドロップでPDFをアップできる
  • 日本語にも対応している
  • PDFを1ページずつ確認する手間が削減できる
    気になる点
  • 複数のPDFを元にした回答はできない
  • データの取り扱いには注意が必要
  • 回答が正確でない場合がある

コメント

PDFをアップロードするだけで、その内容を元にチャット形式で回答が得られるサービスです。PDFのページ数によりますが、アップロードから質問できるまでの時間も短時間で済み、すぐに使うことが可能です。ブラウザからアクセスするので何かPCにインストールしたり、環境を構築する必要がなく手軽に試すことができるのも非常に魅力的です。

肝心の回答もとても正確で、ざっくりとした質問の仕方でも、適切な回答をしてくれます。PDFアップ時に「こんな風に質問すると良いですよ」と例文を示してくれるので、次に何をしたら良いか分かりやすいのも親切です。回答の際に「何ページの情報を元に回答したか」も提示してくれますが、これの正確性はブレがあります。正確性が必要な場合は目視の確認もおこなう必要があるでしょう。

サービス自体は英語で提供されており、各種メニューも英語で記載されていますが日本語には対応しています。日本語のPDFをアップするのはもちろん、日本語で質問すれば日本語で回答されるので、英語が苦手な方も気兼ねなく利用することができますよ。

活用方法としてはいろいろなものが考えられますが、たとえば作業マニュアルなどをPDFにしてアップしておけば知りたいことを質問すればサクッと回答してくれるので、いちいちマニュアルから該当箇所を探し出す苦労も不要です。会社での新人研修などにも大きいに役立つのではないでしょうか。ただし、機密情報の取り扱いには注意しましょう。データは安全なクラウド上に保存され7日後には削除される仕様ですが、流出の危険性がゼロというわけではありません。会社で利用する際はよく検討してからにしましょう。

料金はいくつかの機能制限がある無料プランと、制限が緩和される月額5ドルの有料プランがあります。またアカウントを作成することでチャット履歴を残すこともできるので、継続的な利用も可能です。

ChatPDFの使い方

1.https://www.chatpdf.com/にアクセス

2.TOPページの「Drop PDF here」のところにPDFをドラッグ・アンド・ドロップする(Drop PDF hereをクリックするとファイル選択も可)

3.チャット画面になるので質問を行なう

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