2018年5月24日、住まい探しアプリ『LIFULL HOME’S』に新機能「かざして検索」が登場。AR対応のスマートフォンを建物にかざすと、アパートやマンションの空室・売り物件の情報がその場で分かる便利な機能です。
検索時に希望条件の入力を必要とせず、「この辺、住みやすそうでいいな。あのマンションの家賃、幾らだろう?」と思ったら、その場で簡単に調べることができます。
建物にスマホをかざすだけで家賃や間取りがすぐ分かる!『LIFULL HOME’S』アプリに新機能が登場!
こんな人におすすめ!
・街歩きをしている最中に、この辺りに住んでみたいと興味が湧いた
・今は賃貸住まいでも、住環境が気にいっており、近隣での住宅購入を視野にいれている
・生活圏になんとなく気になるマンションがあっても、面倒でまだ調べていない
・普段からつい、不動産会社の店頭に貼ってある物件広告をチェックしてしまう
※2018/5/31時点の対応機種iOS11以上、AR Kit対応端末(Android版は6月中旬リリース予定)
「かざして検索」の使い方
「かざして検索」は、「LIFULL HOME’S」アプリ内のメニューから利用できます。
1. アプリ内にある「かざして」から、「かざして検索」ボタンをタップ。
2. 「かざして検索」が起動。
3. 調べたい建物にカメラを向けて、検索ボタン(虫めがね)をロングタップしたあとに離すと検索が開始。
4. 検索結果に空き物件の情報が表示。
5. 物件情報をタップして詳細をチェック。
「街の雰囲気を感じながら物件を探す楽しさを体験して欲しい」LIFULLアプリ開発インタビュー
今回は、新機能「かざして検索」を体験しに、LIFULLさんの本社へ行ってきました。
―「かざして検索」を開発しようと思ったきっかけを教えて下さい。
これまでの、自分で希望条件を入力して物件を探すというやり方は、あまり楽しい体験ではなかったと思うんです。街の様子を見ながら住まい探しができたら、きっとわくわくして楽しいんじゃないかと思い、この機能をリリースしました。
―建物にスマホをかざす際、気をつけるポイント(コツ)はありますか?
建物全体がカメラに映る場所でのご利用をおすすめしていますが、眼で見て画面内に建物が捉えられている状態であれば、基本的に問題はありません。
―「かざして検索」機能が使えるエリアはどこですか?
全国約100万件の賃貸・新築分譲マンション・中古マンションに対応しています。現在はiOSのみで提供していますが、Android版も6月中旬頃にリリースする予定で開発中です。
―開発において苦労したことはありますか?
機械学習の開発経験があるメンバーがアプリ開発チームに居なかったのと、社内でもアプリに適用した事例がほぼ無かったので、試行錯誤を繰り返しての開発で苦労しました。
スマホをかざして検索する行為自体が、ユーザーにとって慣れ親しまれた体験ではないので、開発中は社内の色々なメンバーにアプリを触ってもらいながら、画面の情報量の調整したり、細かいアニメーション、触り心地を確かめていました。
―これまでにARを活用した機能(間取り作成、部屋の計測)をリリースされていますが、今後も便利な機能が追加される予定はありますか?
もちろん、最新の技術やデバイスの動向は常にウォッチしてサービスを進化させていきます。「かざして検索」の周辺だけでも、おもしろいアイディアがチーム内からどんどん出ているのでこれからもご期待ください。
―これから住まい探しを考えているユーザーに向けて、メッセージをお願いします。
ぜひ「かざして検索」で、住んでみたい街の雰囲気を感じながら物件を探してみてください。LIFULL HOME'Sは、住み替えをもっと便利に楽しくするようなサービスを創っていきます。
直感的に探せる、「かざして検索」で新しい物件探しを体験してみよう。
希望条件で絞り込んでいく検索方法とは違い、街を歩きながら「あっ、ここ良いかも!」と思った時に瞬時に調べられるので、理想の物件に出会える可能性が上がったように感じました。
みなさんも「LIFULL HOME’S」アプリをスマホに入れて、住みたい街に出かけてみませんか。