iPhoneのスクリーンショット(以下スクショ)機能は意外と奥深いです。ボタンが壊れた状態での撮影や、画面に収まりきらないページの撮影も可能。基本的な使い方から、裏ワザ的な撮り方までまとめました。
iPhoneのスクリーンショット撮影方法まとめ。長い画面も1枚で撮れる
スクリーンショットの撮り方
iPhone Xでは「サイドボタン+音量アップボタン」、ホームボタンのあるiPhoneでは「ホームボタン+サイドボタン」で撮影します。
iPhone X
iPhone 8系
iPhone SE系
撮影される厳密なタイミングは「2つのボタンを押した瞬間」ではなく「2つのボタンを押した状態から、片方でも指が離れた瞬間」です。
ゲームのワンシーンなど、動きの激しい画面でベストショットを狙う際はご参考まで。
また以前はスクショするとカシャッと撮影音が鳴っていましたが、iOS 10.2よりマナーモードにすれば撮影音が出なくなりました。
「AssistiveTouch」を利用してワンタップで撮影する方法
ホームボタンやサイドボタンが壊れたときのために、物理ボタンを使わずスクショ撮影する機能「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」が用意されています。
設定方法は次の通り。
このボタンにはさまざまな機能をセットできます。
●シングルタップ
●ダブルタップ
●長押し
●3D Touch
のどこかに「スクリーンショット」を設定しておいて、撮影したいときにボタンを押しましょう。
スクショ撮影後の左下が邪魔? プレビュー機能をオフにはできない
iOS 11より、撮影したスクショの内容が画面左下へ出るようになりました。これをタップすることでスクショを確認したり、すぐ編集へ入ったりできます。
プレビューは左にスワイプすると消せますが、人によってはこの機能が邪魔だと感じる人もいると思います。
残念ながらプレビュー機能をオフにはできません。左下には必ずプレビューが出るので、いらない場合はいちいち左スワイプする必要があります。
LINEで長いスクショを撮る方法
LINEのトークをスクショするにあたって、2018年5月より便利な新機能「トークキャプチャ」が登場しました。長いトークでも、画像を分割することなく1枚にまとめられます。
本記事執筆時点で、「トークキャプチャ機能」はまだ実験段階。新機能をお試しで使う「LINE Labs」から利用しましょう。あくまで”お試し期間中”のため、本実装されず使えなくなる場合もあります。
設定方法
撮影方法
Webサイトで長いスクショを撮る方法
専用のスクショアプリを使うと、Webサイトの1ページを上から下まで画像化できます。
使うのは『WebCollector』アプリ。
ただしサイトの作りによっては必ずしもきれいにスクショできず、画像がおかしくなってしまうこともあります。
そんなときは次の方法を活用してください。
Webサイト以外(メモアプリなど)で長いスクショを撮る方法
LINEやWebサイトに限らず、どのアプリでも縦長のスクショ撮影を実現するのが『Tailor』アプリ。
画面を少しずつスクロールしながら連続でスクショすると、重なり合う部分をアプリが結合してくれます。
認識精度がとても高く、十分実用的なアプリ。重なりを持たせながら何度もスクショするのが少し手間ですが、きれいな縦長画像を作ってくれます。
どんなときにスクショを撮る? 便利な使い道と保存方法
スクショが役立つ場面として
●電車の乗換案内
●料理サイトに載っているレシピ
●LINEトーク
●Twitterで長文を投稿するときのメモアプリ
●何度も読み返したいブログ記事
などがあります。
また日常的にたくさんスクショを撮るようになるとiPhoneの要領が圧迫されるので、外部に写真を移す方法をご紹介します。それが『Google フォト』。
設定すれば、iPhone内の写真を自動でGoogleフォトに移すことも可能。本体の容量を圧迫することなく、大量のスクショをガンガン撮れます。
詳しい使い方は、こちらの記事をご覧ください。
たまに使う機能だからこそ、賢い使い方をマスターしよう
誰でもスクショ機能を使うことはあるでしょう。シンプルですが無くてはならない機能ですよね。ぜひここで紹介した撮影方法を駆使して、iPhoneをより快適に使ってください。