写真をドット調に変換してくれるピクセルアート加工。80~90年代のゲーム風やアメコミ風にできるアプリや無料のコンバータなど、様々なテイストのツールが登場しています。
今回はおすすめのドット絵風カメラアプリを紹介。レトロでスタイリッシュな写真を作成できる、個性派ぞろいな8本です。

ドット絵変換カメラアプリ9選 写真をピクセルアート風に加工!
『BeautyPlus』簡単操作で自分だけのピクセル画像を作成
モザイク機能を応用して、ドット絵が作れます。モザイクをかけたままの撮影はできませんが、アルバムから画像を選択するだけで簡単。
他のフィルターと合わせて、オシャレな画像を作ってみてはいかがでしょうか。
▲編集ツールの中にある「モザイク」を選択。
▲ブラシのゲージを右端にして、ペン先を太くする。写真全体にモザイクをかけると、ドット調の写真に早変わり。
▲モザイクの種類を変えると、違ったテイストを楽しめる。
『Pixel Art Camera』ドット絵風の景色をリアルタイムで!
ピクセルアート風とモザイク風加工に特化したアプリ。「スタイル」という効果を写真にかけるだけで、画面全体をドット調にしてくれます。そのまま撮影、またはアルバムから写真を取り込みが可能です。
効果をかけたまま動画が撮影できるのも魅力。まるでゲームの世界に入り込んだような映像がとてもおもしろいです!
▲撮影するとこんな感じに。ビデオゲームの世界を歩いているような感覚が楽しい。
▲無料の「スタイル」は6種類。PRO版を購入すると、25種類追加される。
『dot ART』モザイク&ポップアート風でアメリカンに
オーソドックスなモザイク風ドットから、画家ロイ・リキテンスタインの絵のような丸いドットを収録。カメラまたはアルバムから写真を取り込めますが、ドットをかけたままの撮影はできません。
バー調整でドットの大きさ、縦横比、カラーレベルが変更可能です。有料版を購入すると、数値入力でさらに細かい調整ができます。
▲9種類のドットを収録。それぞれガラッと雰囲気が変わるので、マッチしそうな写真に使いたくなる。
▲「ドットサイズ」で調整が可能。よりモザイクっぽくしたいなら、バーを右側に。
『Bricks Camera』ブロックを使った現代アート風に変身!
パッとみはただのモザイク。でもよく見ると、タイル1つ1つがおもちゃのブロックに!? そんな面白い写真を撮影できるカメラです。エフェクトをかけたまま撮影、またはアルバムから写真を取り込めます。
モザイクと同じように使ってもいいですが、ポップな仕上がりが可愛いのでアートな1枚を目指してみるのもいいですよ。
▲フィルターは1種類。ポップな仕上がりがおもしろく、いろんな写真で使ってみたくなる!
▲ブロックの大きさは変更できる。細かさを変えるだけでも、かなり印象が変化。
『Dots』ドット調にした写真に、自由にお絵かき
こちらは写真加工アプリではなくドットのお絵かきアプリ。画像をキャンバスに取り込むと、自動でドット調にしてくれるんです。よりドットの陰影にこだわった写真にしたい時、自分で描いて付け足せます。
レイヤーやバケツなどの機能があり、お絵かきアプリといてはなかなか本格的。ハートや星を描いてデコレーションするのも楽しそうですね!
▲取り込んだ写真に、ドットを打ってお絵かき。イラストを描いてかわいく仕上げるのもグッド。
▲編集した画像はトップ画面で見られる。写真をなぞって、ドット絵の練習に使うのも良いかも。
『Pixel Art』写真でドット調の塗り絵が作れる!
モノクロで描かれたドット絵を塗っていくアプリです。ドット1つ1つに番号が振られており、その番号に合った色をポンポンとタップして着色します。
写真を取り込んで、オリジナル塗り絵が作れるところが魅力。しかもドットの粗さを選び、難易度を自分で調整できます。
▲取り込んで難易度を選ぶだけで塗り絵に。お気に入りの写真がどんどん色ついていくのが楽しい。
▲バーを動かすだけで難易度を調整できる。上級になるほど、絵が鮮明に浮かび上がる。
『8bit: Camera』レンズを覗くと、景色が全て8bit風
景色を8bit風にしてくれるカメラアプリ。アルバムから写真を取り込むことはできず、カメラ機能のみです。
80~90年代のゲームが蘇ったようなドットの粗さと色合いが特長。レンズを覗き込むと、ゲームの世界へトリップしたような気分が味わえます。
▲粗めのドット風写真が撮影できる。フィルターは全6種類。
▲カラーやモノクロの8bit風フィルタを収録。画質の粗さがリアル!
『ca-mera』クールな斜線で、一風変わったドット風
モノクロフィルターのみが搭載されたドット風カメラアプリ。ただのモノクロではなく、ところどころに斜線が入った独特なタッチになっています。細かいドットとマッチした、スタイリッシュな印象に仕上がるでしょう。
▲陰影を現したような斜線が入っている。ドットの細かさとよく合い、スタイリッシュ!
▲ドットの細かさは調整可能。バグのようなエフェクトも追加できる。
『Retrospecs』1980年代のパソコン風で、レトロ感満載
「アタリ2600」「富士通FM-7」など、懐かしのゲーム&パソコン風フィルターが収録されています。ドットの粗さはもちろん独特の色彩も表現されており、マニアには刺さる内容。フィルターを眺めているだけでも楽しいです。
ノイズの有無や明るさを調整して、当時のガサガサッとした画面を鮮明に表現することも。有料アップグレードでさらにこだわった加工が楽しめますよ。
▲使用フィルターは「アムストラッドCPC」。1980年代後半に製造されたホームコンピューターをイメージしたフィルター。
▲撮影またはアルバムから写真取り込みが可能。グローやスキャンライン追加など、調整を細かく楽しめる。
個性的なドットフィルターで個性的な写真に
独特なフィルターが揃ったラインナップをご紹介しました。
高画質で高品質な画像が求められる現代、あえて粗い写真でレトロ感を出すのもオシャレですよ。
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