台風大国、日本。2019年9月に発生した台風15号は関東に上陸し、千葉県内で大規模な停電や鉄柱の倒壊など深刻な被害をもたらしました。
台風対策で大事なのは、こまめに情報を得ること。予報から進路や勢力が変わることはよくある話なので、まめにチェックして危険度を判断しましょう。
そこで本記事では、台風情報を調べやすいアプリをご紹介。台風対策、または避難する際の参考にしてください。
台風情報がわかるアプリおすすめ5選 危険にいち早く気づいて警戒・避難を
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『Yahoo!天気』大手の天気アプリは台風専用のコーナーもあり
天気アプリの有名どころ。台風コーナーで詳しい情報を掲載しており、強さや進路をチェックできます。
このあとご紹介するアプリのようにインパクトのある機能こそありませんが、台風の脅威を確認するうえで必要十分なアプリです。
『Yahoo!防災速報』台風時は○○を使うな! 対策知識を身に着けよう
こちらもYahoo!のアプリですが、先程の天気アプリと違って防災専用に作られています。
強い台風が来たらどう行動すればいいのか? 防災コラムはぜひ1度目を通しておきましょう。
他にもたとえば「マンホールや用水路のフタが開いていることに気づかず踏み外す可能性があるので、水が流れている箇所を歩かない」など役立つ知識を収録。
台風に限らず地震・津波や犯罪についての注意も流れるため、天気アプリとは別に持っておくだけの価値があります。
なおプッシュ通知は細かく設定できるので、「うちは山奥だから津波の通知はオフ。土砂災害の通知はオン」といった具合でカスタマイズするといいですよ。
『アメミル』スマホカメラを通して、リアルな映像で台風の接近を知る
かなり個性的な方法で雨の接近を知るアプリ。スマホカメラを適当な方向に向けると、その先で接近している雨を映像として見せてくれるのです。雨量に合わせて雨音の音量も変わるというこだわりっぷり。
また日本地図を上空から見下ろす3Dマップ機能もあり、天気をチェックすること自体が少し楽しく感じられます。
スマホカメラを通して台風の接近を肌で感じられるため、外出時は早く帰宅しようという気持ちにさせられるでしょう。台風接近時に限らず、普段から雨の様子をチェックするユニークなアプリとして活用したいです。
なお『アメミル』は無料でも利用できますが、月額120円で15時間先までの雨量予測とGPS追従モードが利用できるようになります。
またARで見ている画面を動画と画像でSNSに投稿することができ、投稿すると3時間の間だけ有料の雨量予測とGPS追従モードを無料で使用できます。
『気象ライブ』台風のタイプ、距離、進行方向をわかりやすく表示
非常に情報量の多い天気アプリです。気温、降水確率、週間予報といった定番機能のほか、太陽の位置や月の満ち欠け、視界の良さ、雨の感じ方など豊富な情報がぎっしり詰まっているのが特長。
台風に関しても、その種別や進行ルートを地図上に見やすく表示してくれます。
台風や雨の接近に伴って通知をもらえるので、レーダーを見ながら接近具合を確かめたうえ避難の判断を下してください。
定額制の有料アプリであるという難点はありますが、1年プランにすれば相当安くなるため、まずは無料トライアルで使い勝手を試すのがおすすめ。
通常の天気アプリとしてもおしゃれで使いやすく、快適に天気チェックができるでしょう。
『特務機関NERV防災』あのアニメを模した防災情報アプリ
Twitterフォロワー数が77万を超える有名アカウント特務機関NERVを運営する、ゲヒルン株式会社がリリースした防災情報アプリです。
もともと某人気アニメに登場する特務機関と同名のTwitterアカウントで、全国の防災情報を時にはニュース速報よりも素早く伝えていましたが、アプリ版でより詳細な情報を得られるようになりました。
さらにユーザーに時間的猶予のない危険が迫っている場合は、マナーモードやおやすみモード時でも最大音量で知らせる「重大な通知」機能を搭載。
「国内最速級の防災情報」とも言われる特務機関NERVの発信力は、本アプリでも活かされるものと思います。
なお某アニメから拝借したアカウント名・アプリ名、会社名などについては、その社会的貢献度の高さから権利元より正式な許諾を受けているので問題ありません。
台風の動きを注意深く見て、外出時の判断基準に
案外アプリによって機能や特色がバラバラで、個性がありますね。とはいえ台風そのものは1つしかないので、とにかくまめに情報をチェックするという意識を持っていればいいでしょう。好きなアプリを使って、今後の台風にも細心の注意を払ってください。