Twitter(ツイッター)などのSNSで使われる「ハッシュタグ」っていったい何? 今さら聞けないという初心者の方にハッシュタグとは何か、正しい付け方、便利な活用方法を解説します。
Twitter「ハッシュタグ」とは? 正しい付け方・便利な使い方
「ハッシュタグ」とは? ツイートにタグを付けて分類
Twitter、Instagram、Facebookなど、様々なSNSで使用されている、キーワードやトピックを分類するためのタグ(ラベル)のこと。「#○○○○」と、頭にハッシュ記号を付けたキーワードを指します。
ハッシュタグを付けておけば、何に関する投稿であるかを端的に示すことが可能です。またハッシュタグの付いた投稿は簡単に一覧でき、知りたいことに関する投稿を検索したり、同じ趣味嗜好のユーザーと交流したりする際に役立ちます。
Twitterでのハッシュタグの歴史
今でこそ当たり前のように使われているハッシュタグですが、元々はユーザー発信による非公式のルールでした。
それが大きな広がりを見せ、2009年にTwitterが公式にハッシュタグ機能の実装を発表。当初は英数字しか使えませんでしたが、2011年からはひらがな・カタカナ・漢字に対応し、日本語ハッシュタグも使えるようになりました。
今では便利機能としての用途はもちろん、大喜利やネタとして使われることも。多くのユーザーに愛用されています。
ハッシュタグの付け方
ハッシュタグの付け方は簡単。「#」に続けて、好きなキーワードを入力するだけです。複数のハッシュタグを付けたい場合は、間にスペースを入力してください。
また、ハッシュタグは文頭、文中、文末どこにでも入れられます。
ハッシュタグを付けるときに気をつけたい3つの注意点
注意1:『#』は「シャープ」ではなく「ナンバー」
ハッシュタグの頭に付けるのは「♯(シャープ)」ではなく、「#」という記号です。シャープを頭に付けても、ハッシュタグになりません。
「#」を変換で出したいときは、「ナンバー」もしくは「井桁(いげた)」と入力しましょう。
また全角のハッシュ記号「#」もハッシュタグと認識してくれないので、シャープ記号と同様に注意してください。
注意2:数字だけの文字列はハッシュタグにならない
数字だけのときはハッシュタグになりません。前後どちらでも構わないので、必ず数字以外の文字を入れましょう。
注意3:「&」を入れると途中で切れてしまう
残念ながら「&」はハッシュタグに使えません。キーワードの間に入っていると、「&」以降がハッシュタグにならず、途切れてしまいます。
ハッシュタグの活用方法
ワンタップでハッシュタグ付きのツイートを検索
タイムラインでハッシュタグをタップすると、検索画面に切り替わって関連するツイートをすぐ一覧できます。気になるキーワードがあったら、まずはポンとタップしてみましょう。
エイプリルフールやハロウィンなど、盛り上がっている時事ネタやイベントもこれで楽しめます。
ハッシュタグ検索で自分の投稿を見てもらえる。ただし付けすぎ注意
ハッシュタグを付けて投稿すれば、フォロワーだけでなく、ハッシュタグ検索をした人にもツイートを見てもらえます。目に触れる機会が増え、同じ興味を持っている人との交流も増えます。
ただし、ハッシュタグの付け過ぎは避けるのがベター。ハッシュタグは文字数が許す限り、何個でも付けることができます。多くの人にツイートを見てほしいと思ったら、とにかくたくさんハッシュタグを付けたくなりますが、スパム(迷惑ツイート)のように見えてしまうのでオススメしません。2、3個程度にしておくのがよいでしょう。
人気のハッシュタグで流行をチェック
検索画面に出てくる「おすすめトレンド」をチェックすれば、今何がTwitterで流行っているかがすぐわかります。
知らなかったキーワードも、ハッシュタグ検索でいろんなツイートをチェックすればどういったものかがわかるでしょう。これで流行に乗り遅れることもありません。
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