『SNOW』や『LINE Camera』などのアプリを開発しているSNOW Corp.から、『SODA』というカメラアプリが出ているのを知っていますか? 『SODA』の主な機能はフィルターと、目や鼻の大きさを変えるビューティー機能。少ない加工で、透明感溢れる自然な仕上がりに見せる「ナチュラル盛り」に特化しています。
もうゴリゴリに加工した写真は大変だし、飽きちゃった。そんな人にはぜひチェックしてほしい『SODA』の魅力を徹底紹介。『SNOW』『LINE Camera』『Foodie』との違いも紹介しています。
カメラアプリ『SODA』はナチュラル盛りにおすすめ 自然な仕上がりが可愛い!
『SODA』とは?
SNOW INC.から開発されたカメラアプリ。フィルターとビューティー機能、そして写真に奥行を見せる一眼加工を搭載しています。
10~20代の自撮りが好きな人達に人気。女性はもちろん、韓国カルチャー(K-POPアイドルなど)に憧れる10代男性の間でも流行中です。Instagramで「#漏れなく盛れます」と検索すると、『SODA』を使った写真がたくさん見られます。
『SODA』の魅力
『SNOW』『Foodie』から厳選された人気フィルターを搭載
『SODA』のフィルターは『SNOW』『Foodie』に搭載されているフィルターを集めたもの。全てではなく、ユーザーから人気があるものだけをチョイスしています。
『SODA』の名前の通り、炭酸水のような爽やかさと透明感のあるフィルターばかり。どれも完成度が高いので全種類試してみたくなります。
アイシャドウのラメ、透明感が『SNOW』より出る!
写真加工では小さくつぶれて見づらくなりがちな、コスメに入った細かいラメのつぶつぶ……。せっかくならくっきり写して、お化粧のキラキラ感も伝えたいですよね。
『SODA』はメイクして自撮りを撮るユーザーの中では「アイシャドウして撮影すると、SNOWよりラメ感が映える!」と評判。実際の写真を見ると、確かに目元のキラキラが綺麗に映っています。
自然に魅せる「ビューティー機能」で、違和感の無い自撮り写真を
自撮りをする人ならば触ってる人が多いビューティー加工。目を大きくしたり、鼻を小さくしたり……よりかわいく見せるなら必須の機能です。しかし顔を調整しすぎてしまい、逆に不格好になってしまったことはありませんか?
『SODA』のビューティー機能は「透明感、よりナチュラル、盛り過ぎない」を意識しており、完成がとても自然です。顎と目の大きさがアンバランスで変! なんてトラブルが少なくなります。
最新iOSが意識された「一眼効果」。写真に奥行きを与えオシャレに
『SNOW』でも人気の機能。写真のピントをずらし、奥行がある1枚に見せる「一眼効果」を搭載しています。
iPhone Xのポートレート機能を意識して作られており、古いiPhone機種でも新機種で撮影したような仕上がりに。一眼風のプロっぽい写真を撮るなら欠かせない機能です。
自動保存をOFFにすると「一眼効果」が可能
アルバムから取り込んだ写真にも「一眼効果」を施せる
『SODA』と『SNOW』『LINE Camera』『Foodie』の比較
性能差や機能の数などカメラアプリには良し悪しがいろいろあります。『SODA』は他アプリと比べるとどうなのでしょう。
今回は同社からリリースされている『SNOW』『LINE Camera』『Foodie』と比較してみました。
アプリの容量は『SODA』が一番小さい
『SODA』 iOS 71.6MB android 65MB
『SNOW』 iOS 143.5MB android 87MB
『LINE Camera』 iOS 90.9MB android 端末による
『Foodie』 iOS 75.3MB android 35MB
※2019年1月30日時点
総合して小さいのが『SODA』、一番大きいのが『SNOW』という結果に。
画像や音楽、ゲームなどで容量が圧迫されがち……という人でも比較的『SODA』は取り入れやすいですね。他アプリと2つ合わせて使いたい人にも優しいです。
※App Atore/Google playの情報欄に記入してあるサイズを参考にしています。
連写できるのは『SODA』『LINE Camera』
4つのアプリの中で連写できるのは『SODA』『LINE Camera』です。
『SNOW』はタッチ撮影機能がありますが、自動保存はありません。『Foodie』は自動保存機能はあり、続けて撮影できますが連写とは言いづらい速度です。
『SODA』はタッチ撮影+自動保存機能をONにすると可能
『LINE Camera』はタッチ撮影をONにすると連写できる
一眼風加工ができるのは『SODA』『SNOW』
『SODA』は上述で紹介した通り、「一眼効果」を搭載。『SNOW』にはフェイスフィルターの中に「一眼」というフィルターがあります。
『LINE Camera』『Foodie』に一眼風はありませんが、ぼかし機能が搭載されています。
ビューティー機能で調整できる項目が多いのは『SNOW』
『SODA』 4項目(目、鼻、顔幅、肌)
『SNOW』 21項目(メイクなど合わせると30箇所以上)
『LINE Camera』 6項目(目、美白、豊胸など)
『Foodie』 なし
『SNOW』はメイクから歯の白さまで、かなり細部までこだわる人向け。『LINE Camera』は『SODA』より項目は多いですが、人によってはいじりすぎてバランスが崩れることも多々あります。
「ここぞというところは調整したい」「でもバランスを崩したくない」を意識している人はナチュラル志向の『SODA』がおすすめですよ。
各アプリのフィルターの種類、テイストの違い
実際に数えてみたところ一番多いのは『LINE Camera』、少ないのは『SODA』という結果になりました。(フィルターの数は、アプリのアップデートで変わる可能性があります)
『SODA』のフィルターの数は、人によっては物足りないかもしれません。ですが逆に多すぎると、フィルターの色合いを把握しきれず「いつものでいいや」とマンネリ化することも。『SODA』は人気フィルターがちょうど良い量で揃っているので、満遍なく使えるでしょう。
『SODA』は元の写真を活かしやすい「ナチュラル盛り」
『SNOW』色味が強く出るガーリー系、レトロ系に
『LINE Camera』派手な加工が好き! 個性的な一枚に
『Foodie』オレンジやブルーをキレイに見せたい人に!
スタンプとフレーム機能は『SODA』には未搭載
スタンプ、フレーム機能は『LINE Camera』と『SNOW』のみ。『Foodie』『SODA』には搭載されていません。
気になるところをスタンプ1つで隠したり、ワンポイントで飾ったりできないのは少し寂しく感じるかもしれませんね。
気分は自然派アイドル 過度な加工はせずに、素の美しさが映える1枚を
一眼加工、ナチュラルなフィルター、過度じゃない自然な顔加工、の3点が好きな人は『SODA』がおすすめです。
既にSNOW、LINEカメラなどを持っているなら併用するのもアリ。やっぱりスタンプやフレームを使いたい! という人は、他アプリで後から付け足すと良いでしょう。SODAは容量が少ないので追加でインストールしやすいのも魅力です。