Twitter(ツイッター)で怖いのがアカウントの乗っ取りです。ログインできなくなって、知らないうちにスパムツイートを投稿されて……。そんな状況を防ぐために設定しておきたいのが「2段階認証」です。
2段階認証とはユーザー名(ID)とパスワードに加えて、SMSやセキュリティアプリで2段階の認証を行ってサインインすること。たとえパスワードが漏洩したとしても2段階目の認証でブロックすることができ、乗っ取りのリスクを大きく下げられます。
ひと手間増えるため面倒くさいと感じるかもしれませんが、設定しておくことをおすすめします。
Twitter 2段階認証の設定方法 アカウント乗っ取りを防止
あわせて読みたい
Twitter(ツイッター)使い方&便利ツールまとめ 基本から応用まで
2段階認証の設定方法
以下はiPhoneを使って解説しますが、流れはAndroidも同じです。
1.メニューを開き、「設定とプライバシー」をタップ
2.「アカウント」をタップ
3.「セキュリティ」をタップ
4.「ログイン認証」をタップ
5.ログイン認証にチェックを入れる
6.パスワードを入力して「認証する」をタップ
7.「コードを送信」をタップ
8.登録している電話番号にSMSで届いた認証コードを入力して、「送信」をタップ
-
9.「バックアップコードを取得」をタップ
10.表示された12桁のバックアップコードをメモして保存する
「バックアップコード」とは
スマホを紛失するなどして認証コードをSMSで受け取れないときに、こちらを使用してログインをします。もしもの時に備えて、スマホ以外で見られるように保存しておきましょう。
以上で設定完了です。次回からログイン時にユーザー名・パスワードに加えて、認証コードの入力も求められるようになります。
SMS以外の認証方法を設定する方法
SMSの他、セキュリティアプリ、セキュリティキーを使って2段階認証をすることができます。
2段階認証を設定する時と同様、[設定とプライバシー] → [アカウント] → [セキュリティ] → [ログイン認証] と進み、「認証方法」で使いたい方法にチェックを入れれば使用可能です。
「セキュリティアプリ」とは
一定時間毎に変更され、一度しか使えないパスワード(ワンタイムパス)を発行する認証アプリのことです。Twitterでは『Google Authenticator(Google 認証システム)』『Duo Mobile』『Authy』などが利用できます。
「セキュリティキー」とは
USBポートに差し込んで認証する、物理的なツール。まさに鍵のようなアイテムです。
二段階認証設定後のログイン方法
二段階認証を設定すると、ログイン時に手順がひとつ増えます。
まず最初にユーザー名(もしくはメールアドレス)とパスワードを入力するのは今までどおり。
この後、二段階認証の認証コードを入力する画面が出ます。SMSで送られてくる6桁の数字を入力すればログイン完了です。
SMSではなくセキュリティアプリ・セキュリティキー・バックアップコードでログインしたい場合は、「別の認証方法を選択」をタップして、使いたいツールを選択してください。
二段階認証の解除方法
二段階認証はずっと設定しておくことを推奨します。
しかし理由があって二段階認証しないようにしたい場合は、[設定とプライバシー] → [アカウント] → [セキュリティ] → [ログイン認証] と進み、「ログイン認証」のチェックを外せば設定が解除されます。
こちらの記事もおすすめ
Xに関する記事