iPhone 5s以降の端末に搭載されている指紋認証機能「Touch ID」。パスコードを入力する代わりに、ホームボタンに触れるだけで良いという便利機能です。
iPhoneを起動するときのロック解除はもちろん、App Store・iTunes Storeで購入する時、アプリで課金するとき、Apple Payを利用するときなど、様々な場面で作業がスムーズになります。
iPhoneのTouch ID(指紋認証)を登録する方法、使い方、解除のやり方
「Touch ID(指紋認証)」の設定方法
1.ホーム画面で「設定」をタップ
2.「Touch IDとパスコード」をタップ
3.パスコード(パスワード)を入力
※設定している場合のみ。
4.「iPhoneのロックを解除」のチェックをオンにする
5.ホームボタン上にいずれかの指をあてる
6.登録したい指の腹をホームボタンに当てて離すを、何度か繰り返す
この時、ホームボタンを押し込むと「ホームボタンをタッチするときは軽く触れてください」とアラートメッセージが出ます。押すのではなく、触れる程度にしてください。
7.「続ける」をタップ
8.指の境界部分をホームボタンに当てて離すを、数回繰り返す
9.登録完了!
これで指紋を登録完了です。次回から登録した指をホームボタンに当てるだけで、ロックを解除できます。
指紋を複数登録する
最大5つまで指紋を登録できます。左右の親指、左右の人差し指……と複数登録しておけば、解除がよりスムーズになります。
指紋を追加したい場合は、[設定] → [Touch IDとパスコード] と進み、「指紋を追加」から登録できます。
登録した指紋を削除する
[設定] → [Touch IDとパスコード] と進み、登録されている指紋の中から削除したいものをタップ。「指紋を削除」を選択すれば、端末から削除されます。
ロック解除以外でもTouch ID(指紋認証)を使う方法
ロック解除以外にも、「iTunes StoreとApp Store」「Apple Pay」「パスワードの自動入力」にTiouch IDが使えます。
[設定] → [Touch IDとパスコード] と進み、指紋認証を使いたい機能にチェックを入れるだけ。これでパスコードの代わりに、ホームボタンに指を触れるだけで済みます。
アプリの起動にTouch ID(指紋認証)を使う
アプリの中には起動時などにTouch IDを使えるものもあります。以下では代表的なアプリ・ツールでの、指紋認証の設定方法をご紹介します。
『LINE』で指紋認証を行う
[友だちタブ] → [設定] → [プライバシー管理]と進み、「パスコードロック」をオンに。すると下に「Touch ID」の項目が出てくるので、ここをオンにしてください。
これで『LINE』の起動時に、指紋認証が求められるようになります。
『Evernote』で指紋認証を行う
『Evernote』アプリを起動し、[ユーザータブ] → [設定] → [パスコードロック]と進み、「パスコードをオンにする」をタップ。「Touch ID」の項目をオンにしてください。
『Dropbox』で指紋認証を行う
『Dropbox』アプリを起動し、[アカウントタブ] → [設定] → [パスコードロック]と進んだら、「パスコードをオンにする」をタップ。「Touch ID」の項目が出てくるので、ここもオンにしてください。
Touch ID(指紋認証)がうまく登録・認証できない原因・対処法
指が濡れている・汚れている
指が汗などで湿っていると、指紋が認識されづらくなります。また手が汚れている場合も同様なので、一度指先を拭いて試してみてください。
ホームボタンが汚れている
指先は綺麗でも、ホームボタンが汚れている場合も指紋認証ができなくなります。端末を綺麗に拭きましょう。
保護フィルムがずれて、ホームボタンにかぶっている
iPhoneの画面に保護フィルムを貼っている場合、それがずれてホームボタンにかぶってしまっている可能性があります。ホームボタンの一部が隠れていると認識しづらくなるので注意してください。
指紋を登録し直す
どうやっても指紋の認証がうまくいかない場合は、季節・気温などによって、指紋が少し変わってしまった可能性も考えられます。登録している指紋を削除し、再度登録し直してみましょう。