大手企業も、個人の駆け出しプログラマーも、手塩にかけて作ったアプリをリリースしているスマホゲーム業界。今回は日々膨大な量のスマホアプリを追い続けるAppliv編集部が、おすすめゲーム30本を厳選!
●スマホの機能を活かしたゲーム
●スマホでしか遊べないゲーム
●スマホで人気を博し後にPC(パソコン)などに移植されたゲーム
この3つの基準を軸に選出しました。どれもクオリティは折り紙付きで遊んで損はなし。定番から隠れた良作まで、幅広く揃っています。
「スマホゲーは面白い!」おすすめ厳選アプリ30本 定番の名作も隠れた良作も
RPG 7本
Pokémon GO(ポケモンGO)
現実世界の地図にポケモンが出現。実際に歩き回ってポケモンを集めていく、位置情報を搭載したスマホならではのゲームです。ARを使えばカメラ越しの風景にポケモンが出現。ポケモンが本当に存在しているかのような臨場感がたまりません。
ドラゴンクエストウォーク
こちらは「ドラゴンクエスト」の位置情報ゲーム。スライムやドラキーなどおなじみのモンスターがARを通じて出現します。『ポケモンGO』と比較するとこちらはバトルがメイン。モンスターを倒しながらクエストをこなし、自分だけの冒険の書を作り上げましょう。
プリンセスコネクト!Re:Dive
「超大作アニメRPG」と謳われる一作。その売り文句に恥じぬ通り、メインストーリーはもちろん、期間限定イベント、バトル、メニュー画面に至るまで惜しみなくアニメーションが挿入される豪華仕様。まるで大作アニメを観ているような新鮮なプレイ感は、本作でしか味わえません。
Ash Tale-風の大陸-
『リネージュ』、『黒い砂漠』など老舗のMMORPGのモバイル版がリリースされる中、彗星のごとく登場した『Ash Tale-風の大陸-』。完全新作のMMORPGながら好調なセールスを記録しています。
その秘密は柔らかなタッチで描かれた優しい世界観。絵本のような雰囲気が、癒しを求めるプレイヤーの心を鷲掴みにしています。
再翻訳クエスト
個人制作のゲームにもセンスが光るタイトルが盛り沢山。『再翻訳クエスト』はゲーム内のテキストをすべて再翻訳(日本語→外国語→日本語の順に機械翻訳)した結果、カオスと化したバカゲーです。
「山田はだしロールですか?」など意味不明な言葉が乱立し、会話の前後でキャラクターの名前さえ一致しないという有様。しかも全編フルボイス(CV:作者)という、力の入れどころを間違えたこだわりっぷりがプレイヤーの腹筋を直撃します。
ダンジョンメーカー
ダンジョンに罠やモンスターを設置し、侵入してきた冒険者を撃退するRPG。インディーズの有料アプリながら異例のヒットを記録し、Google主催の「ベスト オブ 2018」の「インディー部門」に選出されました。
その人気の秘密はシンプルさの中に秘められた中毒性。本作はローグライクのランダム性に加え、プレイヤーも少しずつ強くなる要素が取り入れられています。毎回新鮮な気持ちでプレイでき、しかもプレイヤーも着実に強くなる絶妙なバランスで、リプレイが止まりません。
『魔女の泉』シリーズ
第4作までリリースされている人気シリーズ。ストーリーはそれぞれ独立しているため、どのタイトルから遊んでも問題ありません。
主人公は魔女で、採取・調合・修行などをして自由に過ごし、ストーリーを進めるというのがシリーズ共通の要素。
自由度の高さもさることながら、魔女を始めキャラクターの魅力が丁寧に描かれているのが印象的。さらにマルチエンディングになっており、物語の世界観にどっぷりと浸れます。
アクション 4本
モンスターストライク
「ひっぱりアクション」というジャンルを作り上げたパイオニア的ゲーム。基本は画面をひっぱって離すだけ。基本システムはシンプルに整えられた一方、ストライクショットや友情コンボなどド派手なシステムもあり爽快感は抜群です。
頻繁に他作品とのコラボが開催されるのも特徴。「ドラえもん」、「エヴァンゲリオン」、「ストリートファイター」、「スターウォーズ」などコラボ先は多岐にわたり、夢の共演を楽しめます。
アングリーバード2(Angry Birds 2)
ひっぱりアクションに物理エンジンを追加したらこうなった。怒れる鳥をスリングショットで飛ばし、にっくきピッグをやっつける『アングリーバード』シリーズ第二弾です。
堅牢に築かれた要塞も、ひらめき一つで大崩壊! 要塞もろともピッグを一網打尽にするカタルシスがたまりません。
ブロスタ
1試合3分で遊べる3vs3のオンライン対戦アクションゲーム。制限時間は3分と短めながら、内容は濃密。個人のプレイヤースキルが高くても複数人が相手だと不利になるため、連携でいかに数的優位の状況を作るかの駆け引きが熱いです。eスポーツにも選ばれた一作。
1試合が短い分、「あともう1試合だけ」の誘惑が強め。ハマりすぎにご用心。
#コンパス【戦闘摂理解析システム】
3vs3のチームに分かれ、フィールド上に設置されたポータルキーを奪い合うオンライン対戦ゲーム。ゲームバランスが絶妙で、最後の1秒まで逆転がありえる白熱の対戦を楽しめます。
『ギルティギア』、『この素晴らしい世界に祝福を!』、ボーカロイドなどコラボも盛ん。キャラクター性能は一長一短あり、早期に実装されたキャラクターでも十分に戦えるバランス。愛情とやりこみがあれば好きなキャラで戦い抜けます。
シューティング 1本
TIME LOCKER
自分が止まれば時間も止まる。「シューティングはノンストップ」という固定概念を覆すシューティングゲームです。その斬新なゲームシステムは世界中で絶賛され、個人制作ながらAppleの2016年ベストゲーム次点など数多くの賞を受賞しました。
配信開始からある程度の年月を経ても、面白さは決して色褪せることはありません。
放置ゲーム・クリッカーゲーム 4本
ねこあつめ
必要最低限の操作だけして、あとは待つだけ。「放置ゲーム」というジャンルが存在するのもスマホならではです。
『ねこあつめ』はおもちゃとゴハンを置いて待つだけで、愛くるしい猫がやってくる放置ゲーム。ボールと一緒にころころ転がったり、クッションでくつろいだり……おもちゃによって多彩な動きを見せてくれる猫たちに癒されます。
放置少女
放置ゲームにちょっとしたRPG要素とふんだんな萌え要素が詰め込めこまれたのがこちら。武将が美少女で描かれた「三国志」の世界を舞台に、黄巾の乱から始まる乱世を戦い抜いていきます。
と言っても基本は放置ゲームなので気が向いた時にアプリを起動して、キャラの強化やボス戦闘をこなせばOK。もちろんバトルはオートで進行するので、百花繚乱な美少女武将を思う存分愛でられます。
アビスリウムポール
ただ放置するだけでなく、画面タップでより有利になるのがクリッカーゲーム。『アビスリウムポール』は放置やタップで生命力を集め、氷山の仲間を集める癒しのクリッカーゲームです。
ペンギンやラッコなど、愛くるしい動物がどんどん集まってきます。波の音とヒーリングサウンドで癒し効果抜群。コンシューマーゲームではなかなか類を見ないプレイ感が新鮮です。
タップ タイタン 2 (Tap Titans 2)
画面連打で攻撃し、次々に現れる巨人を討ち倒すバトル系クリッカーゲーム。
最初は1ダメージ程度しか与えられませんが、コインで強化することでダメージが数百万、数千万とどんどん増加。仲間も少しずつ増えていき、どんどん強力なパーティに。敵も味方も強さがどんどん加速していくパワーインフレ感が癖になります。
シミュレーション 1本
Rebel Inc. -反逆の株式会社-
紛争の絶えない地域を治め、政情を安定させるリアルタイムシミュレーション。民事を整えるかたわら反乱軍を鎮圧させる、多方面的な戦略が必要でやりこみがいは十分。軍事を拡大させると汚職のリスクが増すなど、シビアかつリアリティのあるイベントも満載です。
タワーディフェンス 1本
アークナイツ
世界に見放された少女が、世界を守るために戦い続ける。迫害された異能者”感染者”の反乱をめぐる、悲壮感の滲むストーリーに胸を打たれるタワーディフェンスゲームです。
最大12人で部隊を組むバトルパートにも注目。再出撃にかかる時間、配置できる地形など、さまざまな要素を考慮する必要があり、戦略性は抜群です。
リアルタイムストラテジー 1本
クラッシュ・オブ・クラン
自分だけの村を作り、他プレイヤーの村へ侵攻。相手からの侵攻は全力で防衛。リアルタイムストラテジーの面白さを世界中へ広めた名作で、その後多くのフォロワーゲームを生み出しました。
相手から奪った資産で、自分だけの要塞を構築。一方で自分もまた資源を奪われる可能性がある……。オンラインだからこそのスリルに病みつきになったプレイヤーが続出しています。
トレーディングカードゲーム 2本
シャドウバース (Shadowverse)
ダークファンタジーな世界観のトレーディングカードゲーム。バトル中の「進化」による大幅強化が目玉システムで、進化の使い方次第では逆転勝利も可能。国産のトレーディングカードゲームでも群を抜いて人気があり、eスポーツの大会も開催されています。
TEPPEN
こちらはカプコンのトレーディングカードゲーム。リュウ、ダンテ、ウェスカーなど人気キャラクターが総登場します。
本作はターン制ではなくリアルタイム制となっているのが特長。デッキ構築以外にも、状況に合わせて戦略を変えていくアドリブが勝敗を分けます。
カードゲームでありながら息をもつかせぬゲーム展開は、数多くのアクションゲームを手掛けてきたカプコンならではと言えるでしょう。
パズル 1本
ナユタとほうき星の旅
ナユタとアイラ、ふたりのキャラクターを切り替えながらステージを攻略する3Dパズルゲーム。クリアにはふたりの協力が必須。1ステージは短いですが戦略性があり、やりごたえは十分です。ステージをクリアするごとに物語が進行。心温まるストーリー展開にも注目です。
アドベンチャー 2本
過去の自分を殺そうとする男のタイムリープが描かれるノベルゲーム。タイムリープするたびに新たな物語が展開。なぜ自分を殺すのか、なぜ過去を繰り返すのか、秘められた謎が徐々に明らかになっていきます。
1時間ほどですべてのエンディングに到達できるボリューム量ですが、先が気になり一気にプレイしたくなります。
彼女は最後にそう言った
4年前に死んだはずの少女から1通の手紙が届き、真相を突き止めていく感動系アドベンチャーゲーム。リリースは2015年ですが、5年以上経過した現在でも「感動した」のレビューが続出しており、根強い人気が伺えます。
ネタバレになるので詳細は伏せますが、要所で「泣かせる」展開が盛り込まれており、物語の緩急の付け方が見事。タイトルにもなっている『彼女は最後にそう言った』の意味を、ぜひ確かめてください。
リズムアクションゲーム(音ゲー) 1本
DEEMO
ひとりぼっちで城に住む謎の生物「Deemo」と、城に迷いこんだ少女。出会うはずのない二人が出会いから、奇妙な物語が始まる……。曲をクリアするごとにストーリーが進行するリズムアクションゲームです。
収録された楽曲はピアノがメインの繊細な曲調のものが多く、本作の幻想的な世界観にピッタリ。譜面もまるで本当にピアノを演奏しているかのような配置になっており、物語への没入感を高めてくれます。
クラフトゲーム 1本
丸太を削って木彫りの作品を作る、コンシューマーではなかなかお目にかかれないクラフトゲーム。丸太をガリガリ削る感覚が気持ち良く、シンプルながらもつい熱中してしまう中毒性があります。
丸太を彫刻刀で削る以外にも、スポンジで表面をなめらかにしたり、スプレーで塗装したりとお楽しみが満載。眠っていた芸術センスが目覚めるかもしれません。
ホラー 2本
海外を中心に人気のホラーゲーム『Five Nights at Freddy's』のAR版。自分の家が、狂気に満ちたアニマトロニクス(機械人形)達の巣窟に変わり果てます……。
辺りを見渡してアニマトロニクスの気配を察知しながら、スタンガンで撃退。失敗すると餌食に……。振り向いた瞬間に襲われた時は、思わず体がのけぞってしまいます。
【VR版】改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯
スマホオリジナルのホラーゲーム『無影灯』のVR版。高価なヘッドセットは不要で、安価なVRゴーグルで気軽にVRゲームを楽しめるのがスマホの嬉しい点。特にホラーゲームとVRの相性は抜群です。
実際に視点を動かさなければいけないので、目線を逸らせて恐怖を軽減しようと思っても不可能。ちょっと後ろを振り向くだけでも、心臓がバクバク高鳴る緊張感を味わえます。
無影灯 開発者インタビュー
テーブルゲーム 2本
みんなで早押しクイズ
気軽にオンラインの早押しクイズに挑戦できるアプリ。教養、雑学、ホビーなど出題されるジャンルは幅広く、自分の知識を試すにはピッタリ。1プレイ3分程度で終わるので、ちょっとした空き時間を利用して遊べます。
麻雀闘龍
オンラインでもオフラインでも遊べる麻雀ゲームです。3段階のCPUレベル、テンパイ時の待牌表示、詳しいルール説明など初心者でも遊びやすく機能が充実しているのが嬉しい限り。
またいい意味で演出は控えめで、落ち着いた雰囲気なのも特長。ちょっと気軽に麻雀を打ちたい時にピッタリです。
スマホでしか味わえないプレイ感が満載。スマホゲーは面白い!
今やコンシューマーゲームに匹敵するほどの盛り上がりを見せるスマホゲーム業界。
ソーシャルゲームの課金スタイルには抵抗感を示すユーザーがいるのも事実ですが、節度を守れば楽しめる要素がたくさんあります。空き時間で毎日コツコツ進める感覚、リアルタイムで開催されるイベントはソーシャルゲーム特有の楽しみ。
また個人製作のアプリやスマホの機能を活かした『ポケモンGO』や、コンシューマーではお目にかかれないゲームも盛りだくさん。スマホゲーだけの面白さを、ぜひ体験してください。
こちらの記事もおすすめ