「大人数でわいわいおしゃべりしたい!」
そんなときに試してほしいのがLINE(ライン)の「オープンチャット」。グループトークの機能を発展させ、知らない人とも気軽に話ができるコミュニケーションツールです。
テーマを決めて参加者を募集できるので、趣味友が欲しい人にもぴったり。個人情報がしっかりガードされているので、LINEの個人アカウントを知られることなく交流することができます。この記事では「オープンチャット」の使い方や魅力を詳しくご紹介します。
LINEのオープンチャットとは 使い方・機能・参加する方法を解説!
LINEのオープンチャットとは
LINEの「OpenChat(オープンチャット )」は、グループトークをさらに拡張し、自由で開放的な使い方ができる機能です。既存のトークルームに参加したり、新しく自分で作ることもできます。
「オープンチャット」の最大の魅力は、友だち登録していないユーザーとお喋りできること。参加自由のトークルームのほか、管理者からURLやQRコードで招待できるので、参加者を限定したルームにすることも可能です。
ひとつのトークルームで最大5,000人とチャットができるので、アイデア次第でいろんな使い方が楽しめます。
専用アプリは不要
一般的なチャットサービスの場合、専用アプリのダウンロードやサイトへのログインが必要です。また、個人情報の登録など面倒な手続きが多く、気軽に利用しにくいというデメリットがありました。
その点、LINEのオープンチャットならアプリの中に機能がついているため、LINEアカウントを持っていれば誰でも始められます。
グループトークと同様の操作でチャットができる
オープンチャットでの会話は、基本的にグループトークと同じ操作方法です。普段からLINEを使っている人ならマニュアル不要で楽しめるので、まずは気軽におしゃべりから始めてみましょう。
人数が多いトークルームでは会話がハイスピードで流れてしまうことも多いですが、特定のメッセージに返信するリプライ機能や、特定の相手に返事をするメンション機能を使いこなせば、興味のある内容だけを楽しむことができます。
スタンプ、写真、ノートやアルバムも使用できる
オープンチャットはスタンプや写真など、いつものLINEでの会話と同じように使えます。人数が多いと文字だけのメッセージでは目立ちにくくなるため、画像を上手に取り入れながら、会話を楽しんでみてください。
また、ノートやアルバムも投稿できるので、「みんなに見て欲しい」写真やイラストをアピールしたいときに活用してみましょう。イベントの概要など、途中から参加した人に大事な連絡事項を伝えたいときにも便利です。
NGワード削除、メンバーの強制退会も可能
管理者または副管理者は、「Bot」の中にある「スパムフィルター」からNGワードを設定できます。
NGワードを含むコメントは瞬間的に消え、一定の回数以上NGワードを投稿した参加者を強制的に退会させることも可能です。
NGワードは部分的一致、全一致が選べるので、厳しさのレベルも調整できます。
コメントを削除できる
NGワード以外にも「これは問題あり」「誰かを攻撃している」と判断した投稿については、コメントを削除することも可能です。
個人の端末から消すだけなら長押し→削除でOK。チャットルームのトーク履歴から消去し、全員の端末に表示されなくするには、管理者または副管理者が長押し→削除を2回押して出てくる「完全削除」を選びます。
また、荒らしと判断された場合には、管理者権限でメンバーの強制退会も可能です。
LINEのオープンチャット機能の特徴
オープンチャットとグループトークの違いは「知らない人と話せる」ことです。
オープンチャットはSNSのリプ欄や掲示板に近い感覚で、不特定多数の人と交流が楽しめます。個人のプライバシーや安全性に配慮した機能も多く、初心者にもおすすめです。
ここではオープンチャットの代表的な機能をご紹介します。
トークルームごとにプロフィールの設定が可能
オープンチャットには、個人情報を守るための機能がついています。そのひとつが、トークルームごとのプロフィール設定です。
初めて参加するトークルームでは、最初にニックネームの設定画面が立ち上がり、好きな名前とアイコンを設定できます。アカウント情報を公開せずに会話が楽しめるので、本名や個人情報を知られたくない人も安心です。
また、名前は途中で変更することもできます。身バレが怖い人も安心して好きな話題に参加してくださいね。
LINEの友だち登録をしなくてもグループトークができる
グループトークとオープンチャットの大きな違いは、「友だち登録なしでも会話ができる」という点です。
既存のトークルームに参加するだけでなく、自分でテーマを立ち上げてメンバーを募集すれば世界中のLINEユーザーとつながれるのが大きな魅力です。中にはお悩み相談やプロの知識が得られるサロンなどもあり、お役立ち情報が盛りだくさん。
気になる話題を見つけたらどんどん飛び込んでみましょう。
過去のトーク履歴を見ることもできる
オープンチャットでは、参加する前のトーク履歴を閲覧することができます。閲覧できるトークの日数は以下の通りです。
テキスト | 180日前まで |
---|---|
画像 | 30日前まで |
その他 | 14日前まで |
全員にお知らせする重要な情報はノートなどで固定できるので、後から来た人が置いてきぼりになることがありません。トークルームに入って最初の挨拶をした後は、過去の会話を眺めてみましょう。
トークルームごとに公開設定の選択が可能
オープンチャットはトークルームの管理者が自由に「公開設定」を決められます。
最初にトークルームを作ったときはデフォルトで「全体公開」になっているため、検索を許可していない場合でも、リンクやQRコードをメンバーがシェアすると第三者に公開されてしまいます。
参加者を限定する場合は、設定→公開設定から「参加コードの入力」または「参加の承認」にしておくと、特定のメンバーのみ参加できるようになります。
仲良しグループやイベント参加者の打ち合わせなど、飛び入り参加NGのトークルームでは、公開設定を忘れないようにしましょう。
【基本】LINEのオープンチャットの使い方
オープンチャットはLINEアカウントを持っていれば誰でも始めることができます。
自分でトークルームを作成する方法と、気になるトークルームに参加する方法をご紹介します。
LINEオープンチャットにアクセスする方法
右上にある、図のマークがオープンチャットです。こちらをタップするだけで入れます。
すでに参加しているオープンチャットがある場合はトークリストに並ぶので、そのアイコンをタップすれば入室できます。
オープンチャットでトークルームを作成する方法
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STEP1
ホーム画面で「オープンチャット」をタップ
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STEP2
「オープンチャットを作成」をタップ
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STEP3
トークルームを設定する
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STEP4
プロフィールを作成する
オープンチャットに招待する方法
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STEP1
招待マークをタップ
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STEP2
シェア方法を選択
招待の方法は「リンクをコピー」「リンクをシェア」「友達を招待」「QRコードをシェア」の4種類です。招待を受けたメンバーが参加すると、トークルーム名の横に(3)というように人数が表示されます。
以上が全公開のオープンチャットへの招待方法です。
なお、「公開設定」で「参加コードの入力」を設定した場合は、管理者が設定したパスコードを入力、「参加の承認」を設定した場合は、既定の質問に答えてもらうことで参加が可能になります。
既存のオープンチャットに参加する方法
次は、すでにあるオープンチャットに参加する方法です。知らない人たちがいるところへ飛び込んでいくのは勇気がいるかもしれませんが、基本的に全公開の場合は新人さん歓迎のトークルームがほとんどです。ぜひ気軽に参加してみてください。
それでも不安な方は、初心者向けにオープンチャットの使い方をレクチャーしているトークルームから始めてみるのもいいでしょう。もちろん「合わないな」と思えば退会も自由です。
参加したいオープンチャットを探す
既存のオープンチャットを探すには、まずホームのサービス一覧から「オープンチャット」のアイコンをクリック。するとオープンチャットのトップページが開きます。
ここに「おすすめの新着トークルーム」や「ピックアップ」など、注目度の高いトークルームが紹介されているので、その中から選ぶのもひとつの方法です。
さらにそこから下へスクロールすると、今度はカテゴリー別に分かれます。
新着&ピックアップは要注目
ちなみに「おすすめの新着トークルーム」の見た目はこんな感じです。おすすめは随時変わるので、まめにチェックすると好みのトークルームが見つかるかもしれません。
お悩み、困りごと相談のトークルームもあります。ひとりで抱えている片思いの悩みや、お肌のトラブル解消など「無料でいいの?」というような、お役立ちコンテンツが目白押しです。
書き込みの最終時間が表示されるので、活発なトークルームがひと目でわかりますよ。
参加ボタンでプロフィールを設定して参加
参加したいトークルームが見つかったら、さっそく入室してみましょう。方法はとてもシンプルです。
「参加する」ボタンを押すとプロフィール作成画面に進むので、そのトークルームで使用する名前とアイコンを設定します。趣味の集まりであれば、話がはずむようなアイコンを選ぶといいでしょう。
QRコードで参加する方法
友達から送られてきたり、メディアなどで公開されていたりするQRコードを読み込んでオープンチャットに参加する方法もあります。
LINEのトークで受け取った場合は、いったん端末に画像を保存し、QRリーダーからライブラリを選べば読み込めます。
もちろん、LINE以外でもメールに添付したり、TwitterやfacebookなどのSNSにも送ったりできるので、LINEでつながっていなくても大丈夫。
また、Googleフォトやドライブなどにも画像としてアップロードできるので「イベントでフライヤーを作る」「はがきに印刷する」というときにも便利です。
定員オーバーで参加できない場合も
なお、参加ボタンを押しても「参加メンバーが定員数に達しているためトークに参加できません」と表示されることがあります。
「オープンチャットは5,000人まで参加できるのになぜ?」と思うかもしれませんが、管理者は最低5人~最高5,000人まで好きな人数を選んで設定できるのです。そのため定員オーバーになるトークルームもあることを知っておきましょう。
オープンチャットを退会する方法
オープンチャットは基本的に出入り自由なので、好きなときに退会が可能です。興味があって参加してみたけれど自分には合わないと感じた場合や、会話でトラブルが起こったときなどは、以下の方法で退会してください。
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STEP1
メニューボタンを開き、「退会」をタップ
トークルームの右上にある「≡」ボタンをタップし、「退会」を選びます。
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STEP2
シェア方法を選択
まとめ
使いこなせば、すべてのLINEユーザーとつながるチャンスが生まれる「オープンチャット」。好きなときに出入り自由で、プライバシー保護もしっかりしていますし、無料で利用できます。
「まだ使ったことがない」という人は、ぜひ便利に活用してコミュニケーションのエリアを広げてみてください。気の合う友達や、掘り出し物の情報に出会えるかもしれません。
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