『Twitter(ツイッター)』の音声投稿はあなたの気持ちを声で発信できる機能です。スマホ一つで、手軽に言葉を届けられます。
ただし、残念ながらAndroidやWeb版には対応していません。この記事では、現在この機能に対応しているiOS(iPhone)を使って音声投稿の機能や使い方などをご紹介します。
Twitter音声投稿(ボイスメッセージ)のやり方 音声だけでライブ配信する
Twitterの音声投稿とは?
2020年夏にリリースされた「音声投稿」とは、Twitter上で自分の声を録音してツイートできる機能です。今までも動画をアップロードできましたが、音声投稿はより簡単に自分の思いを伝えられます。
最大で58分録音できる
ツイートの文字数の上限が140字であるのと同様に、1回に録音できる音声は140秒です。
とはいえ「140秒では足りない」という方は、そのまま話しつづけると25個までスレッドで音声ファイルをつなげられます。時間にして最大58分の録音が可能です。
DMでも音声録音が利用できる
音声録音はツイートだけでなく、DM(ダイレクトメッセージ)でも利用できます。ボイス投稿と同じく、1回のメッセージで送れるのは140秒までです。
ツイートの投稿と違い、DMでのボイスメッセージのやりとりはiOSだけでなくAndroidでも利用できます。
音声投稿のやり方
投稿する手順を画像をつかってまとめましたので、さっそく見ていきましょう。まずは通常のツイートをするようにツイート画面を開きます。
手順①ツイートアイコンをタップ
手順②紫色の音声アイコンをタップ
手順③レコーディングアイコンをタップ
録音画面に切り替わるので、「レコーディングボタン」をタップして声を吹き込みましょう。録音中に画面中央下の「ストップボタン」を 押すと一時停止・録音完了できます。
手順④音声の録音を完了する
録音が完了したら画面右上の「完了」をタップするとツイートされます。
実際に音声投稿されたツイートはタイムラインでは、このように表示されます。
140秒を超えたボイスファイルは、スレッド化されて1つのツイートにリツイートする形でまとめて投稿されます。ボイス投稿の画面左上に数字がありますが、これがスレッドの数を表します。
音声投稿の再生方法
投稿されたボイスを再生する方法を解説します。
やり方は簡単で、ボイス投稿されたツイートの横長の画像をタップするだけです。再生中にはスマホ画面下に表示が 出るので、今なにを聞いているのか確認できます。
また再生中にTwitterの画面を閉じても、バックグラウンド再生で音声を聞けるようになっています。
この音声ツイートは投稿者が鍵付きでなければ、Twitterに登録していない人や、フォロワー以外でも再生できます。
「足跡機能」はついていないので、Instagramのストーリーのように誰が再生したのかもバレません。
音声投稿の保存方法
音声投稿を保存する方法は使用するツールにより異なります。今回は『Clipbox+』を使用した音声データの保存するやり方をご紹介します。
表示のされ方が違うため、iOSとAndroidの2つのパターン画像を用意しました。お使いの端末にあわせて進めてください。
手順①右下のアイコンをタップ
Twitter上で保存したい音声ファイルのツイートURLをコピーします。保存したいツイートを選び、シェアボタンをタップします。
手順②「リンクをコピー」とタップ
iOSでは「リンクをコピー」、Androidでは「クリップボードにコピー」と表示されます。
次に『Clipbox+』を開いて、動画をダウンロードしましょう。
手順③サーチをタップ
Android版では、「クリップ」と表示されています。
手順④ブラウザをタップ
手順⑤URLをペーストして検索
Android版では表示は、Googleの検索画面が表示されます。コピーしたURLは画面上部の入力欄にペーストしましょう。
手順⑥音声ファイルを再生・停止
音声を1度再生してからでないと、うまく保存できない場合もあります。ページを開いたら録音したいファイルを再生・停止しましょう。
手順⑦画面下の+アイコンをタップ
手順⑧メッセージを選択
ファイル名や保存先のメニューがでてくるので、「OK」を選択しましょう。これで音声ファイルが『Clipbox+』内に保存されました。
手順⑨音声ファイルを保存
保存されたファイルは、マイコレクションから聞けます。
音声投稿の注意点
ここまで音声ツイートのやり方や、再生・保存方法についてまとめてきました。次に音声投稿をするときに注意したいことを3つ紹介します。
終了ボタンを押すまで録音状態が続く
ストップするまで録音状態が続いてしまうため、停止ボタンの押し忘れに注意が必要です。録音を停止しないままでいると、最大58分ものデータが録音されることになります。結果として、スマホの容量の圧迫やバッテリー切れを起こす原因にも。
また知らないうちに録音していたデータを誤ツイートしてしまい、プライベートな音声が流出してしまう恐れもあります。
音声ツイートをするときは終了ボタンを押したのか必ず確認しましょう。
投稿した録音画面のプロフィール画は変更できない
音声ツイートに使用されるプロフィール画像は、ツイート後の変更はできません。
プロフィール画像を変更すると、通常ツイートのアイコンは自動で新しいものに切り替わります。しかし、音声ツイートの録音画像は昔のままでアイコンを変えても反映されません。
もし過去に見られたくないアイコンを使用して音声ツイートをしていた場合は、忘れずに投稿を削除しておきましょう。
投稿した録音はTwitter内のデータにしか残らない
投稿した音声ツイートのデータは、スマホ内には保存されません。Twitter上でしかデータが残らないので、たまにTwitterのバグでツイートが消えると復元は不可能です。
ずっと残しておきたいのなら、前項であげた音声投稿のデータ保存方法を使って別のツールに記録しておきましょう。
Twitterの音声投稿ができない原因と対処法
「音声投稿ができなかった」という声もあります。ちなみに2021年4月の時点では、Androidは音声投稿に対応していません。
よくある音声投稿ができない原因として、以下の3つが挙げられます。
① アプリの更新がされておらず、古いバージョンである
② iPhoneのバージョンを更新していない
③ その他の原因
まずは自分のTwitterやiPhoneの状態を確認してみましょう。
対処法①アプリの更新がされておらず、古いバージョンである
音声投稿が実装される古いバージョンでは音声ツイートはできません。
App StoreでTwitterを検索すると、今利用しているTwitterのバージョンが確認・更新できます。
対処法②iPhoneのバージョンを更新していない
iPhoneのバージョンが古い場合も、Twitterアプリ同様にアップデートをしてみましょう。やり方は、iPhoneの「設定」から確認・更新ができます。
対処法③その他の原因
原因が分からないパターンの対処法として4つ解決法を挙げます。
・スマホの電源をオフにし、iOSデバイスを再起動する
・Twitterを1度ログアウトし、再度ログインする
・開いているTwitterのブラウザを閉じる
・Twitterのマイク設定がオフになっていないか確認する
これらを試してみて効果がないようなら、Twitterのカスタマーセンターに問い合わせしてみましょう。
Twitterの音声投稿に関するQ&A
ここまででTwitterの音声投稿のやり方について理解できたのではないでしょうか?
最後に音声投稿についてよくある質問をまとめました。
音声投稿の背景画像は変えられないの?
2021年4月の時点では、背景画像は変えられません。
デフォルト画像は、色のバリエーションはあっても選べず、好きな画像を使うことができないのが現状です。
音声ツイートと同時にできないことはあるの?
音声ツイートと同時にできないことが2つかあります。
まず文字なしで音声投稿だけのツイートはできません。ツイートするには、本文の入力が必須です。
そして音声投稿と同じツイートでは、動画や画像の添付はできないのため、添付ファイルはリツイートや別のツイートであげるしかありません。
フォロワーとの距離を縮めるならTwitterの音声投稿を使おう
「音声投稿」のおかげで、自分を発信する方法がひとつ増えました。そのおかげでフォロワーとの距離も縮められたり、逆にフォローしていた人をより深く知れたりする機会にもつながっています。
スマホひとつで手軽に発信できる音声投稿を始めてみてみませんか?
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