みなさんが普段使っているApple MusicやSpotifyなどにある人気曲ランキングは、『TikTok』でバズっている曲が上位にランクインしていることが多いです。
『TikTok』には動画に使われている曲の表示機能がありますが、速度が変わっていたり、加工されていたりと、音源が原曲通りじゃないことも多々あります。
この記事では「よく目にするけどあの曲の原曲ってどんなの?」「印象に残っているけど曲をお気に入りするのを忘れて困っている」など、気になる人気曲について紹介。
『TikTok』で流行っている曲を邦楽・洋楽それぞれから選んだので、今後の動画作成の参考になればと思います。
TikTokで流行っている曲44選! 話題の洋楽や人気のK-POP、J-POPを紹介
TikTokで人気の洋楽23選
TikTokで人気の洋楽を紹介していきます。歌詞が日本語に聴こえるような面白い曲や話題のK-POP、ノリノリになれるダンスミュージックなども掲載しています。
1.Dynamite/BTS
韓国の7人組男性ヒップホップグループBTS(防弾少年団)の全編英詞のポップソング。Billboard Hot 100にて2週連続で1位を獲得。8月21日にMVが公開され24時間内に9820万回以上も再生され、記録的なスマッシュヒットになりました。
TikTokでは本家のキレのあるダンスをコピーする動画が多く、ハイレベルなダンス動画が多いです。是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
2.WANNABE/ITZY
芸能事務所JYPエンターテインメントの練習生によって結成された5人組のガールズグループ。TWICEを輩出した同事務所が繰り出す大型新人として2019年デビュー。こちらの曲は肩を動かすダンスが特徴的で「#肩ダンス」のハッシュタグで流行しました。
3. Heartbeat/Marcus & Martinus
手でハートをつくる動画でよく耳にするようになったこちらの曲の原曲は、14歳でデビューしたノルウェー出身の双子Marcus & Martinusが歌っている「Heartbeat」。曲を速くしているせいか女性ボーカルと思っていた方も多いのではないでしょうか。クールでお洒落な原曲も要チェック!
4.Beware/IZ*ONE
両手を広げ、虎をイメージしたようなポーズにして踊るガオガオダンスで流行ったIZ*ONEの「Beware」。IZ*ONEのTikTok公式アカウントではメンバーそれぞれのソロダンス動画があるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
5.Blinding Lights/ザ・ウィークエンド
「エアロビチャレンジ」で流行したこの曲。エアロビチャレンジは振り付けが簡単で、誰でもノリノリで踊れます。割と激しいダンス動画なので、家にいながらカロリー消費できますね。また2020年世界で最も売れたシングルとしても話題を集めました。
6.DISCO/SIXTHEMA
韓国のクラブを中心に大ヒットしたSIXTHEMAの「DISCO」。TikTokでは「#disco2k20」のハッシュタグとともに投稿されています。振り付けがとてもシンプルで、TikTok初心者にはぴったりのダンス。日本よりも海外で流行しています。
7.Party Till We Die/MAKJ&Timmy Trumpet
曲調がノリやすいことから、とりあえず盛り上がりたい時に使える1曲。曲名は「Party Till We Die」。日本語訳すると「死ぬまでパーティ」というまさにパーティピーポーなタイトル。イントロが終わって歌詞に入る瞬間に、腕を交互に動かす振り付けなので、誰でも簡単に撮影できます。
8.Matteo/Panama
日本のTikTokでシリシリダンスとして有名になったのはルーマニアのアーティスト、Matteoが2013年にリリースしたこの曲。世界でも大ヒットしており「シリシリ」と聴こえるところ「Zile Zile」という歌詞。
パナマダンスとしてタイやマレーシアを中心に大流行し、日本でも大ブームに。ハッシュタグは「#シリシリダンス」。
9.好想你 I MiSS U/Joyce Chu
「ハサミ〜ハサミ〜」と聞こえることで人気になったのはJoyce Chuの「好想你 I MiSS U」。投稿されている動画では、手をハサミのようなポーズにしてダンスしているキュートな動画が目立ちます。
TikTokでは速度が速くなっている動画が多いですが、原曲はゆっくりテンポでまた違った魅力がありますね。「ハサミ〜」の部分は実際は「好想你」(ハオシャンニー)。
10.Count On Me/Bruno Mars
手の平の上にアゴを乗せるというだけのシンプルなダンスで使われているのはこの曲。Bruno Marsが2010年にリリースした曲が原曲ですが、TikTokで流行っている可愛らしい声の正体はConnie Talbot。6歳でオーディションに出場し、可愛らしい声で評判になったイギリスのアーティストです。
11.Wicked Wonderland/Martin Tungevaag
メイクやモーニングルーティン系の動画で使われているのはノルウェーのDJ、Martin Tungevaagのこちらの曲。サビに合わせてスッピンから美女に変身する動画や、変顔からキメ顔に変化する動画などが流行っています。
12.Who Let The Dogs Out/Baha Men
人が続々と増えていく動画に使われている曲は「Who Let The Dogs Out」。タイトルがそのまま歌詞になっており、日本では「Who Let The Dogs Out」が「増えて父さん」と聴こえることから流行しました。自分を分身させたり、実際にみんなで協力して人が増えていく作品を作ってみてはいかがでしょうか?
13.Storeulv 2016/BEK & Wallin
TikTokをよく見ている方なら絶対知っているパリピダンスの「ルナルナダンス」の原曲はこちら。アゲアゲで爽快感のあるダンスチューンに合わせて踊るのが流行っています。また最近では『呪術廻戦』の両面宿儺や五條悟のイラストが曲に合わせて踊ったり、コスプレをして踊ったりする動画もあるので、そちらもぜひチェック!
14.Boom, Boom, Boom, Boom!!/Vengaboys
「Vengaboys」はオランダのアムステルダムで主に活動する4人組ユーロダンスグループ。TikTokで流行りの「Boom, Boom, Boom, Boom!! 」は1999年のオランダのチャートで1位を獲得しています。約20年前の曲が再熱するのはすごいですね!
15.Tonight You Belong to Me/The Lennon Sisters
TikTok内では犬が寝てしまう曲として話題の「Tonight You Belong to Me」。犬や猫だけでなく、ハリネズミやハムスターまで聴いたら眠ってしまう動画が多く投稿されています。小さい動物にとっては良い子守唄なのでしょうか。自分のペットの可愛い場面を見たいならぜひこの曲で撮影しましょう!
16.CHERNOBYL 2017/Meland x Hauken
歌詞が「やりらふぃー」に聞こえることで若者の間で大人気になった、ノルウェーの2人組Meland x Haukenによる楽曲「Chernobyl 2017」。高校の文化祭のために作った曲が、2020年に日本でも人気の曲になりました。皆さんも一度は聴いたことがあるのでは?
17.Choices (Yup)/E-40
イエスorノーチャレンジの動画で話題となったのはカリフォルニア州のラッパー、E-40の「Choices (Yup)」。独特だけど中毒性のある曲で日本、海外問わず多くの人に使われています。「#イエスorノー」のハッシュタグで検索し、みんなのイエスorノーチャレンジを見てみましょう!
18.Beautiful ft. Ledri Vula/Flori Mumajesi
TikTokの広告などでも頻繁に流れており、知っている方も多いのではないでしょうか。原曲はFlori Mumajesiの「Beautiful ft. Ledri Vula」。よく聴くバージョンはかなり速度が速く、曲調が違うように聞こえるのでピンと来ないかもしれません。ミドルテンポの原曲もおしゃれ感があっておすすめです!
19.Not Your Barbie Girl/AVA MAX
「#フリーズチャレンジ」で使用されたことで一躍人気となったこの曲。TikTokでは速度が上がっているので声や曲が原曲よりキャッチーに聴こえます。フリーズチャレンジではこの曲を使って、終始動かないまま撮影するシュールな動画が大流行しました。
20.뚜두뚜두(DDU-DU DDU-DU)/BLACKPINK
10代〜20代の女性から絶大な人気を誇る、女性4人組ユニットBLACKPINKの「뚜두뚜두(DDU-DU DDU-DU)」。ハッシュタグ「#blackpinkddududdudu」では一般ユーザーの踊ってみた動画に加え、BLACKPINKのメンバーのダンス動画も見られるので要チェック!
21.How To Love/Lil Wayne
「#幸せはいつも続かない」のハッシュタグとともによく使われている曲の原曲はこちら。TikTok内では日本語の歌詞がついたものが使われていますが、原曲は英詞です。テンポもスローでシリアスな歌詞の曲。
22.PITBULL TERRIER/Die Antwoord
Die Antwoordはアフリカ出身の3人組のラップグループ。「Pitbull Terrier」のミュージックビデオはゾンビのようなメイクが衝撃的でかなり中毒性があります。TikTokでは外国人が派手なメイクをして撮影した動画が多いです。
23.X-Files Theme/Mark Snow
映画・テレビドラマ向け音楽の作曲家、Mark Snowが作ったBGM。日本では1995年に放送された超常現象をテーマにしたテレビドラマ「X-ファイル」で使用されました。ホラー系の動画によく使用され、日本のテレビでも不思議な現象を紹介する時にこの曲の冒頭部分が流れるので、一度は聴いたことがあると思います。
TikTokで人気の邦楽21選
TikTokで人気の邦楽を紹介します。TikTokからのネクストブレイクアーティストを要チェック!
1.ポケットからきゅんです!/ひらめ
「きゅんです」というキャッチーで可愛らしいフレーズが若い女性を中心に人気となった曲。2020年12月に発表された「TikTok流行語2020」では「#きゅんです」が大賞を受賞。TikTokを代表する楽曲になりました。
2.ドライフラワー/優里
アーティストが一発撮りのパフォーマンスを披露する人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」への出演をきっかけに人気に火がついた優里さんの「ドライフラワー」。自身が憧れるONE OK ROCKのTakaさんにカバーしてもらうなど話題を呼んだ曲。新世代のシンガーに今後も注目です!
3.魔法の絨毯/川崎鷹也
2020年8月に「魔法の絨毯」がTikTokで人気に火が付き、2021年1月には「ミュージックステーション」に初出演するなど、人気となるきっかけになった楽曲。「魔法の絨毯」は奥さんに向けたラブソング。気取らない愛の歌詞が人々の心に響いています。
4.第六感/Reol
シンガーソングライターReolさんの「第六感」。ボートレースの2020TVCMのイメージソングとして流れているので、TikTokをしていない人も聴いたことがあるかもしれません。可愛らしい声質ながら、ハスキーな独特の歌声が魅力的。
5.うっせぇわ/Ado
変幻自在のボーカルと強烈なパンチラインの歌詞で10代から人気を集めている「うっせぇわ」。YouTubeの再生回数は1.2億回を超え、誰もが1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
歌詞の内容も話題ですが、TikTokではそのエッジのある歌声に注目が集まっているのか、アカペラ動画が多い印象です。また替え歌のパロディなども多く投稿されています。
6.napori/Vaundy
弾き語りのカバー動画でよく使用される「napori」。Vaundyさんは作詞、作曲、アレンジを全て自分でこなし、デザインや映像もディレクションするマルチなアーティスト。耳に残るメロウな曲調が印象的。
7.キンモクセイ/オレンジスパイニクラブ
ポップさもありながらパンク界隈出身ならではの熱もあるサウンドで注目を集めているオレンジスパイニクラブの「キンモクセイ」。TikTokでは男女問わずカバー動画の投稿が目立ちます。タイトルにキンモクセイとあるように秋のシーズンにこの曲で撮影したら、エモい動画になりそうですね!
8.好-じょし-/坂口有望
2001年生まれのシンガーソングライター坂口有望さんの一曲。「好-じょし-」発表当時は16歳の女子高生。チャットモンチーの橋本絵莉子さん、GLIM SPANKYの亀本寛貴さんなどとともに楽曲制作もしており、ミレニアル世代の代表格のアーティスト。
TikTokではパラパラ漫画のようにカットを多く繋げた動画が流行っています。
9.おばけになっても/ふぇのたす
2015年に惜しまれながら解散したエレクトロポップバンド、ふぇのたすの楽曲。ゆるふわなボーカルの声に惹かれ、中毒になってしまう人が続出。TikTokでは速度を上げたこの曲に合わせて、目が飛び出るスタンプを使って「こわいこわいこわい」のところでおばけポーズをするのがセオリー。
10.summertime/cinnamons × evening cinema
日本のバンド「cinnamons」と「evening cinema」によるコラボ曲。2018年リリースで、2010年代のお洒落な渋谷系シティポップの雰囲気を存分に味わえる曲です。橋本環奈さんが主演したチャットサービス「DMM TELLER」のCM曲としても使われて話題に。
11.なにをやってもあかんわ/岡崎体育
いわゆる「ネタ曲」を多くリリースしている男性ソロプロジェクト、岡崎体育さんの楽曲。ポジティブな曲がチャートを賑わしている中で「もうなにをやってもあかんわ」というネガティブなキラーフレーズが清々しくて、むしろ好印象。
キャッチーなメロディと歌詞が若者の間で流行しています。
12.ひまわり/遊助
上地雄輔さんが遊助として8年前リリースした曲が、TikTokで再び流行中。卒業シーズンにぴったりな曲として学生の間で流行っています。スローモーションでジャンプをする動画のBGMとして思い出に残る動画を作成してみてはいかがでしょうか。
13.グッバイ宣言 / FloweR
TikTokでは定期的にボカロ楽曲が流行することがありますが、2021年はChinozoさんリリースした「グッバイ宣言」が流行しています。また「歌ってみた」ではなくオリジナル音源がよく使われており原曲の良さをそのまま使う動画が多いです。
14.イイ波のってん☆NIGHT/ファッキングラビッツ
セクシー女優ばかりで構成されたファッキングラビッツの「イイ波のってん☆Night」。「今日の〜お前は〜いい波乗ってんね〜」のフレーズを聴いたことがある方は多いのではないでしょうか? 原曲のミュージックビデオもギラギラして、その曲のノリの良さからTikTokで爆発的な人気を集めました。
15.インドア系ならトラックメイカー/Yunomi & nicamoq
声優の花澤香菜さんへの楽曲提供などでも活躍のYunomi(ゆのみ)さんとnicamoq(にかもきゅ)さんによる中毒性高い楽曲の1つ。「インドア系ならトラックメイカー」のハッシュタグではダンス動画もありますが、さまざまなキャラクターを動かすような編集の凝った動画が多く見られます。
16.Mrs. GREEN APPLE/僕のこと
Mrs. GREEN APPLEの「僕のこと」。ボーカル大森元貴さんの人間離れしたファルセットが存分に生かされたロックバラード。学生生活の最後に聴きたくなるような力強い歌詞は多くの人の共感を得ています。2019年の『第97回全国高等学校サッカー選手権大会』応援歌にも抜擢。
17.チューリングラブ feat.Sou / ナナヲアカリ
友達や恋人とふたりで踊るのがおすすめなナナヲアカリさんとSouさんの楽曲「チューリングラブ」。可愛らしい振り付けのダンスで思わずノリノリに。振り付けを考案したYouTuber、@小豆さんといりぽん先生さんによる踊ってみた動画もあるので、そちらも要チェック!
18.オドループ/フレデリック
ダンスロックバンド、フレデリックが2014年9月にリリースしたミニアルバム『oddloop』に収録された「オドループ」。再びTikTok上で人気を集めています。元々同曲のシュールなミュージックビデオのダンスが話題を呼び、リリース当時も流行していました。真似しやすいダンスはTikTok初心者にはうってつけ。
19.ウマーベラス/MONKEY MAJIK × サンドウィッチマン
大人気お笑いコンビ「サンドウィッチマン」とロックバンド「MONKEY MAJIK」とがコラボした人気曲。カロリーゼロ理論に基づいた歌詞の面白さとお洒落でファンキーな曲で若者に流行しました。ダンスの振り付けも簡単で覚えやすいです。この曲で踊ってカロリーゼロに。
20.セイカツ/おさるのうた
男子高校生が投稿した曲がTikTokで大流行。YouTubeでも家で撮影したバージョンの動画が500万再生を突破とスマッシュヒットに。透明感のある彼の歌声をぜひ確かめてみてください。ミレニアル世代のネクストブレイクアーティストを要チェック!
21.Mela!/緑黄色社会
男女混成4人組バンド緑黄色社会のキラーチューン「Mela!」。ギターボーカル長屋さんの透明かつ力強い歌声と作詞作曲ギター担当、小林さんポップセンスのある曲で同世代からの支持を集めています。疾走感のあるギター、キーボードのサウンドはいつ聴いても色褪せないですね。
著作権について
ここではTikTokを利用する際の気になる著作権について解説していきます。
ここまで紹介してきた曲はTikTokで使ってもいいの?
本記事でここまで紹介してきた曲はTikTokで使用しても大丈夫です。紹介したすべての曲が「楽曲を選ぶ」から検索できる曲であり、これらの曲はTikTokがJASRACと包括提携を結んでいるため権利関係で問題はありません。
「トレンド」画面から曲名やアーティスト名で検索して探しましょう。
TikTokにあらかじめ用意された曲は使って大丈夫?
YouTubeやライブ配信アプリなどで楽曲を使用する際には著作権の問題があります。現在TikTokはUCG(User-Generated Contents)契約としてJASRACと包括提携を結んでいます。いわゆるパートナーシップの契約です。
そのため動画作成時に「楽曲を選ぶ」で利用できる音楽については使用しても問題ありません。
サービス内の楽曲を自由に使える、利用許諾契約を締結しているUGCサービスの一覧はこちら
TikTok内の曲以外ならどんな曲(音源)ならつかっていいの?
自分で作ったオリジナルの楽曲であれば使用しても大丈夫です。
TikTokに曲を入れて使ってもいいの?
アプリ内で選べる楽曲以外に持っているCDをアップロードして使用することはできません。
著作権侵害するとアカウントの停止の可能性が
音楽や動画の著作権を侵害した場合、コンテンツの削除やアカウントの停止、閉鎖される可能性がありますので、不用意な音源、動画のアップロードには十分に注意しましょう。
次に流行する音楽をいち早く見つけられる!
最近はTikTokから流行する曲も多いので、TikTokでさまざまな曲を探してみたり、人気急上昇のハッシュタグで検索したりすれば、いち早く流行に乗れるかもしれません。
また過去の曲が再び流行することもあるので、懐かしい曲や日本語に聞こえるような昔の洋楽を使えば、自分で流行を作れるかもしれませんね!
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