被写体を目立たせ、ポップな印象を与える白フチ加工。やってみたいけど難しそう……と思っている人も多いのではないでしょうか。スマホアプリを使えば、簡単にプロのような白フチ加工ができます。
本記事では白フチ加工が簡単にできるおすすめアプリ4選をご紹介! 画像付きで詳しく白フチ加工のやり方も解説します。
写真を「おしゃれに白く縁取る」画像加工アプリ4選&やり方まとめ
人を白く縁取るだけでおしゃれに見える
画像加工アプリを使えば、人物の周囲に白フチを付けておしゃれな雰囲気を演出できます。
制作時間や作業難易度は上がりますが、複数人が写る写真でも白フチ加工ができます。
白フチ加工のおすすめアプリ4選と使い方
ここからは、白フチ加工ができるおすすめのアプリ4選を紹介します。使い方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
加工初心者におすすめ『Makaron』で自動フチ取り
『Makaron』はフチ取りする場所や、線の太さを簡単に設定できるため、初めて白フチ加工をする人におすすめです。
1.フチ取りしたい場所を選ぶ
画像に表示される「タグ」をタップするか、画面下の「人物」を選ぶだけでフチ取りの範囲が自動的に決まります。
2.手動で範囲指定もできる
「手動識別」でフチ取りの範囲を追加or削除しましょう。「+マーク」で範囲の追加、「-マーク」で範囲の削除ができます。
画像をタップすると拡大窓が表示されるので、細かな作業もしやすくなっています。
3.人物をフチ取る
「縁取り」を選ぶと、先ほど選択した範囲に白いフチが付きます。線の太さや色も変えられるので、お好みで変更してください。
応用編① 背景を別の画像に変更する
フチ取りをしたあとなら、「背景変更」ボタンから別の背景に差し替えられます。
テンプレから色を選ぶだけなので簡単。背景を透過したり、スマホ内の画像を利用したりもできます。
単色画像を選べば、背景がすっきりしておしゃれな雰囲気の画像が作れますよ。
応用編② 人物を消して背景のみにできる
『Makaron』なら写真から人物だけを消して、背景だけの画像も作れます。
人物をドラックしたまま少しずらします。ドラックをやめると背景が自動的に補完されるので、ゴミ箱マークをタップして対象を削除しましょう。
ごちゃついている背景の場合は、多少の違和感が残る可能性もあります。
『Picsart』ならフチの重ねがけも簡単に
『Picsart(ピクスアート)』は顔補正、コラージュ、フィルター、文字入れなどさまざまな編集ができるオールインワンの画像加工アプリです。
フチを2重に付けたい人やフチ以外の加工もしたい人は、『Picsart』の利用がおすすめです。
1.背景を消す
「ツール」タブから「カスタム」を選択しましょう。「ブラシ」と「削除」を使って残したい場所を手動でマーキングします。
作業中は画像を拡大するのがおすすめ。細部まできれいに選択しやすくなります。
2.加工した画像を保存しておく
残したい場所を塗りつぶしたら、画面右上の「→」をタップして「保存」を選択します。これで背景を透過した画像が準備できました。
3.画像を重ねて配置する
「写真の追加」から加工前の画像を選択します。ピッチ操作で画像を拡大して画面いっぱいに表示させましょう。
背景透過をした画像も同様の手順で追加してください。
4.人物に白フチを付ける
背景透過した画像を選択して「枠線」をタップします。
「度合い」を左右にスライドすると白フチの太さが変化します。好みのサイズに調整できたら白フチが付いた画像を、加工前の画像に重ねて完成です。
2重フチも付けられる
フチなしの透過画像を選択して新規作成します。「写真の追加」から背景透過済みの白フチ画像を追加。フチ無しの画像に合わせて配置しましょう。
「枠線」を選択するとフチが2重になります。ここでは2回目に付けたフチを赤色にしていますが、色と太さは自由に変更できるのでお好みに調整してください。
自由な形に縁取るなら『PhotoLayers』が便利
『PhotoLayers』ならハート型や丸型など、自由な形に白フチを設定できます。手動の操作が多く加工は大変ですが、唯一無二の白フチ写真を作れるのが魅力です。
1.加工する写真を選ぶ
「追加」から写真を選びましょう。被写体が大きく表示されるように画像をタップして画像サイズを調整します。
ここで背景を少しでも削っておけば、このあとの作業が楽になります。
2.背景を削除する
「ハサミ」を選択すると背景が自動で消えます。消えすぎた部分を「修復」したり、余分な部分を「手動」で削除したりしましょう。
3.白背景で保存する
背景を消したら「保存」から「保存(JPEG、背景:白色)」を選択します。
4.もう1度背景を削除する
「追加」から先程保存した白背景の画像を選択します。「ハサミ」をタップして再度背景を削除しましょう。
5.修復を使って白フチを付ける
「修復」を使い人物の周りをなぞると白フチが出現します。フチをハート型や丸型にしてもおしゃれに見えますよ。
フチ取りが終わったら「保存(PNG、背景:透明)」を選択して保存しましょう。
6.背景と合成する
「背景」の「写真アルバム」から加工前の画像を背景に設定します。白フチ画像を丁度いい位置まで移動させたら加工完了です。
人物に影を付けるなら『アイビスペイントX』がおすすめ
ここでは白フチではなく、黒い影を付ける方法を説明しています。すでに背景を透過した写真がある人は「人物に影を付ける」から読み進めてください。
1.「選択レイヤー」を選び作業を開始
加工したい画像を用意したら、画面右下の「1」をタップして「選択レイヤー」を選びます。
2.残したい部分を青く塗りつぶす
手作業で塗りつぶしをするため少々大変ですが、画像を拡大したりペンの太さを変更したりするとキレイに塗りつぶしができます。
はみ出してしまった部分は、「消しゴム」を使い修正しましょう。下記画像の①をタップして「ペン」と「消しゴム」ツールを切り替えられます。②をタップすると青い範囲を削除できます。
3.作業レイヤーを切り替える
レイヤーの選択画面を開き、元の画像(今回は1のレイヤー)を選択します。「+」から「レイヤーの複製」をしましょう。
4.選択範囲を解除する
レイヤーの複製が終わると背景が白く変化します。右上の「四角い点線アイコン」から、「選択解除」をタップして点線表示を消しましょう。
5.人物に影を付ける
画面左下の「筆マーク」から「フィルター」を選択して、「ドロップシャドー」をタップすると切り取った画像と同じ形の影が出来上がります。
お好みで影の濃さや位置を調整して加工完了です。
影を二重に付けられるのも魅力
「ドロップシャドウ」をもう1度タップすると、1回目より薄い影が作れます。
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