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安定した生活を送り、将来に備えて貯金するために、家計を計画的に管理していくことは重要です。漫然と始めてみても、長続きしないこともしばしば。失敗してしまう理由や、家計管理を継続するための方法を、本記事でチェックしていきましょう。

また夫婦で家計を管理するときのポイントもご紹介。お金に対する意識を共有し、協力して家計を管理することが、二人の将来設計の第一歩です。

家計の管理ができない理由

家計の管理ができていない場合には、何か原因があるもの。なぜ失敗してしまうのかわかっていれば、対策も立てやすくなるでしょう。原因には次のような例があります。

家計簿をつけておらず、支出や家計の状況がわからない

まず収入や支出を見える形で記録していないと、家計の状況は把握できません。アプリやノートで家計簿をつけることで、どれだけ貯金ができるか、節約できる無駄遣いがないかを確認できるようになります。

そもそも家計を管理する余裕や時間がない

家計簿をつけ始めても、気まぐれにつけていては続きにくいでしょう。週に1度など、決まったタイミングで家計の記録や振り返りをする時間を作ることが大切です。

貯金額などの具体的な目標がなく、計画を立てられていない

具体的な目標を決めていないと、節約の対策もあやふやになってしまいます。目標の金額と、達成までの期間を決めておきましょう。

毎月の予算を決めていないため、お金を使いすぎてしまう

家計を記録していても、毎月使える予算を決めていないと、使いすぎて赤字になることもしばしば。また医療費など臨時出費があると、せっかくの貯金を崩さなければいけない場合もあります。不測の事態の想定も踏まえ、毎月・毎年の予算はしっかり組みましょう。

夫婦の間で家計に関する情報が共有できず、足並みがそろわない

夫婦で家計を管理する場合、家計の情報を二人で共有する時間が必要。家計に対する二人の認識がズレていると、どちらかが節約しても、もう一方が使いすぎてしまうことも。二人分の収入がある以上、一人暮らしのときとは考え方が違ってきます。お互いの価値観のすり合わせも大事です。

家計を管理する方法

家計を管理するときには、家計簿のつけ方と振り返りが大切です。ここでは家計を管理する3つのステップと、各段階におけるポイントを解説していきます。

①貯金額や期間などの目標を決める

まずは貯金の目的や目標を決めるところから。いつまでに達成したいかも決めておくと、よりしっかりと計画を立てられます。子供の大学進学に備えて10年で500万円貯めるなど、ライフイベントに関連付けると目標を決めやすいでしょう。備えるようなイベントが思い当たらなければ、必ず毎月3万円ずつ貯めるなどでもOKです。

②家計簿をつけて収支を記録する。特にアプリがおすすめ

家計を振り返るために、家計簿をつけましょう。収入と支出を記録することで、毎月の収支が明確になります。

ノートなどでもつけられますが、特におすすめなのは家計簿アプリ。入力した支出を自動で計算してくれるほか、見やすいグラフ表示で収支を振り返れます。

中でも『マネーフォワード ME』は家計簿をつけたことのない人にもぴったり。カードや銀行口座と連携して、支出を自動で記録できます。現金での支払時でも入力が手軽な上に、レシートを撮影するだけで入力を済ませる機能も。誰でもカンタンに家計簿がつけられます。

▲入力した収支は自動で計算できるほか、口座からの入出金やカードの利用履歴もまとめて記録してくれる。

▲レシートの内容を読み取り、収支として記録できる。現金での決済がメインの人にもおすすめ。

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特定のタイミングを決め、記録の習慣をつける

支出を記録するタイミングは、自分に合ったペースを保ちましょう。なるべく毎日つけるのが望ましいですが、無理をすると挫折してしまいます。曜日や月末など、決まったタイミングにまとめて支出を記録するのもアリ。頻度よりも、継続して習慣にする方が大切です。

費目は4つ程度に分けておくと管理しやすい

支出の費目は4つ程度に分けるのがおすすめ。費目は細かく分けるほど、節約できるポイントを振り返りやすくなります。しかし細かすぎると、入力や管理のストレスになり挫折してしまうことも。まずは食費・日用品・趣味と、ざっくり分けるくらいでいいでしょう。

③支出を見直し、その結果を踏まえて次の予算を決める

毎月の終わりや給料日の前日など、タイミングを決めて収支を振り返りましょう。チェックすべきは主に以下の項目です。

・何にどのくらいお金を使ったか
・不要な出費はなかったか
・前月と比べて収支がどう変わったか
・前月と比べて貯金額がどのくらい増えたか

予算はこれまでの支出を参考に、無理のない範囲で設定しましょう。あまりに少ないと、後から計算が狂うこともあります。また予算も収支と同じく、費目を大まかに分けて設定すると、使いすぎを防げます。

保険料や通信費などの固定費も見直せる場合がある

入っている保険の内容が重複している場合は、不要な保険を解約して保険料を抑えられます。勤めている会社の福利厚生や、家族がかけてくれた保険の内容と、今入っている保険の内容が被っていないかチェックしておきましょう。

また通信費もスマホの機種や通信量のプランによっては高くなるので、自分が納得できる金額のものを選ぶのがおすすめ。最近ではキャリアの公式HPで、プランの料金をシミュレートできる場合も多いです。

医療費・養育費のように、臨時の出費や変動する費用も考慮

年間の予算を組むときには、臨時出費も踏まえて考えること。たとえば怪我をしたときの医療費や、車検の費用などです。4月には歓送迎会があったり、子供が小さいときには医療費がかかりやすかったりと、時期によってかかるお金が増えることもあります。

夫婦で話し合うべきポイント

今後のライフプランや貯金目標は、二人の意見をよくすり合わせる

貯金を始める前に、目標やお金に対する考えを二人で相談しておきましょう。家の貯蓄は二人のお金なので、貯め方や使い方が食い違うとトラブルのもとになります。マイホームの購入や出産については、時期と予算を話し合っておくのが無難です。その上で家計を誰が、どう管理するかを決めておきましょう。

二人が納得できる方法で家計を管理する

家計の管理方法は、双方が納得するものにするのがおすすめです。お互いの働き方や家事をする時間によって、家計管理に使える時間は違います。各々の負担を考えて話し合いましょう。夫婦での家計管理には、以下の3つの方法があります。

1.共有口座を作る

最もお互いの負担が少ないのは、共有の口座を作ってそこに生活費を入れる方法。給料が入ったら、お互いにあらかじめ決めておいた金額を口座に振り込みます。管理すべき家計を1つの口座に集約できるので、状況を把握しやすいのが特長です。

夫婦で収入が違う場合は、お互いの月給に占める割合を同じにすると平等です。また最初に振り込んだお金以外は自由に使えるのもメリットですが、無駄遣いをしないように注意。

2. どちらか1人が管理を担う

片方が専業主婦(主夫)なら、そちらが家計管理を担当するのもひとつの方法。家事とまとめて裁量を持てるので、柔軟に家計を管理できます。

またお小遣い制にしておくと、家の収入と支出をまとめて管理できるため、節約もしやすくなります。ただし負担が大きくなりやすいため、よく話し合って負担の軽減に気を配る必要があります。

3. 費目ごとに担当を分ける

共働きであれば、家計の費目ごとに担当を決めて管理するのもアリです。家事を担う方が日用品や食費を、もう一方が固定費や趣味のお金を担当するといったように、裁量を持つ分野に近い費目を担当するとスムーズでしょう。

ですが情報共有はしっかり行わないと、お互いに収支に対する認識のズレが生じてしまったり、計算ミスが発生したりするおそれもあります。

夫婦で家計についての情報を共有する

家計について、定期的に夫婦で共有しておくことが大切です。家計を二人が正しく把握し、同じ意識を持っておかないと、節約しても無駄遣いが減らず効率が悪くなります。

1ヶ月に1度、夫婦で家計を振り返る日を設けるといいでしょう。また『Osidori』をはじめ、内容を共有して管理できる家計簿アプリもおすすめです。

頭を使わなくていい、カンタンな貯金の仕組みを作る

カンタンに貯金できる仕組みを作っておくといいでしょう。やりくりしながら貯金のことも考えるのは大変です。たとえば夫婦の収入のうち、低い方はすべて貯金に回して高い方の収入から生活費を出すことにすれば、予算の設定がラクになります。子供がいるなら、児童手当を丸ごと貯金に充てるのもアリです。

貯金や家計管理を成功させるコツ

貯金額を先に抜き取る「先取り貯金」なら確実に貯められる

あらかじめ給料から貯金額を抜き取っておく「先取り貯金」をするのがおすすめ。貯金するはずだったお金まで使ってしまう、といったうっかりを防げるので確実です。

毎回の貯金額は、状況に応じて調整すること。あまり多くを貯金に回しすぎても、生活に支障が出たり、貯金を切り崩す羽目になったりしてしまいます。進学や塾通いでお金のかかる時期は、毎回の貯金額を多少減らす工夫が必要です。

貯金用の口座を別に作っておくと、貯金に手をつけにくい

生活費用の口座と貯金用の口座を分けると、管理がしやすくなります。ただしいくつも持っていると逆に管理が複雑化するので、多くても3つ程度にしておくのがベター。口座を作らずとも、引き出した現金を封筒に袋分けして管理するのも有効です。

クレジットカードでの決済を中心にすると、履歴を確認しやすい

クレジットカードでの決済を中心にしていれば、各種の支払い額を1回の引き落としにまとめられます。毎回の確認や管理がしやすくなるでしょう。またカードのポイントを貯められるのも大きなメリット。ギフトカードや家電といった商品と交換したり、食費に充てたりもできます。

使いすぎには要注意。デビットカードを使うのもアリ

クレジットカードを使うときには、口座の残高を超えて使いすぎないよう注意。心配な人はデビットカードを使えば、口座にある金額までしか利用できないので安心です。

またクレジットカードを家計簿アプリと連携させるのも、利用状況の把握のためには有効です。いつでも利用履歴が見られるので、使いすぎていると思ったらブレーキをかけられるでしょう。

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お金に余裕ができたら、投資に回して増やす

お金に余裕ができたら、投資をしてみると長期的にお金を増やせます。特につみたてNISAは少額から始められるので、リスクが低く初心者にもおすすめです。

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記事監修:伊藤真二

ファイナンシャルプランナー。介護福祉士資格を所有していることから、老後の暮らしや節約・資産運用など、安心できる未来、無駄のない今を生きるためのご提案を多く行う。 また、ニュースメディア、採用メディア、自動車メディアなどのライター・編集者の経験から記事執筆・監修も広く行っている。

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