『マネーフォワード ME』には有料プランもありますが、節約したいのに出費を増やしたくないと思っている人も多いでしょう。しかしマネーフォワード公式サイトに掲載されている「有料会員向けの調査」によると、平均で25,412円/月もの効果を実感できているようです。
そこで本記事では無料と有料どちらが自分に適しているのか判断しやすくなるように、プランごとに使える機能を具体的に紹介していきます。
『マネーフォワード ME』の有料版には、”家計を助ける”便利な機能が満載
『マネーフォワード ME』は無料でも使える
『マネーフォワード ME』は銀行口座や電子マネーなどを連携させると、自動で収支の計算や利用履歴を記録してくれる家計簿アプリです。連携できるサービスの数には制限がありますが、収支の管理をしたいだけなら無料でも充分使えます。
家計簿アプリの中でもマネーフォワードは、便利な機能が多いことから多くの人が利用しています。
マネーフォワード MEは使いやすい
家計簿と聞くと難しいイメージもあるかと思いますが、マネーフォワードは操作が非常にシンプルで使いやすいのが特徴。スマホの操作は苦手な人にもおすすめです。
有料プランの便利な機能を紹介
連携できるサービスが無制限
無料だとサービスの連携は4個までですが、有料プランにすると連携数は無制限になります。決済方法や口座の数が多い場合、有料プランの方がいいでしょう。
連携漏れがあるとアプリで一括管理できないので、すべて登録しておくのがおすすめ。もし使っているサービスが5個以上ある場合、無料のままで使いたいのであれば4個以内に集約しておきましょう。
一括同期でデータを更新できる
有料プランでは口座や支払いサービスの情報を一括同期できます。データ更新がまとめてできるのですぐに利用状況を確認でき、連携数が多い人ほど便利な機能でしょう。
グラフで資産の推移が分かる
数字だけだと運用状況を見るのが難しいですが、グラフで表示してくれるので、資産の推移がわかりやすくなります。
特に資産運用している人におすすめな機能。資産の内訳も分かるので、分散投資をしている人は、資産の配分を変更するときに参考になるでしょう。
クレジットカードの利用履歴の詳細が分かる
無料のままでは合計金額しか分かりませんが、有料プランになるとクレジットカードの利用履歴の詳細が分かるので、家計を見直すときに非常に便利です。
また引き落とし日も通知してくれるので、残高不足にならないように事前に対策できます。とはいえ日頃からクレジットカードの使い過ぎには注意しましょう。
データの保存期間が無期限に
無料では1年間しかデータが保存されませんが、有料プランにすると保存期間が無期限になります。生活費を見直すときに過去のデータがあると便利。参考にしながら節約生活に取り組めます。
資産の見通しをシミュレーションできる
”おかねせんせい”という機能では現在の収入や資産額などから、将来どのように資産が推移していくか予測してくれます。
もしシミュレーションの結果を見て将来の見通しが不安になるのであれば、現在の生活を見直す必要があります。自分ではなかなか判断できないことなので、アドバイスを参考にするといいでしょう。
→「マネーフォワード おかねせんせい」はこちら
期間限定のポイントも表示される
有効期限付きのポイントがあるとき、失効日が近づくと通知してくれます。使えるポイントを失うのはもったいありません。ポイントを活用して節約したい人には特におすすめの機能です。
確定申告がカンタンに
マネーフォワードは確定申告ソフトと連携が可能です。支出をアプリにまとめておけば、レシートやクレジットカードの利用履歴を遡る必要はありません。アプリのデータを使えばカンタンに確定申告ができます。
家計診断で客観的に見直せる
家計診断ではファイナンシャルプランナーが監修した10,000件以上のデータから、理想の家計を教えてくれます。それぞれの費目ごとに金額が設定されるため、客観的に自分の家計を振り返れます。
また理想の家計と自分の家計をグラフで見比べることも可能。お金を使いすぎているかどうかひと目でわかります。
無料プランでできること
固定費と変動費を分けて支出管理できる
『マネーフォワード ME』で家計簿をつける際、固定費と変動費を分けて管理できます。固定費は節約するのが難しい反面、一度改善できれば効果が持続しやすいのが特徴。変動費は継続して取り組む必要があるものの、節約しやすい費用です。
生活を見直す上で固定費と変動費が混同していると、何の費用を削ればいいかわかりにくくなるため、しっかりと分類しておきましょう。
主な固定費と変動費をまとめたので参考にしてみてください。
固定費 | 変動費 |
---|---|
居住費 | 食費 |
水道光熱費 | 日用品費 |
保険 | 美容費 |
通信費 | 交通費 |
車 | 医療費 |
税金 | 交際費 |
2,500以上のサービスと連携可能
提携できるサービスは2,500以上あるため、現在使っているサービスが連携不可なことはほとんどないでしょう。
連携できていないサービスがある場合、その分の記録は手入力になるため、家計簿をつける負担は大きくなってしまいます。その点からすると提携数No,1のマネーフォワードはおすすめのアプリと言えます。
レシートスキャン機能
レシートスキャン機能では、金額はもちろんのこと日付やカテゴリー分けまでしてくれます。そのため現金で支払った場合でも手入力は不要です。レシートが溜まってしまう人はアプリで管理するといいでしょう。
ウィークリーレポート
ウィークリーレポートでは一週間何にいくら使ったのか教えてくれるため、自分でまとめる手間がかかりません。こまめにデータを確認しておくと、予算オーバーするのを防げるでしょう。ウィークリーレポートを見る習慣をつけておけば早めの対策ができます。
財布の現金を手軽に管理できる
口座追加から”財布”を選択すると、アプリで現金の流れを管理できるようになります。口座からお金を引き出すと財布に入金されたことになる仕組み。
現金で支払ったときは支出元を”財布”にすると、残高が減っていきます。財布にある現金を細かく把握したい人におすすめの機能です。
有料プランは本格的に家計管理したい人におすすめ
マネーフォワードの有料プランは、長期的に資産管理したい人におすすめです。有料プランはApp Store480円/月、Google Play500円/月かかりますが、資産管理をすることでそれ以上の価値を生み出せるなら契約して損はないと言えるでしょう。
まずは1ヶ月お試しで利用してみよう
有料プランに加入すると1ヶ月無料でお試しできます。この期間中もすべての機能が使えるので、気になる機能があれば試してみましょう。
無料期間終了の24時間前までの解約は無料
無料期間終了の24時間前までの解約は無料でできます。解約方法もカンタンなのでiPhoneとAndroidそれぞれの手順を紹介します。
iPhoneの解約方法(iOS15.4.1)
1.まずはホーム画面から設定を開く
2.設定から名前の部分をタップする
3.サブスクリプションをタップする
4.マネーフォワード MEを選択する
5.無料トライアルをキャンセルする
Androidの解約方法(バージョン12)
1.Google Playアプリを開く
2.右上のアイコンをタップ
3.お支払いと定期購入をタップ
4.定期購入を選択
5.アプリを選択
6.定期購入を解約して完了
マネーフォワード MEの口コミ
口コミサイトの「cheese」を見ると、マネーフォワード MEの評判は5段階で4.3となっており、満足度の高いアプリです。
星5の口コミがおよそ半分を占めているのも特徴のひとつですが、星2以下の評価がなく、ある程度どんなユーザーにも評価されているアプリと言えるでしょう。
その中から良い口コミを2つ紹介していきます。
普段使いの預貯金や日常生活での出費だけでなく、携帯料金や光熱費、ネットショッピング、クレジットカード、ポイントカード、更に暗号通貨や株など、幅広く管理してくれるので助かります。
お金の管理が苦手な人でもこれがあれば管理できるようになると思います。
レシートを読み込ませるだけでも家計簿入力ができるので、入力ミスの防止や時短にも繋がりますね。
有料プランをお得に契約する方法
マネーフォワード MEの料金を以下の表にまとめました。
マネーフォワード MEの料金表
月額 | 年間 | |
---|---|---|
App Store | 480円 | 5,300円 |
Google Play | 500円 | 5,500円 |
月額料金のまま1年間使用するとApp Storeでは460円、Google Playだと500円年間プランの方がお得になります。長期的に利用する人は年間プランを契約した方が両OSともに安く使えます。
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27歳/男性
一人暮らしを機に家計の把握のために使い始めました。クレジットカード、プリペイドカード、銀行口座、証券口座など、お金に関わるものをネットで一元管理できます!今月はお金を使い過ぎた等の後悔が減り、そうなる前に気付くことができるようになりました!
資産運用をされてる方にもオススメで、資産の変動がグラフ化されているので、やる気にも繋がります!また、ポイントサイトも連携させると、プレミアム会員であればポイント失効前に連絡が来るので、ポイントの使い忘れを防ぐことができます。