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イーロン・マスク氏によるTwitter買収後、今後のTwitterの行方に関心が集まっています。日本国内のTwitterユーザーのあいだでは、サービス有料化の話題や仕様変更などに伴う混乱が広がり、急速にサービスが変化するなか、他のSNSへ移行を検討するといった、サービス存続に対する不安を感じているユーザーも少なくないと考えられます。

そこでApplivでは、事前調査として全国の男女4,371人のTwitter利用経験を調査し、経験者995人を対象に、現在の利用状況や今後の利用意向とその理由などについて、アンケートを実施しました。

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67.6%がTwitterの利用経験あり。退会済み・休眠ユーザーは16.5%

全国の男女4,371人を対象に、Twitterの利用経験をたずねた結果、利用したことがあると答えた人は全体の67.6%でした。

「現在利用している」は51.0%と、全体の半数以上が現在もTwitterを利用しているようです。

「アカウントを持っているが、現在は利用していない(12.4%)」、「アカウントを削除した(4.1%)」をあわせると、退会済み・休眠ユーザーは16.5%となっています。

利用環境はスマホ版「公式アプリ」が73.5%で最多、2位はPC(15.1%)

現在Twitterを利用していると回答した2,231人の利用環境は、「スマートフォン(公式アプリ)」が最も多く73.5%でした。

スマートフォンに限定すると、2番目は「ブラウザ(4.2%)」、3番目は「公式以外のアプリ(2.9%)」となっています。

Twitter利用者のうち、81.1%が毎日利用

Twitterの利用頻度で最も多かったのは「6時間に1回以上」で37.7%、続いて「1日1回程度(26.1%)」、「12時間に1回程度(17.3%)」でした。利用者の81.1%が、毎日Twitterを使っているようです。

Twitterの利用目的は「自分の趣味や興味関心のある分野の情報収集」

Twitterの利用目的のTOP3は「自分の趣味や興味関心のある分野の情報収集(29.0%)」、「世の中で話題になっている出来事に関する情報収集(18.5%)」、「暇つぶし(15.4%)」となっています。

毎日Twitterを利用するユーザーの19.3%がサービスに不満

Twitterをスマートフォンで毎日利用すると回答した661人を対象に、現在のTwitterに対する満足度を調査した結果、61.1%が「まあまあ満足」と回答。

「少し不満(14.5%)」と「かなり不満(4.8%)」を合わせると、不満を感じている人は19.3%となっています。

Twitter買収後に他SNSへ移行を検討した人は29.1%

Twitter買収後(2022年11月以降)に、他SNSへの移行を検討したことがある人の割合は、毎日利用している人の29.1%でした。

検討した人の内訳をみると、「移行先を検討している(10.0%)」よりも「検討したが、特に何もしていない(14.8%)」が上回っています。また、既に移行先を持っている人、移行したがTwitterに戻ってきた人は5%未満と、実行した人はあまり多くないようです。

「検討したが、何もしていない」と「検討したことはない(61.9%)」を合わせた76.7%は、Twitterを継続する可能性が高いと考えられます。

(現ユーザーの)移行検討理由は「有料化」。続いて「終了する可能性」

他SNSへの移行を検討したことがある人へ、その理由を聞いたところ、最も多かったのは「サービスが有料化する可能性」で28.1%、続いて「サービスが終了する可能性(18.2%)」でした。

買収直後の昨年11月、有料化の可能性が話題になったことが、現ユーザーにとって移行検討のきっかけになったのではないでしょうか。

3番目は「Twitterクライアントアプリが停止」で15.1%と、APIの影響で利用していたサードパーティ製クライアントアプリが終了したことが影響していると考えられます。

なお、移行検討者の13%が「Twitterを運営する企業に対する印象が悪くなった」と回答しています。

続いて、2022年11月以降にTwitterを退会済み・休眠ユーザーに対し、他SNSへの移行を検討したことがある人へ、その理由を聞いたところ、最も多かったのは「フォローしている人が辞めた(25.0%)」で、2番目は「サービスが終了する可能性(21.2%)」でした。

3番目は「Twitterクライアントアプリが停止」で19.2%、毎日利用しているユーザーと同じく、約2割がサードパーティ製クライアントアプリの終了に伴い、他SNSへの移行を検討しているようです。

移行先候補1位はInstagram。Mastodon、Discordへは5%未満

移行を検討したことがあるユーザー133人の移行先候補を調べた結果、TOP3は「Instagram(33.8%)」、「LINE(23.3%)」、「YouTube(15.8%)」でした。

Twitterに代わるSNSとして注目されている分散型ソーシャルメディア「Mastodon(マストドン)」や「Discord(ディスコード)」はいずれも5%未満となっています。

移行しない理由「終了すると決まったわけではないから」が40.8%

「検討したことはない」「検討したが、何もしていない」と回答した696人へ、他SNSへ移行しない理由を聞いたところ、最も多かったのは「Twitterが終了すると決まったわけではないから」で40.8%でした。

続いて多かったのは「既に他のSNSと併用しているから(20.1%)」で、日頃からTwitter以外のSNSも利用している人の場合、新たな移行先候補を探す必要がなかったようです。

また、他SNSを併用中のユーザー(20.1%)に加え、「自分の周りのユーザーがまだ移行していないから(12.2%)」、「連絡手段がTwitterしかない知人・友人がいるから(4.6%)」を合わせると、現時点では移行を検討していない人の36.9%は、状況に応じて検討する可能性があると考えられます。

■調査概要
調査対象:全国の10代から60代以上の男女 4,371人
調査機関:自社調べ(調査ツールFastask使用)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年2月3日~2月14日
◇性別
男性:2,188人
女性:2,183人
◇年齢
15歳~19歳 735人
20歳~29歳 734人
30歳~39歳 734人
40歳~49歳 721人
50歳~59歳 715人
60歳以上  732人

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