YouTubeやSNSに動画投稿をする際に、うまく投稿できなかった経験はありませんか? ひとつの動画を多様なデバイスやプラットフォームでの再生に対応させるには、動画を正しいフォーマットやサイズに変換する必要があります。しかし、どの動画変換ソフトウェアやサービスを選ぶべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、動画変換の基本や、おすすめのフリーソフト・サービスを解説。動画の品質を維持しながら効率的に変換する方法や、初心者でも簡単に利用できるツールもわかるようになりますよ。
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動画を変換するおすすめフリーソフト・サービス5選 高画質にも対応【MP4/GIF/MOVなど】
動画変換ソフトとは
動画変換ソフトは、動画ファイルの形式や解像度を変更するためのツールです。例えば、ファイル形式が「MOV」の動画を「MP4」に変換することで、YouTubeやSNSに投稿可能な状態になります。
また、動画変換ソフトを使用することで、動画の品質を維持しながら、ファイルサイズを小さくすることも可能に。これにより、ストレージの節約や高速なアップロードが実現できます。
スマホで保存した動画データ変換・圧縮したいときには、動画ファイル形式変換アプリが便利です。以下の記事では、Appliv編集部おすすめのアプリをご紹介しています。スマホで撮影した動画を変換したい方は、ぜひ参考にしてください。
動画を変換するおすすめフリーソフト・サービス5選
Any Video Converter
料金 | 無料 |
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対応OS | Windows・Mac |
主な機能 | 動画変換、動画ダウンロード、動画編集、動画圧縮、画面録画 |
『Any Video Converter 』は無料のビデオコンバータです。あらゆる映像をMP4、MOV、FLVなどに変換可能。動画の解像度は「縦横比」や「%」から選択できるため、直感的にどれくらい画質をよくできるのかが、わかりやすくなっています。
また、動画のエンコード方式やフレームレートの設定など、細かな調整にも対応しているのが特徴。音質の調整機能や録画機能などもあり、さまざまな用途で活用しやすくなっています。
Freemake Video Downloader
料金 | 無料 |
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対応OS | Windows |
主な機能 | 動画ダウンロード、ビデオ画質選択、複数クリップの選択、オンラインストレージ転送 |
『Freemake Video Downloader』は、YouTubeなど10,000以上のサイトから動画を保存できるビデオダウンローダーです。PC内のフォルダから動画を追加することで、MP4、MP3、AVIなど21種類のファイル形式に変換可能。画面下部のアイコンをタップすることで、動画を変換できる手軽な操作性が魅力です。
また、Dropbox・Onedrive・Google Driveなどのオンラインストレージにファイルを転送することも可能。
GOM Encoder
料金 | 無料(有料版あり) |
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対応OS | Windows |
主な機能 | 動画変換、字幕追加、動画編集 |
『GOM Encoder』は、動画の変換を簡単に行えるソフトウェアです。多様なフォーマットに対応しているだけでなく、ユーザー設定で任意の変換方法を登録しておけるため、変換するファイルが決まっている人や詳細な変換設定を追加したい人におすすめ。
無料版でも動画の変換は可能ですが、10分以上の動画を変換する際には有料版への切り替えが必要になります。
Notta
料金 | 無料 |
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対応OS | Mac・Windows(Web ブラウザ)/td> |
主な機能 | 動画変換、動画編集、動画圧縮 |
『Notta』は、Webブラウザ上で動画変換ができるサービスです。インターネットに接続できる環境であればOSに依存せず利用できるのがメリット。
出力形式はAVI、FLV、WMV、MP4、MOVの5種類。解像度は160p、240p、360p、480p、720p、1080pの6種類から選べます。操作性と変換機能ともにシンプルで扱いやすいのが特徴です。
FFmpeg
料金 | 無料 |
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対応OS | Windows, macOS, Linux |
主な機能 | 動画変換、動画編集、ストリーミング |
『FFmpeg』は、オープンソースの動画変換ツールです。多様なフォーマットに対応しており、動画の変換や編集が行えます。また、ストリーミング機能も持っています。コマンドでの操作となるため初心者には難しいですが、動画変換以外の事にも使えるため便利です。
【無料】『Any Video Converter』で動画を変換する方法
ここでは、無料で使える『Any Video Converter』を例に動画を変換する手順を説明します。
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STEP1
変換したい動画を追加する
まずは、「追加」から拡張子を変えたい動画を選択します。ファイルから直接ドラッグ&ドロップでも追加可能です。
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STEP2
動画形式を選択する
出力設定から「動画形式」を選択します。それぞれの動画形式は、名称の最後についているカッコ内の部分を見るとわかりやすいです。
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STEP3
その他出力設定を変更して書き出し
動画の拡張子を変更できればいいという人は「開始」をクリックして動画変換完了です。拡張子変更以外にも、動画の表示サイズやフレームレートの調整がしたい場合には追加で設定を変更しましょう。
例えば表示サイズを1920×1080pに変更するには「動画の解像度」を選択。フレームレートを60FPSに固定したいなら「FPS」を選択して設定を変更します。また、音質を維持・向上させたい人は「音声設定」のタブからビットレートやサンプリングレートを変更するといいでしょう。
すべての設定が終わったら「開始」をクリックして動画変換を行いましょう。
動画変換で使われる主なファイル形式
ここでは動画形式のなかから、よく利用される「MP4」「AVI」「WMV」「MOV」「gif」の5つについて、それぞれの特徴を説明します。
MP4(.mp4)
MP4は、国際標準化機構(ISO)が策定したファイル形式です。MacとWindows両方でサポートされており、幅広いデバイスで利用できるのが特徴です。
YouTubeはもちろん、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSへの投稿にも適しています。最新の機器であればほとんどの場合で再生できるため、動画形式に迷ったらMP4を選ぶとよいでしょう。
AVI(.avi)
AVIは、Microsoft社が開発したWindows標準の動画形式です。コーデック(動画データの圧縮・変換・復元を行うプログラム)との互換性が高く、汎用性の高いことから広く使用されています。
多くのサービスでサポートされる動画形式ですが、ファイルサイズが大きくなりやすい点や、ストリーミング再生に対応不可な点などのデメリットもあります。
WMV(.wmv)
WMVは、ストリーミング再生向けに作られた動画形式です。圧縮率が高いため、迅速なデータのやり取りが必要なシーンや、サイズを抑えて保存したいときに役に立ちます。また、画質を落とさず再生できる点も特徴のひとつです。
ただし、Windows向けの動画形式のため、Macで利用するには専用のソフトを用意する必要があります。
MOV(.mov)
MOVはAppleが開発したMac標準の動画形式です。Apple製品との相性が良いため、Macで動画データを編集したい場合に適しています。
なお、Windowsでも「QuickTime prayer」もしくは、バージョン12以降の「Windows Media Player」があれば再生が可能です。
gif(.gif)
GIFは動画ではなく画像データのファイル形式です。ひとつのファイルに複数の画像データを挿入できるため、パラパラ漫画のようなイメージで短いアニメーションを作成できる特徴があります。
音声は入れられないものの、ほとんどの環境で標準的にサポートされており、PCでもスマホでも表示させることが可能です。知識がなくても簡単に作成できるため、SNSでもよく活用されています。
無料でも動画を変換できる!
動画のファイル形式を変換するフリーソフトはたくさんありますが、多くが無料で利用できます。動画変換以外の機能や画質などを求める場合は有料ソフトの方が良い場合もありますが、こだわりがなければ、使いやすいフリーソフトを選びましょう。
この記事でご紹介した『Any Video Converter』を始めとするソフトはどれも筆者が長年使っているものです。一部有料機能があるソフトでもダウンロードは無料なのでぜひ試してみてください。
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