今日もアプリの記事を執筆中! あっ、どーも。Applivライター「ちゃんく」です。
日々、便利なアプリを紹介するライターとして奮闘しているのですが……実は僕には、ある一つのコンプレックスがあるのです。
「IT企業の社長風」写真を、ひとりぼっちで撮影する方法。
ライター:ちゃんく
年齢:29歳
新卒では、まさかまさかの就職失敗!
大学の同期が次々と進路を決める中、就職先が見つからないまま卒業してしまう。
大学卒業後の半年間、無職だったせいもあって、働いている今も大学時代の友人に「ニート」として扱われてしまうことも……。
そのコンプレックスとは「経歴」!
就職先が見つからずに卒業してしまった僕のことを、大学の同期は「人間のクズ」として認識したままなのです……。
そりゃ卒業当時は人間のクズだったかもしれない……。でも、今はいちライターとして、そしていち社会人として働いているわけですから、もう「人間のクズ」なんて思われる筋合いなんてないのですッ!
そんなモヤモヤしている僕の前に現れたのが、
ちゃんく「カ、カッコイイ……」
堂々とした佇まいに、未来を見据えるかのようなキリリとした顔つき。僕と大した歳の差もないのに、「デキる感」がプンプン漂うこの写真と自分との違いに憂いていた……その時!! 僕にあるひらめきが。
ちゃんく「SNSのプロフ写真を社長風にしたら、友達たちをギャフンと言わせられるんじゃね?」
自分のライターとしての活躍、誇り……そして友達から羨望のまなざしを得るために。この記事では、ライター「ちゃんく」がIT企業社長のインタビュー写真のような、カッコイイ写真を撮影するまでの苦悩・葛藤を描いていきます。
社長風の写真を撮ってみた!
早速撮影! ですが、社長たるもの身だしなみは大切。
カメラ「パシャ!」
ちゃんく「誰だ!? このすっとんきょうな面してるヤツは!?」
と、写ったのは「時代の流れ」よりも、「今日のランチ」について思考を巡らせるかのような顔をした僕。
何度シャッターを切っても、現れるのは小物感あふれる僕ばかり。どうやら見様見真似のポーズでは、社長の堂々たる風格は再現できないのです。
黄金比!
線に沿うだけで社長の風格『黄金比カメラ』
世界の名だたる社長は、自然に黄金比が現れるかもしれませんが、僕は末端のライター。とても自然に黄金比にのっとったポーズが取れるはずありません。
そこで僕が使用したのが『黄金比カメラ』。
ちゃんく「それじゃ、早速社長になっちゃいますか!」
と意気込んで撮影しようとしたその時! 重大な問題が発生したのです……。
ちゃんく「ん…………セルフタイマーがないッッ!!!」
なんとこの『黄金比カメラ』はセルフタイマー非搭載だったのです。
だからと言って“自撮り棒”を使っては、社長の象徴ハンドサインを失うことになってしまいます。
そこで今回は……
●特製自撮り棒の解説&作り方
~10分後~
『黄金比カメラ』と特製自撮り棒を使って、社長顔負けの写真がついに撮影完了! その出来栄えはというと、
ちゃんく「……あれ、偽ブランド販売業者かな?」
と、自信満々のハンドポーズがかえってうさん臭さを醸し出してしまったようなのです。
ちゃんく「僕じゃ、社長になるのは無理なのかな……。」
とあきらめかけていたその時、僕の目に飛び込んできたのは……
という松下幸之助氏の一言。
ちゃんく「やっぱ社長から出てくる言葉は、人を勇気づけるなぁ。くぐり抜けてきた修羅場の数も違うだろうし……。僕には、こんな言葉……(はっ!)」
ちゃんく「深い一言を添えれば、社長っぽくなるんじゃね?」
と、ひらめいてしまったのです。
『経営者の名言』で、深くて重みのある言葉を丸パクリ!
僕と社長じゃ、くぐり抜けてきた修羅場の数はケタ違い。当然僕から、深イイ言葉なんて生まれるはずありません。
そこで僕が使ったのは、『経営者の名言』というアプリ。
文字入れに使用した『Phonto』
~5分後~
僕が通っていた高校の伝説的OBでもある「高橋がなり」氏の名言を拝借し、完成した写真がコチラ!
ちゃんく「おぉ! 一気に社長っぽくなってる!?」
と、名言のおかげで、一気に社長感の演出に成功!
ですが、どうも社長の華やかなイメージとは裏腹に、どこか殺風景な印象は残ったままなのです。それもそのはず。僕が撮影をしたのは、
さえない会議室も、グローバル企業の社長室に!? 『Adobe Photoshop Mix』
小汚い会議室を、世界で戦うグローバル企業の社長室に変えるべく僕が手に取ったのは『Adobe Photoshop Mix』。
完成した写真がコチラ!
撮影、名言の文字入れ、背景の合成を行い、全力で社長感を追求した結果、生まれたのがコチラの一枚!
作成した写真をFacebookのプロフィールにしてみた
いよいよ完成したインタビュー風プロフィール写真。でも、これからが本当の闘いです。
~2日後~
ちゃんく「十分に時間も経ったし、そろそろリアクションを見るとしますか!」
と、意気込んだ僕の目の前に現れたのは、予想だにしない光景でした……。
ちゃんく「……」
ちゃんく「誰かIT社長って言ってくれぇぇぇッッ!」
僕の友達が下した判決は、“新興宗教の教祖様”。どうやら僕の顔からにじみ出るうさん臭さは、IT社長っぽさを見事に飲み込んでしまったようです……。
結論:やっぱ人間、外見より「中身」が大事
いくら社長っぽい外見にしたところで、友達の目に映るのは僕。名だたる社長のような修羅場も潜り抜けず、栄光も掴んでない僕は、ただの教祖様に写ってしまうのです。
プロフィール写真を社長っぽく撮りたい……そんな人は、まず輝かしい実績を作ることをオススメします。でないと、僕のように、黒歴史を刻むことになりますよ。