2016年の6月より始まりました「東大生のボケて奮闘記」。東大生ライターの僕が笑われる人間から笑わせる人間になるために、大喜利サイト「ボケて(bokete)」で★3000を目指してきました。
「ボケて」で星3000を獲得! 半年続けて分かった高評価のコツ
6ヶ月という期間を経て、連載19回目にしてようやく目標の★3000に届きました。やったー! 次回で連載打ち切りと言われていたので、それまでに達成できて良かったです。
さっそくですが、★3000を獲得したボケを見ていただきましょう。こちらです!
ボケについた星数は3082。結構ギリギリでしたね! ★2500を超えたあたりからは、祈るような気持ちで、星が増えていくのを見ていました。
「ボケて」で星を獲得するコツを紹介
★3000を獲得した私が(←完全に調子にノってます)、ボケるときに気を付けていたポイントを紹介したいと思います。「ボケて」であまり星が付かなくて悩んでいる人は参考にしてみてください。
ちなみに、今までの最高星数の推移はコチラです。
星が付きやすいボケを作る4つのコツ
「ボケて」では、「画像で一言」がもっとも多く出題されています。そこで、画像を見てボケるときのコツを紹介していきましょう。(ちなみに、ちょっと恥ずかしいのですが、過去に自分が投稿したボケを使って説明していきます。)
①セリフ口調にする
人物や動物が載っている画像のときは、セリフを当てはめてみましょう。例えば、こんな感じ……
このボケでは、煙を霊魂に見立ててセリフを入れてみました。セリフは語尾や口調が大事で、老人なら「~じゃよ」お相撲さんなら「~でごわす」みたいにすると、本当に喋っているように見えてきます。
②ギャップを出す。発想の転換
赤ちゃんが大人びた言葉を喋っていたり、動物が人間っぽいことを言っていたりすると、ギャップがあって面白くなります。
③言葉遊びや着眼点で「上手い!」と思わせる
少しテクニックがいるのですが、「なぞかけ」などの言葉遊びを入れたり、予想外の視点からのボケをしたりするのも手です。『笑点』ではこのタイプの大喜利が多いですよね。
今回★3000を獲得したボケは、このコツを利用しています。画像にグーとチョキが出ているので、じゃんけんのパーと頭パーをかけてみました。
④あるあるネタやお馴染みのフレーズで共感させる
初心者におすすめなのが、お馴染みのフレーズを使う方法です。「海賊王に俺はなる!」みたいな誰でも知っている漫画のセリフや、よく耳にするCMソングなどをもじるとボケやすいです。
カップ麺のCMでお馴染みの、あのフレーズですね。画像のシチュエーションにばっちりハマれば、爆発力のあるボケを作ることができます。
ボケを投稿するタイミングがかなり重要!
ボケが面白ければ星が付くか……というと、実はそうでもありません。投稿するタイミングが悪いと、どれだけ面白くてもスルーされてしまいます。
①新着のお題にしかボケない!
投稿されたばかりのお題には、たくさんの人がボケるために殺到します。そこで面白いボケを出せば、星を付けてくれるという寸法です。30分以上経ったお題だと、見てくれる人の数はかなり激減してしまうので、最長でも20分が限界ですね。
また早めに出しておけば、ボケが被ることもないので安心です。
②たくさんの人がボケているお題は避ける
何十個もボケがついているお題を見かけることがしばしば。できるだけライバルを減らしておかないと、たくさんのボケの中に埋もれてしまいます。逆に少なすぎるとボケにくいので、多すぎず少なすぎずの10個くらいのボケ数のお題がおすすめです。
③「ボケて」が活発になる、正午あたりを狙う
「ボケて」では、たくさんの評価が付いたボケは「注目ボケ」や「人気ボケ」などのカテゴリに分けられます。
「注目」カテゴリでは、12時間以内に投稿されたボケの中で、星順にランキングで掲載されます。12時間でいかにランキング上位に載るかがカギというわけです。もし夜に投稿してしまうと、その大事な12時間がユーザーの少ない深夜帯とかぶってしまいます。なので個人的には、9~12時くらいにボケを投稿するのがおすすめですね。
ちなみに12時間以内に★1000を超えると、「人気」カテゴリに掲載されます。こちらは3日間も掲載されるので、ここに載れば★3000は目の前です!
ウケなくても傷つかない鋼のハートが大事。
自分では最高の出来と思ったボケでも、まったく星が付かないことなんて日常茶飯事です。何がウケるか分からないので、めげずに投稿し続けるのが一番のコツなのかもしれませんね。
半年間やってきて思うのは、「何も考えずにふと思いついたボケ」にかぎって星の数が多いということ。星が付かなくて悩んでいる人は、肩の力を抜いてボケてみてください。
次回は総集編として、今までのボケの中からベスト10を紹介します。それでは、また来週~。