どうも、Applivのライターをやりながら、ナレーターとしても活動している「あつし」です。最近ではiPhoneを使って撮影された映画が公開されて話題になりましたが、実はプロのナレーション現場でも、iPhoneを使って収録を行うことがあります。そのくらいiPhoneのマイクやカメラは高性能なんですよ。
今回紹介するのはApp Storeで「録音」と検索するとトップに出てくる『ディクタフォン』(ALON Dictaphone)。有料の拡張機能が全部で7つあるので、購入するとどうなるのか、各機能について紹介していきたいと思います!
無料録音アプリ『ディクタフォン』有料オプション調査。課金の参考に
無料版『ディクタフォン』で利用できる機能
・拡張子(MP3、WAV)、音質(128kbps~320kbps)の設定。
・ファイル名の変更。
・リストの並び替え
・再生方法の選択(ループやランダム再生に対応)
有料の追加オプション機能一覧
・オーディオメモを共有する
・カテゴリー
・複数選択
・再生スピード可変
・ブックマーク
・上級オーディオパック
・広告の削除
オーディオメモを共有する(¥240 )
このオプションを購入すると、メールやWi‐Fi、Google Drive、Evernote等にファイルを送信できるようになります。PCでデータを細かく編集したい人や、誰かにファイルを送信したい人におすすめです。
カテゴリー(¥120 )
このオプションを購入すると、フォルダを作成してファイルの管理ができるようになります。
ナレーションや会議録、大学の講義など、自分の好きなようにフォルダを作成して管理。もちろんカテゴリー間でファイルの移動も可能です。
録音データが多くなり、ファイルがとっ散らかっている状態が嫌な人におすすめ。
複数を選択(¥120 )
このオプションを購入すると、ファイルの送信や削除、移動などの際に、複数選択ができるようになります。
複数のファイルを一気に送信したり、フォルダ間を移動したりできるように。作業の効率化が図れます。
なくてもなんとか我慢できますが、ファイルの数が多い人はちょっと大変かも……。あると便利な機能です。
再生スピード可変(¥120 )
このオプションを購入すると、再生スピードを変更できるようになります。
変更可能な倍率は、「0.5」「0.8」「1」「1.5」「2」「4」倍の6段階。取材や大学の講義など、長時間の録音データの中から「あの部分を再生したい!」と、ある特定のポイントを探す時に便利です。
ブックマーク(¥120 )
再生中や録音中に、「ココ!」と思ったポイントにタイムマーカーを作成できる機能です。
会議や取材、講義など、長時間の録音の際に、「ここから○○」などと書いてブックマークを登録しておけば、後で再生する時の目印になります。
上級オーディオパック(¥120 )
マイク感度の調節や「無音時は録音しない」など、録音時の詳細な設定が可能になる拡張機能。
会議や講義などで黙りこくって考えている無言タイムを自動的にカットしてくれます。またナレーション録りや音楽録音で、録音ボタンを押してから精神統一する時間がゆっくり取れるのも嬉しいポイントです。
マイク感度の調整はミュージシャンなど、”音”にこだわりたい人向けの機能。特にこだわりがない人は「自動」に設定しておけばOKです。
広告の削除(¥120 )
このオプションを購入すると、広告を完全に非表示にできます。
しかし筆者自身、広告の削除と聞いて、「えっ、このアプリ広告あったの?」と思ったくらい広告が少ないアプリなので、あまり意味がないかもしれません。広告が気になる人は購入を検討してみて下さい。
用途に合わせてカスタマイズ! 全拡張機能がついたプロ版も
録音アプリは人によって使い方も様々。自分の用途に合わせて、便利だと思ったオプションを購入してみて下さい。おすすめは……
・データの共有をしたい人 → オーディオメモ共有機能
・ファイルが多くなりがちな人 → カテゴリや複数選択
・取材や大学の講義、会議を録音する人 → ブックマーク、再生スピードの可変
です!
ちなみに、全拡張機能が搭載されたプロ版もありますよ。
全部の機能を拡張するより安く済むので、「結局全部買ってしまいそうかも……」という方は、プロ版の購入をおすすめします。ちなみに筆者はプロ版を使っていますよ。
無料版に比べて文字が若干小さく、デザインがシュッとしてて気に入っています。ナレーターという職業柄、とても重宝しているアプリの一つです!
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