塗り絵とパズル要素を組み合わせた『大人の塗り絵パズル!』。
「隣り合わないように色を塗っていく」というシンプルなルールなのですが、思ったよりも難しく、筆者も最近ハマっています。一週間ほどプレイして、自分なりの攻略法を考えてみたので、ぜひご覧ください。
『大人の塗り絵パズル』攻略。行き詰ったときに使える5つのコツ
「大人の塗り絵パズル!」とは
「大人の塗り絵パズル!」は、塗り絵を使ったパズルゲーム。ルールはとてもシンプルで、
・隣り合う場所に同じ色を塗ってはいけない。
・使える色は4色のみ。
という2つだけ。ですが、シンプルながらも熟考できる奥深さがあるのが特徴です。
攻略法
①「隣り合う数が多いピースから塗っていくべし」
ゲームを始めたとき、どこから塗り始めようか迷ってしまうと思います。そんなときは、接地面が広い背景など「隣り合う数が多いピース」から塗っていくのがオススメ。
例えば、隣り合うピースが1~3個の場合を見ていきましょう。
このときは周りのピースがどんな配色でも、中央の黄色い部分に色を塗ることができます。
では次に、隣り合うピースが4個以上の場合を見てみると……
上の図のように、中央が塗れなくなるパターンが出てきました。つまり逆に考えると、隣り合う数が多いピースから塗っていけば、このような行き詰まりを防ぐことができます。
②「1個飛ばしに塗っていくべし」
たとえば、下図のようなイラストがあったとします。
「最小限の色でこのイラストを塗ってください。」と言われたら、あなたはどうしますか?
左のように4色で塗ることもできますが、右のように1個飛ばしに塗っていけば、たった3色で済みました。1個飛ばしに塗ることで、最小限の色で済ませることができます。
この塗り絵パズルでは、最小限の色でムダなく塗っていくことが大事なので、1個飛ばしはかなり有効な手です。
③「じわじわと領地を広げながら塗っていくべし」
塗り方のコツとしては、塗り始めた部分から広げるようにして塗っていきましょう。
例として、上から徐々に塗っているのに、下側のナンバープレートを先に塗った場合を考えます。
そのまま塗り続けると、青色が隣り合ってしまいました……。このように離れた部分に塗ると、ミスが生じやすくなります。
④「隣り合ったときは、色を入れ替えられそうなピースを探すべし」
ここからは、隣り合ってしまったときの対処法を紹介します。
例えば、青で囲った部分のように、周りが4色で囲まれた場合を考えます。周辺のピースで、どこが色を入れ替えられるでしょうか。
下側のピンク色をペールオレンジ色に変えることができました。そうすると、白い部分にピンク色を入れられます。
このように周辺をチェックして、色を入れ替えられるピースを探しましょう。
⑤「行き詰ったら、数手戻ってやり直すべし」
④を使っても調整できないときは、「一手戻る」を数回押してやり直すのも一つの手です。別のパターンで塗ってみて、試行錯誤してみてください。
『四色定理』を使っているパズルゲーム
実はこちらのパズルは、数学の「四色定理」というアイデアを利用しています。簡単に説明すると、「どんな平面図も4色さえあれば、隣り合わずに塗れる」ということ。つまり日本列島の白地図も、4色で塗り分けることができます。
1976年に、コンピューターでしらみつぶしに検証することで証明できましたが、人間の手で証明することはまだできていません。
5つの攻略法を組み合わせれば、パズルを難なく解ける。
もちろん、今回紹介したのは完璧な攻略法というわけではありません(完璧な攻略法があれば、四色定理も人間の手で証明できてしまいます……)。けれども「大人の塗り絵パズル!」程度の問題であれば、難なく解けるでしょう。
パズルで行き詰ったときは、ぜひ攻略法を参考にしてみてください。
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