不気味で狂気じみたゲームって、なぜか惹かれますよね。筆者はとくにトラウマゲーと名のつくものが大好きで、プレイ動画を見ながら絶叫するのが日課となっています。
今回は数ある不気味なゲームの中から、12本選んでご紹介。プレイするのがはばかられる程のものや、スタイリッシュさも兼ね備えたオシャレなものを幅広くチョイスしてみました。
不気味で狂気じみた雰囲気ゲームまとめ。トラウマになりそうな12選
アドベンチャー
『LIMBO』男の子が進む先、そこは死体と罠だらけの地獄だった
モノクロの世界が特徴的なアドベンチャーゲーム。男の子を操作して、ステージのギミックを解いたり敵から逃げたりしながら進みます。
首吊り死体や腐敗した死体、ステージには生々しくグロテスクなものが。モノクロなだけ想像力が掻き立てられます。しかもステージ自体の難易度が高く、主人公の死亡率も高し。死体と同じ末路を辿らないようご注意ください……。
『Don't Starve』悪魔が常に見張ってる……死と隣り合わせのサバイバルゲーム
悪魔を呼び出してしまった科学者。悪魔によって無人島に飛ばされてしまった科学者は、そこでサバイバル生活を強いられます。
食べ物がなくなると餓死し、ハチに刺されるとショック死。このゲームはとにかく死と隣り合わせです。夜になる前に火を確保しないと、恐ろしい悪魔が。悪魔と死の恐怖で、精神を蝕まれるような生活が送れますよ……。
『Knock-Knock』心をジワジワと蝕む、朝が訪れない恐怖
心を病んだ研究者が主人公のホラーゲーム。いくら眠っても朝日が昇らず、一日を巻き戻す「ゴースト」に怯える生活を送っています。
恐怖心を煽るような、独特でダークなグラフィックが特徴。扉が急に叩かれたり、部屋の壁がこちらを見ていたり……演出も作り込まれており自分も研究者のように頭がおかしくなりそうです。
明確なクリア方法もなく、プレイ中絶望感に苛まれることもしばしば。精神がジワジワ削られます。
『ディム・ライト』人を食うなにかが近くにいる。暗闇の中で追われる恐怖
真っ暗な病院の中を探索するホラーゲーム。薄暗いというわけではなく、見える範囲は懐中電灯の当たっている部分のみです。主人公の姿すら見えない闇で、化け物に見つからないよう出口を探します。
暗い病院というだけでも恐ろしいのに、化け物が潜むという恐怖。化け物が近くにいると画面が赤く点滅するので、余計に緊張感が煽られます。
『Year Walk』真夜中の森、雪の降る日には恐ろしいものが潜んでる
13世紀スウェーデンの古い習わしをモチーフにした、謎解きホラーアドベンチャー。暗い部屋で黙って飲まず食わずで一日を過ごしたあと、真夜中の雪の中をさまよい歩くと自分自身の近い未来が見えるというのです。
一人称視点で動くので、ホラー描写が間近。奇怪な人形や夜中の森……身も凍るような恐怖がリアルに感じられます。
アクション
『BADLAND』汚染された森を進む、アクションアドベンチャー
このゲームの主役はコウモリ。日の光が差し込むスクラップだらけの森を、ゴールに向かって進んでいきます。
最初は1匹だけですが、進めていくと数が増え大群に。ですがトラップに引っかかると1匹また1匹と減っていきます。歯車に轢かれてしまったり岩に潰されたり、美しい世界観と裏腹に描写が残酷です……。
『Nightmare: Malaria』世界中で、最も人間を殺していると言われる「蚊」の恐怖
マラリア×悪夢を題材にしたダークアクション。マラリアに侵された少女は、寝ても醒めても終わらない恐怖を知ります。
コンセプトも恐ろしいですが、目を引くのはやはり毒々しいステージ。やわらかい臓器やドロドロとした血液が描かれており、質感まで伝わってくるようです。
『Oscura Second Shadow』いつ化け物が出てくるのか、ハラハラしながら進むアクション
魔法の石が盗まれ、化け物が蔓延るようになった世界が舞台。魔法使いである主人公を操作して進んでいきます。
ステージはトラップ&化け物だらけ。空から1つ目の化け物が降ってきたり、ツノの生えた化け物が串刺しにしようと突進してきたり……常に周りに気を配らなければいけないほどです。あまりに急に出てくるので、驚いて手元が狂いそうになりますよ。
『Nihilumbra』生きる意味もわからない、ひとりぼっちの影の冒険
荒地や雪原、物寂しいダークな世界を進む横スクロールアクション。主人公は虚無の世界で産まれた謎の黒い影です。影は自分がなんなのか知るため、なんとなく世界を周ります。
時折現れる巨大な闇、化け物の姿をした黒い物体。彼らは影を取り込もうと襲い掛かってきます。仲間が1人もいない荒廃した世界……強烈な孤独感が味わえるゲームです。
ミステリー
『Oquonie』世界観がすでに謎。不思議な生き物を操作する謎解きゲーム
喋っている言葉が解読できない、登場キャラが何という生物かすらも分からない、すべてが謎に包まれた奇妙な謎解きゲーム。
時折ゴーストのような半透明のものに反応したり、急にワープしたりと主人公の動きがかなり不審です。目的もよくわからないままこの世界の空気に飲み込まれていく、狂気じみた雰囲気が味わえます。
カード
『Card Thief』敵の目を盗み、宝も盗む。それが盗賊の極意
宝箱や宝石を盗みながら、ダンジョンからの脱出を目指すカード型ステルスゲーム。カードを9枚並べ、盗賊のカードがどのカードを通って出口のカードへ向かうかを考えていきます。
ダークでゴシックな雰囲気ながら、スタイリッシュな絵柄のカードが魅力です。見張り達に捕まらないようどのルートを通るか、屈強な見張り達の姿に緊張感があおられ焦ってしまいます。
パズル
『Another Dream』どれだけ進めても、夢の中から出られない無限ループ
夢の映像のようなステージで、ひたすらパズルを解いていくゲーム。奇怪な顔をした紳士の男、猫か犬かどちらともつかない生き物……ステージ背景は奇妙で幻想的な風景が描かれています。
他にも脳裏に焼けつくような、迫力あるステージが多数。ずっとプレイしていると、本当に夢に出てきそうです。
どれも1度は覗いてほしい! と思うほど良いゲームをまとめました。気になったものがあると幸いです。
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