10代~20代の間で、富士フィルムの写ルンですなどの「インスタントカメラ」が流行っているのをご存知ですか?
デジタルでは出せないフィルムのレトロな味わいが、カメラ女子を中心に”おしゃれ”と受け入れられ、ブームが再燃しているようです。ファインダーを覗く感覚や、現像するまでどんな写真が出てくるかわからない体験も、若者には新鮮に感じるのでしょう。
そこで、今回は写真の現像方法からInstagramなどのSNSにアップするまでの流れを解説していきます。
「写ルンです」が再ブーム! 現像方法からSNSにアップするまでを解説
インスタントカメラではこんな写真が撮れる
高性能なスマホで撮影したような色鮮やかさはありませんが、むしろそのレトロ感に深みのあるおしゃれさがあります。このテイストは、カメラアプリのフィルターを使ってもなかなか再現できません。
Instagramの「#写ルンです」ハッシュタグで、おしゃれなインスタグラマーの写真をたくさん見られるので検索してみてください。
インスタントカメラが売っているお店
インスタントカメラは、カメラ屋さんや家電量販店、コンビニで購入できます。ただしコンビニは置いていないお店も多いです。
価格は1000円前後。上の画像の写ルンですはNewDaysで970円でした。
店頭で見つけられない場合は、Amazonなどのオンラインショップで購入することもできます。
写真の現像方法
写真の現像は、カメラ屋さんに持っていけばやってもらます。
街のカメラ屋さんは最近少なくなってしまい、探すのは少々大変かもしれません。迷ったらビックカメラやカメラのキタムラのような大型店舗に行きましょう。
最近はどのカメラ屋さんもCDにデータを保存して受け取れるので、スマホにデータを保存するためにわざわざ写真をスキャンする必要はありません。
筆者はカメラのキタムラで現像を依頼しましたが、ここではスマホへのデータ転送サービスも行っています。
ショートメールで送られてきたURLにアクセスし、現像時に発行されるプリント明細番号を入力すると、ウェブ上で写真を一覧・保存できます。
スマホにデータを入れられればこちらのもの。あとはInstagram、Facebook、Twitterなど、好きなSNSへ投稿しましょう。
カメラのキタムラでの料金は以下の通りです。
・現像料金 600円
・プリント料金 1枚につき37円
・データCD 500円
・スマホ転送サービス 300円
セットでの割引があり、上記全てを依頼して「2,246円」でした。写真をプリントせずにデータだけにするともう少し安くなります。他のカメラ屋さんでも、ほぼ同じくらいの料金です。
現像時間は混雑状況で前後しますが、だいたい1時間~1時間半を見ておくといいでしょう。
紙焼きの写真をスマホに取り込む方法
スマホ転送サービスのないお店で現像してパソコンも持っていないという方には、Googleの『フォトスキャン』がオススメ。紙焼きの写真をスマホのカメラでスキャンすることができます。
Instagramへ正方形にして投稿
インスタントカメラで撮影した写真は長方形に仕上がります。しかし、Instagramに投稿する写真は正方形で統一しているという方も少なくないでしょう。
そういう場合は、アプリを使ってトリミングせず正方形にすることができます。
1枚1枚に込める想いが深い。古いけど新しい写真のカタチ
古いけど新しいインスタントカメラ。何度もやり直しの効くスマホのカメラと異なり、枚数に限りのあるインスタントカメラはシャッター1回1回がとても重要です。だからこそ、出来上がった写真への思い入れも一段と深まります。
カメラ屋さんで写真の現像をしてもらうこと自体が、もう何年ぶりだろうという方も多いのでは? 今のカメラ屋さんはデータ化までしてくれるので、SNSへのシェアがスムーズです。
あなたも写ルンですを片手に街へでかけて、SNSにおしゃれな写真を投稿してみてはいかがでしょう。