一時期とても話題になった『QWOP』というゲームをご存じでしょうか。陸上競技ゲームでありながらまともに走れず、奇妙な動きをすることで爆笑をかっさらったゲームですが、今回はそれに匹敵するかもしれない奇抜なスポーツゲームを集めました。それでは早速見ていきましょう！
頭おかしいスポーツゲーム6選。設定がバカすぎて思わず笑う
野球：『涙を拭けよ！ぼっち野球』独りで投げて独りで打つ。孤高の野球少年に涙
野球少年のなかしま君が主人公の野球ゲームです。って、どこかで見たことがあるような？ 彼は野球が好きなのですが、一緒に遊んでくれる友達がいない様子。それなら「1人で遊ぼう」ということで、ボールを投げるのも打つのも全て自分1人でやるというゲームです。
ペイントソフトでサクッと描いたような手抜き勘溢れるイラストと裏腹に、ゲーム性はしっかりしていてスコアを伸ばそうと案外熱中できます。某魚のような友達はいない代わりに、あなたがなかしま君と遊んであげてください。
▲まずはボールをスワイプしてピッチング。
▲自分で投げたボールを走って追い抜き（走り方の雑さ！）、バットを拾ってバッティング。
▲飛距離や高さなどの値がスコアとして算出される。うまく打てば宇宙までブッ飛ばすこともできるそう。さあ、どこまで遠くに飛ばせるか!?
サッカー：『こんなフリーキックはイヤだ』ありえないディフェンスのオンパレード！
サッカーのフリーキックをテーマにしたゲームなのですが……とにかく相手の守り方がフリーダムすぎ！ お相撲さんが出てきたり、組体操形式でゴールを阻んだりと、ありえない守備の数々に笑ってしまいました。
思わぬフェイクや引っかけも多数散りばめられていて、アッと言わせられるはず。操作はシンプルにスワイプでボールを蹴るだけなので、いつでもどこでも手軽に遊べます。
▲ルールもへったくれもない奇抜な守備に、思わず笑ってしまう。
▲違う競技と融合してしまった？ ゴールできても外しても面白い結末が待っている。
▲ステージを順番にクリアしていくシステム。
ゴルフ：『ゴルフヒーロー』動く床や土管に翻弄されながら、狙うはホールインワンのみ
この土管やブロックは、あのブラザーズかな？ 2D横スクロール画面で遊ぶゴルフゲームです。ユニークな地形の中でボールを打ち、ホールインワンを決めていきましょう。感覚的にはゴルフというよりパズルゲームに近いでしょうか。
ステージの形がどこも奇抜！ お邪魔ギミックに阻まれてボールをポロリと落としたときなどは悔しくて、何度もチャレンジしたくなる魅力があります。
▲ダイナミックな地形のうえで、ホールインワンを決めていく。
▲ボールが落ちた後どのような動きをするか計算しながら打つ必要あり。
▲アバターの育成によりガイドラインが伸び、難関ステージでもクリアしやすくなる。
ボウリング：『人間ボウリング』その名の通り、レーンを滑るのはオジサンです
ボールではなく「人間」を投げるという、異色すぎる設定のボウリングゲーム。あなたは緑色のトサカヘアーをしたオジサンをひとつかみし、スワイプでヒョイッと放り投げます。これがまた気持ちよくスイーッと滑り、頭や腕でピンを倒してくれるんですね。
レーンの外にスワイプすれば本当にレーン外へブッ飛んでしまうなど、おふざけ要素も満点。オモチャと化してしまったオジサンで遊びつつ、ピンを倒していきましょう。
▲華麗にスッ飛んでゆくオジサン。レーンの奥に落ちてったけど大丈夫か？
▲障害物に阻まれて散ってゆく姿を眺めるのもオツ。
▲ステージが進むにつれ新キャラが登場。いろんな人をブン投げていこう。
相撲：『Sumotori Dreamer』あまりに弱すぎる力士の、おもしろ相撲バトル
物理演算を使ったゲームって、奇想天外ながらリアルな動きを見せてくれるから面白いんですよね。本作はそんな物理演算の良さが出ています。ブロックで作られたキャラクターに相撲をとらせるのですが、足腰が弱すぎて一瞬で崩れ落ちてしまう体たらく。
周囲のオブジェクトを壊しながら右往左往する力士たちに思わず笑ってしまいます。
▲なんというバランスの悪さ。まともに歩くことすら厳しい。
▲土俵以外にもさまざまなステージが用意されており、ハチャメチャなバトルを楽しめる。
ランニング？：『海の上の筋肉兄貴』マッチョの全力疾走姿はこれ以上ないシュールさ
ムッキムキに鍛えあげたマッチョが、ひたすら海の上を走りまくるというゲームです。そもそも彼はなぜこんなことをしているんだろう……？ ともかく、プレイヤーはひたすら画面を連打して、彼をなるべく遠くまで走らせます。手足をブンブン振りながら爆走する姿に笑っちゃいました。
走り終えたあとの満足感ある「やりきった表情」も、ぜひ眺めてみてください。
▲水しぶきをあげて爆走。とにかく画面を連打して走らせよう。
▲力尽きてしまうと海にプカプカと浮いてしまう。それにしてもイイ体だ。
どれも見た目からしてかなりのインパクトがあったのではないでしょうか？ 中身もなかなかおもしろいので、気になるゲームがあれば遊んでみてくださいね。
こちらの記事もおすすめ
不気味で狂気じみた雰囲気ゲームまとめ。トラウマになりそうな12選
8bit × 3Dの「ボクセルゲーム」には名作が多い。かわいくて面白い6本