最近は名刺管理をデジタルで行う人も多いのではないでしょうか。PCソフトはもちろんスマホアプリでも数多くの名刺管理サービスが出てきています。
この記事では、名刺管理の基礎知識、おすすめの名刺管理アプリ一覧、人脈を活かすコツについてご紹介していきます。
人気の「名刺管理アプリ」おすすめ13本を徹底比較。名刺管理のコツも紹介
名刺管理のメリット
社会人になり名刺交換の機会が増えてきたら、ぜひ名刺管理を始めたいところ。よりよい人間関係を構築するうえで役立ちますし、そこから新しい情報や仕事が舞い込んでくることも多々あるものです。
メリット1 仕事のチャンスを増やせる
訪問先の近くで他のお客さんがいないか探したり、業種を絞り込んで連絡したり……名刺が整理されていると、必要な名刺をすぐ見つけ出せます。
幅広い相手へまめに連絡・営業をしやすくなり、ビジネスを進めるうえで重要な役割を果たしてくれます。
メリット2 情報・知恵・協力を得やすくなる
仕事上の悩みや問題があるとき、これまで知り合ってきた人の中から適切な相談相手を探しやすくなります。
独立に向けて起業家へアドバイスを求めたり、法律問題に悩んでいるときにその手の専門家を当たってみたり。1度でも話したことのある相手なら、接点ゼロの状態より遥かに相談しやすいはずです。
弱い紐帯の強み
「弱い紐帯の強み」と呼ばれる理論があります。社会的な繋がりが緊密な相手より、繋がりが弱い相手のほうが有益で新鮮な情報をもたらしやすい、という発見のこと。
ビジネスパートナーや同業者は職場環境も人間関係も被りがちなので、似たような情報源を持つことになりがち。業種や役職が異なる相手のほうが、新鮮な知識や情報をもたらしてくれやすいそうです。
普段接点のない相手にも連絡をとって交流してみると、思わぬニュースや気付きがもたらされるかもしれません。
名刺管理の方法
名刺の管理方法はバリエーション豊か。どんなものがあるのか、それぞれの特徴を見てみましょう。
アナログ方式:直感的で自由に管理できるが、検索・整理の効率はデジタルに劣る
アナログ最大のメリットは、とにかく自由で思いのままに管理・記録できること。デメリットは、デジタルより検索・整理の素早さが劣ることなどが挙げられます。
名刺ファイル
オーソドックスなのは、名刺ファイルを使った管理。
名刺交換の機会が多くなければ貰った順に入れていくだけでもいいですし、五十音順に整理したり、会社別でグルーピングするのもいいでしょう。
名刺枚数が多いと並べ替えの手間がかかりますが、そこまで多くないなら簡単でわかりやすい手法です。
名刺ボックス
名刺ファイルの場合はポケットから出し入れするのが大変ですが、ボックスタイプであればもっとスピーディに整理できます。
ファイルタイプに比べて入れ替えが簡単な代わり、一覧性に劣るという欠点もあります。パラパラめくって見渡すことがないなら、名刺ボックスのほうが整理しやすいでしょう。
デジタル方式:自分で整理する必要がなく、検索も一瞬。主流の管理方法
今はデジタルの名刺管理サービスが増えており、多くの人がデジタル管理をしています。整理が簡単なことと物理的にかさばらないことが特長で、名刺が何千枚あろうと必要な1枚をすぐ見つけ出せます。
欠点を挙げるなら、サービス側で仕様が決められておりアナログほど自由にカスタマイズできないことくらい。とはいえ今は使い勝手の良いサービスが多く、さほど問題はないでしょう。
今から名刺管理を始めるならデジタル、特にスマホアプリを活用するのがおすすめ。使い慣れればアナログより大幅に効率よく管理できるはずです。
名刺をスキャンして画像化・テキスト化
サービスにもよりますが、近年はスキャナの性能がとても優秀。カメラを向けるとほぼ一瞬で名刺の縁を読み取り、きれいな四角形の画像に変換します。
文字を自動でテキスト化するサービスも多く、誤認識の頻度も十分に許容できるレベルです。
目的に応じて並べ替え・グループ化
手動で名刺を入れ替えなければならないアナログ管理と違って、自動で五十音順に並べ替えたり、グループやタグで分類したりできるのもデジタルの大きなメリット。
もちろん名刺が何千枚あろうと検索はキーワードを入れるだけ。一瞬です。
おすすめ・人気の名刺管理アプリ3選。使い方も解説
数ある名刺管理アプリの中でも、特に人気があり使い勝手の良いサービスをご紹介します。
『Eight(エイト)』スパムとの評判は過去の話。高いセキュリティと人力スキャナで人気アプリに
名刺管理アプリ最大手の『Eight』。大きな特長は、個人向け無料サービスであるにもかかわらずEightスタッフの手で正確なデータ入力をしてくれるところ。そしてビジネスSNSとして人脈をより広く築けるところです。
情報漏洩の危険性は? つながりたくないのに勝手につながる?
SNS機能を持つ『Eight』は以前、スパムまがいだと批判の声がありました。というのも名刺をスキャンすると、その相手に「あなたもEightを始めませんか?」という旨のメールが自動送信されていたから。
現在、この仕様は変更されています。ユーザーが自発的に招待メールを送らない限り、勝手にメール送信されることはありません。
また他の人と勝手につながるという評判もある様子。厳密にはEightの定義する条件「お互いが知り合いである」が満たされたときにつながります。
見ず知らずの他人や、名刺交換してもいない相手を勝手に推薦されるわけではありません。
『Eight』の使い方1 名刺のスキャン方法
アプリを起動したら、まず自分の名刺をスキャンしてプロフィールを作成します。それができたら早速、名刺をどんどんスキャンしていきましょう。
データ入力は人力で行われるので、時間がかかるものの正確です。入力にかかる時間はまちまちで、早ければ数十分、遅ければ数日以上かかることもあるとのこと。
入力オペレータはあくまで名刺の文字をテキスト化するのみで、その名刺を誰がスキャンしたのか、誰と誰が繋がっているのか、といったことは把握できないシステムだそうです。
またしっかりした情報セキュリティ施策を行っている企業に与えられる「プライバシーマーク」も取得済み。高い安全性を確保しています。
『Eight』の使い方2 名刺の整理
入力が完了した名刺は五十音順に並べられます。
『Eight』の使い方3 SNSでつながりを広げ、深める
名刺をただ保存しておくだけでなく、新たな相手へのアプローチや、既につながっている相手と交流を深めることにも役立ちます。
Eightプレミアムの内容
『Eight』は基本無料のサービスですが、プレミアムに登録することで3つの特典を受けられます。
【料金】
月額400円または年額4000円(月額換算333円)
【特典】
1. 名刺データをCSV形式でダウンロード可能に。件数無制限。
2. 通常ユーザーの約1/3のスピードで名刺データを入力。
3. 名刺に記載された全項目を入力(通常はデータの混み具合により一部略される)。
通常版だからといって機能が使えない不便さは全くないので、無料でも何ら問題なく使えます。データ入力のスピードを求める場合はプレミアムを検討してみてください。
ユーザーのレビュー・感想・口コミ
Applivに寄せられたレビューからの抜粋です。
「ずっと前から名刺管理はこれ一本。多少名刺の撮影が雑でも運営による手作業で登録しているからしっかりと綺麗に登録される。一度にまとめて撮影出来るのもとても使いやすい。」
「非常に使いやすいソフトです。 欲を言えば、名刺情報をダブルクリックもしくは長押ししたら、直接電話やメールをできるようにしてもらいたい。 」
「ビジネス上で名刺管理することだけを想定すれば、とても便利に思います。営業マンなど不特定多数に名刺を配って管理する人にはぴったりと思います。」
こんな人におすすめ
●どのアプリを使うか迷っている。とりあえず1番人気なものから試したい
●プライベート用SNSは仕事で使いたくない。ビジネス用のSNSが欲しい。
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名刺アプリ『Eight』の使い方。プレミアムプラン、スキャン、名刺削除など
『Sansan』Eightの法人版。全社で名刺を共有し、繋がりを活かす
『Eight』を作った会社による名刺管理サービス。『Eight』が個人向けであるのに対して、こちらは法人向けとなっています。
社員それぞれの名刺を一元管理できるのがメリット。営業活動を行う際に、人脈を活かしやすくなります。
『Sansan』の価格体系
【初期費用】
月額ライセンス費用の12ヶ月分(既に保有している全名刺をデータ化するため)。
【月額ライセンス費用】
5万円から。サービス利用前に提出する見積依頼書によって、価格が決められます。
【Sansanスキャナ】
月額1万円。オフィスフロア、拠点数分の契約が必要です。
まずヒアリング、見積もりの提示から行われるので、検討中の方はこちらから問い合わせてみてください。
ユーザーのレビュー・感想・口コミ
Applivに寄せられたレビューからの抜粋です。
「会社の仲間が交換してきた名刺も営業担当者みんなで共有できるので使いやすいアプリだと思います。名刺のデザインが変わった相手などの情報も入ってくるので、次のアポもとりやすいです。」
「スキャンした時のデータ化の質も高く、データベースからの検索機能も充実しています。」
「持ち運べる名刺フォルダ。ビジネスのあらゆるシーンで活用できる」
こんな人におすすめ
●法人で名刺管理を行いたい。会社やチーム全体で名刺を共有したい。
『Camcard』訪問履歴の記録やリマインダー登録ができる
個人利用、会社やチームでの利用、どちらの使い方もできる名刺管理アプリです。
他の名刺管理アプリとの大きな違いは、各名刺にとても詳しい情報を添付できること。話した内容をメモしたり、次のミーティング日時をリマインダー設定したり、To-Doを入力したり……。
ただ名刺データを保存するだけでなく、良い関係を築いて仕事を捗らせるためのツールとして活かせます。
『Camcard』の価格
以前は有料アプリでしたが、今は無料。広告もありません。有料オプションとして、人力の名刺情報校正を依頼できます。
【高精度校正(人力校正)の価格】
10枚:720円
20枚:1,200円
50枚:2,800円
ユーザーのレビュー・感想・口コミ
Applivに寄せられたレビューからの抜粋です。
「たくさんある名刺も、カメラで撮影してまとめておけて、必要な時にさっと情報を見ることができるのでとても便利ですよ。」
「名刺管理にはこのアプリを使っています。読み取りの精度が高く英語も認識してくれます。電話帳への登録までしてくれます。」
「読み込んだデータが電話帳のどこに入ったかわからなくなったりと戸惑うこともありますが、無料でここまでできるならすごい! 機能も有料アプリに見劣りしません」
こんな人におすすめ
●相手の情報を細かく記録して、今後の関係発展に役立てていきたい。
●アプリにSNS機能は無くて構わない。
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その他の名刺管理アプリ10選。個人向け、法人向け共に紹介
この他にも、総合的なものから一部機能に特化したものまで、さまざまな名刺管理アプリがあります。主要なサービスの特徴や使い方を見ていきましょう。
『Evernote』名刺の管理もできる万能ノート
『Evernote』自体は知っている人も多いのではないでしょうか。Evernoteを活用している人なら、名刺管理専用のアプリを導入せずこちらで管理するのもアリ。別途スキャナアプリがなくても、Evernote内のカメラで名刺を読み取れます。
スキャンの性能は優秀で、名刺の細かい文字もきれいに読み取ってくれます。
名刺管理専用アプリのような名刺の並べ替えやグループ化といった整理機能はついていません。あくまでノートに名刺情報を貼り付けていくだけなので、大量の名刺を扱うにはやや不向きです。
『Evernote』の価格プラン
無料版、Evernote プラス、Evernote プレミアムという3種類のプランがあります。
【無料版】
月間アップロード容量:60MB
ノートの上限サイズ:25MB
【Evernote プラス】
価格:3,100円/年
月間アップロード容量:1GB
ノートの上限サイズ:50MB
主要機能:無料版の機能に加えて、メールの保存、利用中の全端末同期等
【Evernote プレミアム】
価格:5,200円/年
月間アップロード容量:10GB
ノートの上限サイズ:200MB
主要機能:プラスの機能に加えて、PDFへの注釈挿入、ノート履歴にアクセス、複数アカウントの切替等
ユーザーのレビュー・感想・口コミ
Applivに寄せられたレビューからの抜粋です。
「日常必需品。とにかく便利なメモアプリ。文章を書くだけでなくリストを使ったり画像を貼り付けたり、とにかくいろんな情報を記録出来る。」
「おおむね機能もデザインもいい感じ。無料版だとあまりにも機能やノート容量が制限されてしまい有料を使わざるを得ないので、もうちょっとだけ無料版の規制緩和してくだされば最高です。」
こんな人におすすめ
●情報管理はEvernote1本に集約させている。
●会うたびに会話内容を記録するなど、テキストメモを随時付け加えたい。
『Office Lens』名刺の画像化だけでいいならこのアプリ
Microsoftが開発した完全無料のスキャナアプリ。名刺だけでなく、書類、ホワイトボード、ふせん、ノートと幅広い用途に対応しています。
このアプリ自体に名刺を管理する機能はありません。撮影したら、画像ファイルは別途保存・管理しましょう。
ユーザーのレビュー・感想・口コミ
Applivに寄せられたレビューからの抜粋です。
「斜めから撮っても正面から撮ったようにできるスキャナーアプリです。瞬時に、しかも綺麗にスキャン出来て凄いと思います。板書が間に合わない時や、紙面を撮って送ったりするのによく使います。」
「手ブレや粗い字も修正してくれるので、もしもの時の為にスマホに入れてます(^^)」
「どんな角度から撮っても自動で正面に直してくれる優秀なアプリ。ただ、撮る時の音をサイレントに出来れば助かるなあ....。」
こんな人におすすめ
●管理は自分でやるから、名刺を画像化さえしてくれればいい。
『Wantedly People』名刺の枚数が多くて処理が大変な人に
ビジネスSNSとして著名なWantedlyからリリースされ、名刺管理に特化しています。SNS機能は特になし。ただし登録した人・会社に関するニュースを取得できる機能が秀逸です。
ユーザーのレビュー・感想・口コミ
Applivに寄せられたレビューからの抜粋です。
「名刺をカメラで撮影するだけで自動で登録してくれるという便利アプリです。使っていくにつれて読み取りの精度が上がっているので、これほど嬉しいものはないですね。」
「複数の名刺を一度に撮影できてすぐにデータが取り込めるので名刺管理が捗る!」
「本体の機能もさることながら、意外とサブコンテンツのニュースを参考にしたりしてる」
こんな人におすすめ
●名刺の数が多く、読み込むのが手間。管理時間を短縮したい。
●業界の著名人と関わる機会が多い。
『Saciva』オペレータによる正確な手入力。情報を更新すると相手に伝わる
オペレータによる手動入力を無料で行ってくれます。手入力でありながら英語・韓国語・北京語など7ヶ国の言語に対応しており、外国人と名刺交換しても抜かり無く記録を残せるのがメリット。
こんな人におすすめ
●データ入力は人力で正確に行ってほしい。
●外国人と名刺交換する機会が多い。
『名刺ファイリングCLOUD』履歴機能が充実。継続的なやり取りを補助
OCR機能で名刺をテキスト化し、端末ではなくクラウドサーバーに保存。これによりタブレットやPC版とも同期して使えます。
打ち合わせや営業の記録を残せるメモ機能付き。どの相手にどんなアプローチをしてきたか簡単にふり返れるのが嬉しいですね。
名刺ファイリングCLOUDの価格体形
名刺100枚までは無料で、それ以降は枚数によって有料プランを利用する必要があります。
【無料版】
名刺100枚までの登録可能。
【名刺ファイリングCLOUD Standard】
年間2,400円で、名刺1,000枚まで管理可能。
【名刺ファイリングCLOUD Pro 1 ユーザープラン】
年間3,888円で、名刺5,000枚まで管理可能。
こんな人におすすめ
●データは端末に残さずクラウドで管理したい。
●アプリ内でやり取りの記録を残しておきたい。
『スマート名刺管理』基本機能を押さえつつ、カーナビと連携する独自システムも
PC版の『スマート名刺管理』とセットで利用するアプリ。2万円近くするPC版を購入する必要があるため、個人が使うにはちょっと躊躇するところ。
カーナビアプリの『NaviCon』と連携すれば、名刺に記載された住所を手軽に設定し、ナビしてもらえるのが特長です。
スマート名刺管理の価格
PCソフトを購入する必要があり、初めて購入する人は18,308円。『速攻!名刺管理、やさしく名刺ファイリング』ユーザーなら14,606円で購入できます。
こんな人におすすめ
●車で外回りをしており、訪問先がどこか迷うことが多い。
●PC版の『スマート名刺管理』をすでに利用しており、スマホ版も活用したい。
『名刺バンク』大人数で利用しても価格は抑えめ。名刺枚数による従量課金制
法人向けの名刺管理アプリ。法人の場合1ユーザーあたり月額いくら、という料金体系のサービスが多い中、本サービスは名刺枚数によって課金されます。
「そこまで大量の名刺があるわけじゃないけど、従業員間できちんと情報共有したい」というケースで便利ですね。
名刺バンクの価格
初期費用はなく、名刺1枚につき5円。ユーザー数による価格変動はないため、従業員数の多い会社に向いています。
こんな人におすすめ
●名刺の枚数はそれほど多くないが、従業員間できちんと情報共有したい。
●従業員数が多く、1ユーザーごとに課金されるサービスは予算オーバーしてしまう。
『名刺de商売繁盛』スキャン専用。もらった名刺はその場で即データ化
ヤマトの名刺管理サービス『名刺de商売繁盛』の補助ツール。名刺をスキャンしてサーバに送信できます。
本アプリ単体では使えず、『名刺de商売繁盛』の法人契約が必要。
名刺de商売繁盛の価格
月額30,000円で名刺を20万枚まで登録可能。利用者数による価格変動はないため、従業員数の多い会社向きです。
こんな人におすすめ
●『名刺de商売繁盛』を利用している。もらった名刺はすぐにスキャンしたい。
『HotProfile』営業部隊を全面サポート。情報共有や業務報告をより効率化
営業ツールを充実させた名刺管理サービスです。訪問時間や商談内容をアプリで記録して本社に報告したり、相手が社内の誰と繋がっているかチェックしたり、営業支援機能が充実。
名刺という貴重な財産をとことん活用したい営業会社向けのサービスです。
『Hotprofile』の価格
【基本パック(名刺管理)】
1ユーザーにつき月額3,000円
【SFAパック(名刺管理+営業支援)】
1ユーザーにつき月額4,500円
となり、31名以上の組織ではここからディスカウントされていきます。
こんな人におすすめ
●営業に力を入れていきたい。
●見込み客とは長期的にやり取りをしており、記録を振り返ることが多い。
『メイシー』大量に溜まった名刺のデータ化を代行。築いてきた人脈を有効活用
膨大な名刺をキャビネットに眠らせたまま活用できていない……そんな法人向けのサービスです。メイシー運営に名刺を送ると、スタッフがデータ化。自社に来てもらっての出張スキャンサービスもあり、名刺のデータ化が面倒な人にとっては重宝します。
メイシーの価格体形
10ユーザーごとに月額1,980円で、名刺のスキャンは1枚10円。名刺のデータ入力は1枚25円です。
前払いによるディスカウントがあり、
1年分前払い:5%引き
2年分前払い:10%引き
3年分前払い:15%引き
となっています。
こんな人におすすめ
●名刺のデジタル化に疎いので、スキャンするところから全て依頼したい。
もっと名刺管理アプリを見る
賢い名刺活用術
代表的な名刺管理アプリを紹介してきましたが、ただスキャンして保存しておくだけでは意味がありませんよね。そこで、せっかく繋がったご縁をしっかり活用する方法をご紹介します。
定期的な連絡をとり、密な関係を保つ
特別な用事がなくても、「最近調子はいかがですか?」と連絡を入れてみることは人間関係を途切れさせないために重要。溜まった名刺を眺めて、関係を深めていきたい相手に連絡するといいでしょう。
個人データにメモを残せるアプリであれば、いつ連絡を入れたのか記録しておくのもおすすめ。「この人はここ半年ほど会ってないから、1度食事に誘ってみよう」などと判断する材料になります。
相手の特徴や会話の内容をメモして、次の会話に役立てる
自分の話を覚えてくれているのは嬉しいものではないでしょうか。メモやノート機能を備えたアプリで「○月○日 ××で食事。△△について雑談した」と書き記しておけば、相手の情報を忘れずに済みます。
次に会ったとき「以前こんな話をされてましたよね」なんて伝えれば、「覚えててくれたんだ」と喜ばれるはずです。
社内の仲間の繋がりを活用する
ビジネスや営業のシーンでは、社内の人脈を活用するのも大事です。これから売り込みたい相手が、もしかしたら社内の誰かと既に知り合っているかも。
「あの会社に営業に行きたいんだけど、担当の○○さんを紹介してもらえない?」などと協力することで、アプローチしやすくなります。
名刺を最大限に活かして、良い人脈を築こう
いろいろな業種はあれど、人と人との繋がりは誰にとっても大切です。良好な人間関係を築いてビジネスチャンスを獲得し、人生に活かしていきましょう。
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