ロングセラー家計簿アプリのひとつ『おカネレコ』。「2秒家計簿」というキャッチコピーの通り、あっという間に支出記録できるのが長所です。

そこで今回は『おカネレコ』が向いている人、使い方、賢い実用例などを詳しくご紹介していきます!

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家計簿おカネレコ - 人気貯金お小遣い帳家計簿(かけいぼ)

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『おカネレコ』とは?

手動入力で、支出をスピーディ&正確に記録できるアプリです。アプリの使い方がとてもシンプルで、月々の支出を把握しやすいのが特長。

家計簿にチャレンジしても三日坊主だった筆者はこれで2年以上も家計簿が続き、節約や財務状況の把握に役立てています。

他の家計簿アプリとの違い

マネーフォワード』や『Zaim』など類似アプリとの違いは、

●銀行口座やクレジットカードとの連携はしない。個人情報の登録も不要。
●操作ボタンや画面移動が最小限。面倒くさがりな人も継続しやすい。
●支出の記録に特化している。収入や資産の把握には向かない。

が挙げられます。

『おカネレコ』が向いている人

●他の家計簿ツールは三日坊主に終わった。今度は長続きさせたい。
●月々の支出が収入を上回っていないかチェックしたい。
●費目を正確に記録したい(アプリの自動入力は不正確だから嫌)。
●銀行口座やクレジットカードとの連携はしたくない。

という方に向いているアプリです。支出記録はこのアプリで行いつつ、他のアプリでカード情報の管理をする、といった使い分けをするのもいいでしょう。

『おカネレコ』の危険性は?

家計簿アプリの多くは個人情報に深く関わるので、セキュリティや危険性を心配するのは当たり前ですよね。

しかし『おカネレコ』に関しては心配ありません。銀行口座やクレジットカードとの連携はなく、アプリの利用にあたって個人情報を求められることもありません。

入力したデータも、基本的に端末内で保存されるだけ。安心して使えるアプリです。

『おカネレコ』の使い方

アプリの使い方や、便利な機能をご紹介します。

支出の入力

「2秒家計簿」というキャッチコピーにふさわしい、スピーディな入力画面が最大の特長。

アプリを開くといきなり入力画面が出るので、「費目」「金額」の2つを入力するだけ。本当に2秒で済みます。

▲アプリを開いて即入力。レジでお釣りをもらうまでの隙にパッと記録できる。

収入も記録はできますが、費目を分けることはできません。例えば給料と株取引を分けることはできず、ひとまとめに「収入」として記録します。

▲詳細欄を開いて、時刻修正、メモ書き、写真添付をすることもできる。

メモ機能は一例として、

●食費を入力するときに、レコーディングダイエットがてら食品名をメモする。
●娯楽費を入力するときに、ゲーム名や漫画名をメモする。
●電気代や水道代を入力するときに、何月分の請求なのかメモする。

などの目的で活用できます。

▲費目(カテゴリー)は自由に設定できる。もちろん並べ替えも可能。

支出のチェック

次に、入力した支出を確認する方法について。リスト、円グラフ、棒グラフ、カレンダーの4パターンがあります。

▲下段メニューから見たいものを選択。

▲リスト表示。過去の入力をズラリと見渡せる。

▲円グラフ表示。どこにお金がかかっているか直感的にわかる。

▲棒グラフ表示。今月は例月に比べて節約できたかどうか確認するときに。

▲カレンダー表示。「1日に○○円までしか使わない!」と決めている人向け。

▲< > ボタンを押すか、画面を左右スワイプすれば前月・次月に移動する。比較したいときによく使う機能。

詳細な設定

細かい部分で便利な機能・設定がたくさん用意されています。全て紹介するとあまりに長くなるので、主要なものを列挙していきましょう。

入れ忘れ防止リマインダー

好きな時刻に通知して、入力忘れに気付かせてくれます(オフにもできる)。

締日の変更

締日は自由に決められます。例えば15日が給料日なら、14日を締日にしておくといいかも。振り込まれた給料が徐々に減っていくのを意識しながら過ごせます。

締日が土日祝と重なった場合、締日を直前or直後の平日に動かすオプションも。とにかく細かい点にこだわれるアプリなんです。

費目ごとの予算

「食費は毎月○円まで」と予算を決めている方にとってドンピシャな機能。今月あといくら予算が残っているかチェックできます。

表示形式の変更

●アプリのテーマカラー
●年の始まりは1月か4月か
●週の始まりは月曜か日曜か
●ホーム画面下段にどのボタンを置くか

ほか、表示形式を自由に決められます。

繰り返し入力

家賃やインターネット料金など毎月固定の支出は、繰り返し入力を使うのが便利。毎月自動で入力してくれます。

キャンペーン、ポイント

ログインするだけで1日1ポイント、10回・30回の入力で10・30ポイントがもらえます。

このポイントでAmazonギフト券が当たるルーレットに参加、または『おカネレコ』のプレミアム機能と交換することができます。

▲ふと気がついたら貯まっているポイント。案内に沿ってルーレットを回し、Amazonポイントを当てたい。

無料版と有料版(プレミアム/クラウド)の違い

『おカネレコ』のプランは次の3種類が用意されています。

●おカネレコ
価格:無料

●おカネレコプレミアム
価格:買い切り480円
※無料版のアプリ内課金でアップグレードする方法と、ストアから有料アプリを購入する方法の2つありますが、どちらも中身は一緒です。

Android版では、プレミアム機能のうち欲しいものを100円で単品購入することもできます。

●おカネレコクラウド月額会員
iOS
価格:月額480円または年額3,000円
Android
価格:月額400円または年額3,000円

おカネレコプレミアム(買い切り480円)

買い切りのプレミアムプランでは、

●レシート読込機能
●バナー広告非表示
●カテゴリー数拡大(18→90個)
●Excel/CSVエクスポート機能
●データバックアップ機能
●テーマカラー変更
●カテゴリグラフ色変更

以上7つの機能が使えます。『おカネレコ』のアンケート結果によると、1番人気なのはレシート読込機能。

▲カメラマークを押して、レシートを撮影。

▲日時、金額、商品名を正確に認識してくれた。さすがに費目は自分で設定する。

おカネレコクラウド月額会員(月額400円~年額3,000円)

月額会員の場合、プレミアムの機能に加えて

●データお預かり(自動バックアップ)
●複数の端末で家計簿共有
●PC版おカネレコ
●ファイナンシャルプランナー執筆のおカネレコマガジンの購読

が使えます。ほぼ同期やバックアップにまつわる機能ですね。

▲PCで見た様子。大きな画面で把握しやすいが、機能はスマホアプリの一部を移植しただけ。

▲財テクに関するマガジンが読める。

買い切りのプレミアムでほぼ主要機能を使えるので、筆者としてはプレミアムがおすすめ。無料版ではバナー広告が表示されますが、気にならなければ無料版でも全く問題ありません。

家計簿データがとても大事で絶対失いたくないなら、クラウド月額会員でバックアップや同期機能を活用するといいでしょう。

継続できる、節制できる。『おカネレコ』の活用法

最後に『おカネレコ』の特徴を活かしながら、上手に使うアイデアをご紹介します。

レジで支払った瞬間に記録する

素早く入力できることがウリなのですから、支払いが発生した瞬間に記録してしまうのがおすすめ。

「後でまとめてやろう」と思っていると面倒臭くなりがちですし、レシートを紛失して支出がわからなくなりモチベーションが下がることも。

払った段階で漏れなく入力すれば、苦もなく継続できます。

自動引き落とし系の支払いは、入力タイミングを決める

電気代の引き落とし、通販の定期配送などは入力を忘れがち。対策として、入力タイミングを自分で決めておくのがいいです。

「ポストに明細が届いてるのを見たときに入力する」「商品発送のお知らせメールを見たときに入力する」などと自分ルールを決めてください。

現金払い、カード払いの区別は不要

このアプリは「支払いの手段」を気にする必要はありません。現金払いであれカード払いであれ、とにかく「支出が発生した時点で入力」すればOK。

カード払いの引き落としタイミングがどうであれ、とにかく月々の総支出が収入を超えていない限り、健全な財務状況になっているはずです。

高額商品は分割(減価償却)で考える

30万円のパソコンを一括で買ったからといってそのまま入力すると、1ヶ月だけ支出が飛び抜けてしまい、他の月と比較しづらくなりますよね。

そこで「2年は使うから24ヶ月で割って入力しよう」と考えれば、突発的な出費を均一にならすことができます。

上でご紹介した「繰り返し入力」を使えば、分割入力が簡単にできますよ。

▲繰り返し入力を使えば、入力忘れの心配がない。

手軽な使いやすさと、徹底的にこだわれるカスタマイズ性を備えた家計簿

アプリの利用にあたって会員登録も連携も不要。ダウンロードしてすぐに家計簿を始められます。

支出があるたびポチポチッと気軽に記録しつつ、気が向いたときに設定をいろいろと見直してみてください。自分に合った形でカスタマイズすれば、どんどん使いやすくなっていくはずです。

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