マッチンアプリの利用を考えているあなたは、「本当に安全なのかな……」と不安を抱えているのではないでしょうか。
結論から述べると、マッチングアプリでは運営によるパトロールや厳重な登録審査など、さまざまな安全対策がなされています。またサクラを雇わずに済むような仕組み作りも行われているので、「相手に騙された……」という思いをする可能性も低いです。
本記事はそんなマッチングアプリの中でも、とりわけ安全性が高いものを5つ紹介します。記事の後半では悪質ユーザーの見極め方も解説しているので、これを読めば安心して恋活に専念できますよ!

安全なマッチングアプリ5選 パトロール体制の重要性と業者の特徴まとめ
安全なマッチングアプリはパトロール体制が整っている

一昔前まで「インターネットを介して異性と知り合うサービス」といえば、いわゆる出会い系サイトが主流でした。出会い系サイトは基本無料かつ手軽に登録できたため、業者や悪質ユーザーがほとんど野放しにされていたのです。
しかしあくまでこれは昔の話。現在のマッチングアプリの多くは、月額制を採用しています。つまり基本無料の出会い系サイトよりも収益が安定しやすく、その分安全対策に掛けられる資金的余裕が生まれているのです。
そんなマッチングアプリの安全対策の中で、とりわけ重要されているのがパトロール体制です。こういったパトロールは人の目によって行われるため、AIに依存している顔認証よりも柔軟に悪質ユーザーを排除できます。
またパトロールは人件費が掛かりすぎる都合上、安全意識の低い運営会社は導入したがりません。よってそのアプリが安全かどうかは、パトロール体制が整っているかどうかで見極められるのです。
パトロール体制が充実! 安全なマッチングアプリ5選

それでは実際に、安全かつ信頼性の高いマッチングアプリについて確認していきましょう。具体的には、以下の5つが挙げられます。
安全なマッチングアプリ5選
- Pairs
- with
- タップル
- イヴイヴ
- ユーブライド
これらのマッチングアプリは単にパトロール体制が整っているだけでなく、さまざまな安全対策がなされています。そのため「マッチングアプリを使うのは初めてだから不安……」という方も、安心して利用できますよ。
Pairs(ペアーズ)|高水準のAI画像判定で悪質ユーザーを排除!

『Pairs(ペアーズ)』は累計会員数1,000万人を誇る国内最大級のマッチングアプリです。数あるマッチングアプリの中でもとりわけコスパに優れているため、登録を検討している方も多いのではないでしょうか。
そんな『Pairs(ペアーズ)』は24時間365日の監視体制に加え、高水準のAI画像判定を使うことで悪質ユーザーを排除しています。
具体的には本人確認の際に身分証明書をあらゆる角度から撮影させるほか、顔の表情筋をチェックすることで「ちゃんと実在する人物なのか?」を判定するのです。
また『Pairs』を運営している株式会社エウレカは上場企業のグループ会社であるうえ、国から「インターネット異性紹介事業」であることが正式に認められています。そのため安全性という点で非常に信頼できるマッチングアプリだといえるでしょう。
『Pairs』について詳しく知りたい方はこちら
with(ウィズ)|登録にはFacebook認証かSMS認証が必須

性格診断の精度が魅力なマッチングアプリ『with(ウィズ)』は、登録するにあたりFacebook認証かSMS認証のどちらかが必要です。
「Facebookのアカウントなんて誰でも作れるじゃないか」と思うかもしれませんが、友だちが10人以下のいわゆる「捨て垢」は認められていません。
またメッセージをするには身分証明書による年齢確認が必要です。パトロールが24時間365日体制なのも大きな魅力。
『with』について詳しく知りたい方はこちら
タップル|パナソニックの顔認証技術と悪質ユーザーへの厳しい投稿制限

『タップル』は累計会員数600万人以上を誇るマッチングアプリです。20〜24歳の若いユーザーが多いこのアプリは、パナソニックの顔認証技術を導入することでなりすまし業者の排除に努めています。
また24時間365日体制のパトロールによって、不快な文章や公序良俗に反する画像を削除。繰り返し違反をする悪質ユーザーには厳しい投稿制限がかけられます。
大手IT企業であるサイバーエージェントのグループ会社が運営しているというのも安心ポイントです。
『タップル』について詳しく知りたい方はこちら
イヴイヴ|登録には運営の審査だけでなくユーザーからの承認も必要

株式会社テックアイエスが運営している『イヴイヴ』は、完全審査制を採用しているマッチングアプリです。登録するには運営だけでなく、既存ユーザーからも承認される必要があります。二重の審査体制によって、悪質ユーザーがかなり入り込みにくいです。
また登録には身分証明書の提示が必要なのはもちろん、本人確認が済んでいる人だけを絞ってユーザー検索することができます。そのためなりすまし業者と関わるリスクも極めて少ないです。
『イヴイヴ』について詳しく知りたい方はこちら
youbride(ユーブライド)|安心と信頼のサクラゼロ宣言!

『youbride』は大手SNSサイトとしても有名なミクシィグループが運営しているマッチングアプリです。累計会員数は190万人以上で、とくに結婚意識の高いユーザーが多く集まっています。
そんな『youbride』で行われているのが「サクラゼロ宣言」です。24時間体制の監視業務はもちろん、独身証明書や収入証明の提示を求めることでなりすまし業者を排除しています。
ちなみに一般的に混同されることが多いですが、サクラと業者は本来別物です。
サクラ | アプリの運営が用意した偽のユーザー |
---|---|
業者 | アプリ運営とは無関係の悪質ユーザー |
一昔前の出会い系サイトとは違い、マッチングアプリは月額会員制を採用することでサクラの撲滅に成功しています。とはいえ運営がこのような形で「サクラはいません!」と宣言してくれると、より安心して使いやすくなりますよね。
サクラと業者の違いについて詳しく知りたい方はこちら
業者や危険人物の特徴と見極め方

どれほど安全対策がなされているマッチングアプリでも、いわゆる業者や危険人物は存在します。そのためトラブルを未然に防ぐには、自分自身の防犯意識を高めることが重要です。そこで最後に、悪質ユーザーの特徴や見分け方について解説します。
業者や危険人物の特徴
- プロフィール文がコピペっぽい
- プロフィール写真が不自然なほど美男美女
- 誰でも歓迎を匂わせる「希望のタイプ」
- いきなりメールアドレスやLINEのIDを伝えてくる
- 「今日で退会してしまうから……」とこちらを急かす
もし怪しい人を見つけたら即座にブロックするか、運営に通報しましょう。また相手から脅迫されたり、お金を騙し取られたりするなどの緊急性の高いトラブルは、警察への通報も検討してくださいね。
プロフィール文がコピペっぽい
相手が業者かどうか見極めるうえで、最初にチェックしたいのがプロフィール文です。
業者は複数のアカウントを量産する都合上、プロフィール文がコピペっぽくなっていることが多いです。具体的には以下のような文章が挙げられます。
はじめまして!
プロフィールの閲覧ありがとうございます。
色んな年代の方と仲良くしたくてダウンロードしてみました。
美味しいものを食べるのが好きなので、気があったらお食事に行けると嬉しいです。
よろしくお願いします!
業者が書く文章の特徴は、その人の趣味嗜好がほとんど反映されていないことでしょう。
たとえば「美味しいものを食べるのが好き」というなら、具体的にどんな料理が好きなのか記載しても良いはずです。にもかかわらずそれが記載されていないということは、真剣にプロフィールを作り込んでいない可能性があります。
もしどうしてもその人のことが気になる場合は、プロフィール文をGoogleで検索してみましょう。似たような文章が引っかかったら、そのままユーザーブロックするのがおすすめです。
プロフィール写真が不自然なほど美男美女

※写真はフリー画像を使ったイメージです
マッチングアプリを使っていると、まれに不自然なくらい美しい人の写真が掲載されていることがあります。もちろん本当に本人の顔なのかもしれませんが、さすがにプロのカメラマンが撮影したかのような写真は怪しいです。
見極め方としては、その画像をスクショしてGoogle画像検索で調べるのがおすすめです。もし似たような画像が引っかかったら、そのままユーザーブロックしましょう。
誰でも歓迎を匂わせる「希望のタイプ」
多くのマッチングアプリでは、相手に求める条件がプロフィール欄に記載されています。たとえば「希望のタイプ」や「理想の相手」と名付けられている項目がそれです。
普通はこの項目によって相手との相性を確かめていくのですが、中にはそれが「誰でも歓迎」を匂わせるものがあります。具体的には以下のとおりです。
誰でも歓迎を匂わせる「希望のタイプ」
- 年齢:20代前半〜50代前半
- 身長:150cm以上
- スタイル:スレンダー〜ぽっちゃり
- タバコ:気にしない
- 年収:100万円以上
- 交際ステータス:独身/交際中/既婚
基本的に「相手の年齢は何歳でもOK!」「体型はまったく気にしない」という人はかなり珍しいです。もちろん中にはそういう人もいるのかもしれませんが、だとしても相手の交際ステータスを問わないのは不自然すぎます。
このように違和感を覚える項目が多い人は、なるべく避けたほうが良いでしょう。
いきなりメールアドレスやLINEのIDを伝えてくる
マッチングアプリを利用していると、知り合って間もないのにいきなりメールアドレスやLINEのIDを伝えてくる人がいます。筆者の経験上、こういった人はほぼ確実に業者です。
迂闊に返信すると、悪質な出会い系サイトに勧誘されたり、迷惑メールが送られてきたりします。もし怪しいと感じたらそのままブロックするか、運営に通報しましょう。
「今日で退会してしまうから……」とこちらを急かす
メールアドレスやLINEのIDを送ってくる人の中には、「今日で退会してしまうから……」とこちらを急かしてくる人がいます。要するにこちらを焦らせることで、冷静な判断力を奪おうとしているわけです。
こういった場合は、「なぜ退会してしまうのか」を質問してみると良いでしょう。相手が意味不明な理由を述べたり、答えを濁してきたりしたら業者の可能性が高いです。
まとめ:自分自身も違反者として通報されないように注意しよう
マッチングアプリを使う際は、マナーやルールを守るよう強く意識しましょう。というのも安全意識の高いマッチングアプリは、自分自身も違反者として通報されるリスクを孕んでいるからです。とくに以下の3つは、無意識的にやってしまう人が非常に多いです。
マッチングアプリでのNG行動
- マッチングした人にいきなりタメ口を使う
- LINEのIDを強引に聞こうとする
- 返信を強く要求する
「変な人とマッチングしてしまった……」と思われないためにも、マナーを守ることを意識したうえで素敵な出会いを見つけてくださいね!
こちらの記事もおすすめ