マッチングアプリのコツが掴めず、なかなか出会えていない人は多くいます。そんなとき自分に魅力がないのではないかと落ち込んでしまいがちですが、ちょっとしたコツさえ掴めばすぐにうまくいくケースもあります。
そこで今回は、マッチングアプリのコツを「写真」「プロフィール」「メッセージ」「デート」の4つのポイントから詳しく解説していきます。
なかなか出会えていない人は、ぜひ読んでみてください。

マッチングアプリを完全攻略するコツを徹底解説 やってはいけないNG行動も
マッチングアプリで出会うコツは、アプリ選びを間違えないこと

まず前提として、マッチングアプリ選びを間違えていないか、改めて確認してみましょう。マッチングアプリ選びを間違えてしまうと、同じ温度感の相手と出会いにくく、理想の相手がなかなか見つからないためです。
恋活か、婚活か、気軽な遊び相手を求めているのかを整理して、自分に合ったアプリかどうか振り返ってみましょう。
以下の記事で目的別におすすめのアプリをまとめています。
マッチングアプリで出会うまでのコツ

マッチングアプリでは、出会うまでに相手に魅力的だと思ってもらうことが重要です。そのためには、写真、プロフィール、メッセージをどうやって使っていくかが大切。
ここではデートでのコツも含め、それぞれのフェーズを解説します。
メイン写真のコツ

まずは写真のコツから解説します。写真は、マッチングアプリで出会ううえで最も重要です。魅力的な内面があったとしても、写真で雰囲気がわからないとプロフィールの中身を見てもらえないためです。
時間をかけてでも、よい物を準備しましょう。
顔がはっきりとわかる写真を設定
メイン写真は、顔がはっきりとわかる写真を設定しましょう。顔がわからないと相手をイメージできず、会うまでに信頼関係を築きにくいためです。
スタンプやモザイク加工などで部分的に隠す人もいますが、なるべく控え、全体がはっきりとわかる写真をおすすめします。
不信感を抱かれやすく、「いいね」がもらいにくくなってしまいます。
自撮りを避ける
特に男性の場合は、自撮り写真をメインに設定することは控えましょう。女性から見て男性の自撮りは、あまり印象がよくないからです。
そもそも自撮りに慣れていない男性は、表情が堅くバランスが悪いまま設定してしまっている人も多くいます。またナルシストっぽい雰囲気が出てしまうケースも多いため、誰か他の人に撮ってもらった写真を用意しましょう。
もし撮ってもらえる人がいないなら、マッチングアプリ専門の出張カメラマンに依頼してみるのもありですよ。
女性の場合は、男性に比べれば自撮りでもさほど問題ありません。
笑顔を意識
メインに設定する写真は、笑顔を意識しましょう。笑顔の写真を設定することで、「優しそう」「話しやすそう」などと思われやすく、多くの人に好印象を与えられます。
笑顔で写真に映るのが苦手な人は、口角の部分を少し上げることを意識するだけでも印象が変わりますよ。
表情が硬いと印象があまり良くないので注意してください。
サブ写真のコツ

写真にはメイン写真以外にサブ写真が設定できますが、基本的には複数枚設定しましょう。詳しいコツを解説します。
全身を写した写真を用意する
メインの写真で顔がわかるものを設定できたら、サブ写真では全身が写ったものを1枚用意しましょう。全身の写真があることでスタイルや雰囲気がより伝わりやすくなるためです。
体型やファッションセンスを気にして相手を探している人も多いため、上半身や顔の写真だけよりも全身の写真があった方が出会いやすいでしょう。
趣味や仕事など雰囲気の違う写真を複数枚用意する
趣味に没頭している姿の写真と、仕事中の写真の両方があるとよいです。プライベートの姿を公開することで、その人の雰囲気がより伝わりやすくなり、プロフィールと合わせて親近感を得やすいからです。
特に趣味などがない場合は、真剣な表情で何かに取り組んでいる姿のものと、自宅でお酒を飲みながらリラックスしている写真などがあると雰囲気が伝わりやすくなります。
背景にも気を配る
「いいね」を増やして出会いの機会を多くしたい場合は、背景にも気を配りましょう。お洒落なカフェやレストランでの写真は、充実した時間を過ごしている様子が伝わりやすく、多くの人から好印象を得やすくなります。
カフェやレストランでの写真は、友人と一緒に行った時に撮ってもらいましょう。きちんと交友関係を築けているアピールにも繋がります。店内が暗すぎる場合は顔が写らないので、適度に明るいお店がおすすめ。
背景に散らかっている部屋の様子や、洗面所の鏡を使った撮影は、汚れが目立ってマイナスな印象を与えることも多いため注意しましょう。
背景を意識することでより多くのいいねを集めやすくなります。
プロフィール作成・自己紹介文のコツ

プロフィールが未記入のままだと、写真にこだわっていても出会いのチャンスは増えません。短すぎると真剣に相手を探していないとも思われがちなので、面倒がらずに作成しましょう。
基本情報は正直に全て埋める
身長や体型などの、基本的なパーソナルデータの部分は全て埋めましょう。自分では面倒で、どうでもいいと思っていても、相手からすれば重要な要素となるケースもあります。
嘘をついても深い関係になる上でバレてしまうので、正直に書くことをおすすめします。特に年収は書きにくいと感じる人も多いですが、婚活目的でマッチングアプリを使うのであれば偽りなく記載しましょう。
必要な情報を適切にまとめる
自己紹介文のコツは、必要な情報を適切にまとめることです。必要な情報とは、「活動エリア」「職業」「利用目的」「趣味や休日の過ごし方」「自分の性格」の5つです。
自分の性格は、友人からよく〇〇な性格だと言われるといった形で書くことで信憑性が増します。
女性の場合はトラブル回避のために住んでいる場所を公開するのは控えましょう。男性は市や区まで公開しておくことで近い人からの「いいね」がもらいやすくなります。
例文
はじめまして。〇〇市に住んでいて、□□の仕事をしている△△といいます。
休日は土日祝日で、友人と集まりゴルフやフットサルをすることが多いです。仕事柄出会いがないため、このアプリを使って、恋人探しを始めました。真剣な交際を考えているので、長く付き合えて、将来のことも考えられる相手が理想です。
自分がポジティブで前向きなので、同じく明るく前向きな人と出会いたいと思っています。
もし少しでも興味がありましたら、いいね! してくれると嬉しいです!
よろしくお願いいたします!
目的がしっかり伝わる内容にする
自己紹介文では、利用目的を伝えるために、適度な長さのプロフィールを意識しましょう。長すぎると読みにくく、面倒くさがって読まれなくなってしまいます。
目安としては、200~300文字程度。適度に改行を入れつつ5~8行程度がよいでしょう。
婚活の場合は、多少長くなっても問題ありません。会員の真剣度が高く、プロフィールが長くても読んでもらえるためです。情報量が多い方が真剣さが伝わり好まれやすいので、なるべく細かく書きましょう。
読みやすさを意識して作成することで、いいねがもらいやすくなります。
趣味やタグ、コミュニティ関連の機能を活用
多くのマッチングアプリでは、趣味やタグ、コミュニティといった機能があります。「野球好き」「インドア派」などのグループに所属することで、プロフィールを見た時にどういった性格なのか何が好きなのかが想像しやすくなるからです。
趣味やライフスタイル、価値観や恋愛観などからそれぞれ5~9個くらい登録しておくと人物像や性格がイメージしてもらいやすくなります。
メッセージでのトークのコツ

マッチングはできているけどなかなか出会えていない場合、メッセージのコツを掴むことでチャンスが広がります。メッセージのやり取りが苦手な人は、以下のコツを意識して挑戦してみてください。
返信しやすいファーストメッセージを意識
メッセージの中でも特に重要なのが、一通目です。一通目の印象がよくないと返信をしようとはならないからです。そうなればメッセージのやり取りは先に進まず、デートに発展することはないでしょう。
返信をもらいやすいメッセージは、共通点のポイントに関して質問を入れることです。相手の好きなものであれば返信ももらいやすいですし、プロフィールをちゃんと読んでいるアピールにも繋がります。
ただ質問をするのではなく、「自分は〇〇の中でもこういったものが好き」と付け加えると他の人と差別化ができます。
例文
はじめまして。同じく真剣に相手を探していて、趣味や好きなものが同じなど、共通点も多かったのでメッセージをしました。
〇〇さんは甘いものが好きなんですね! 最近は何か美味しいもの食べましたか?
私は友人と〇〇のお店に並んで食べてきました。
相手に合わせて会話を広げる
メッセージのやり取りでは、ただ質問を繰り返すだけでなく、相手のプロフィールから上手に会話を広げる必要があります。
たとえば映画が好きという情報で広げる場合も、「どんな映画が好きか?」→「〇〇が好き」→「そうなんですね」では会話は盛り上がりません。
「〇〇の映画を見ると〇〇な気持ちになる」
「〇〇の映画は〇〇の部分が面白かった」
など、より具体的な感想を伝えて、共感や対話を楽しめるような広げ方を意識してみましょう。
例文
あなた「どんな映画が好きですか?」
相手「私は〇〇が好きですね。」
あなた「〇〇は私も見ました! 〇〇なところが〇〇で感動しましたね。相手さんはどんなところが好きなんですか?」
自然な流れとタイミングを意識してデートに誘う
デートに誘うタイミングや方法は、流れを意識すると自然に誘えます。
いきなりお酒を飲みに行きましょうと誘うよりも、お酒を飲めるかどうかといった話題から広げていって、一緒に飲みにいきませんかと誘う方が上手くいきます。
流れを作る上で、早すぎると相手の心の準備が出来ておらず断られてしまうため、1週間近くやり取りを繰り返してから誘うことをおすすめします。
例文
あなた「プロフィールにお酒好きってありましたけど、よく飲みに行くんですか?」
相手「時々いきます。ビールと日本酒が多いですね。」
あなた「いいですね。自分も好きです。おつまみは?」
相手「〇〇が好きですね」
あなた「美味しい〇〇あるところで飲みに行きませんか?」
デートのコツ

マッチングからメッセージまで困ることはなく、デートまではできているのに、そこから発展しない場合は以下のコツを意識してみましょう。デートに慣れておらず緊張してしまう人は、回数をこなして徐々に慣れていきましょう。
タイミングを見計らって敬語からタメ口に切り替える
デートでは、敬語からスタートしてタメ口に切り替えるタイミングをうかがいましょう。いきなりタメ口だと、相手が失礼に感じてうまくいかなくなるケースもあります。ただ、ずっと敬語のままだと距離感が縮まりにくいデメリットもあります。
相手のタメ口が自然と増えてきたら、合わせてタメ口を増やしましょう。タメ口に切り替えるタイミングがわからない場合は、「お互い敬語はやめにしませんか?」と提案してみるとよいでしょう。
初回は食事や居酒屋がおすすめ
初回はお互いの好きなものを食べに行くか、一緒にお酒を飲むのがおすすめです。食事中はリラックスできて会話も弾みやすいからです。
映画デートだとお互いのことを知る時間があまりなく、アミューズメントパークだと待ち時間で気まずい思いをしてしまうことも。
相手がマッチングアプリでの出会いに不安を感じている場合や、お酒が飲めない場合などは、初回はカフェで軽くお茶を飲むだけにとどめておきましょう。昼の時間帯であれば人も多く、初対面の相手でも不安が少なく会えるためです。
相手の話を引き出すために質問をする
デートの最中は、自分の話をしてアピールするのではなく、相手の話を引き出すために質問しましょう。聞き役に徹して相手に話してもらうことで、会話していて楽しかった、盛り上がったと思ってもらいやすくなります。
聞き役になるときは、相手をすぐに否定しないこと。否定から入ってしまうと相手の話したい意欲を削いでしまうことに繋がります。
デート中に次回の提案をする
デートが盛り上がった場合は、その場で次回の提案をしましょう。メッセージのやり取りよりも顔を合わせて決めた方がスムーズですし、また会いたいと思っている意思も伝えやすいからです。
会話で盛り上がった話題から映画や散策、食べ歩きなどに誘えば流れも自然なので、次回のデートに繋がりそうな話題を積極的に出してみましょう。
マッチングアプリで「いいね」を増やす小技とコツ

次はマッチングアプリで「いいね」を増やすための、ちょっとした小技とコツを紹介していきます。
ログイン直後の相手に「いいね」をする
ログイン順でプロフィールを表示できる場合、上位に表示されている相手には積極的に「いいね」を送りましょう。そのタイミングでアプリを開いていれば通知に気付いてもらいやすく、プロフィールを見てもらいやすいためです。
人気の会員は「いいね」が多く、プロフィールを見てもらえない可能性が高いです。ただログイン中であればその場で通知をチェックしてもらえて、マッチングする確率も上がります。
足跡を積極的に残す
アプリによっては足跡(アクセス履歴)を隠す機能などもありますが、基本的に足跡は積極的に残しましょう。足跡を辿ってプロフィールをチェックしてもらえて、マッチングに繋がるケースもあるためです。
「いいね」の権利を使い切ってしまって追加購入するか迷っている場合は、気になる相手に足跡を付けて、反応があれば課金するといった使い方もよいでしょう。
褒めすぎ、褒めなさすぎに注意
メッセージを送るコツとして、褒めすぎてしまいがちな人は注意が必要です。特に男性から女性に送る、相手を褒めるメッセージは、場合によっては下心に捉えられてしまうこともあります。
初回のメッセージで「かわいい」と送信してしまうのは軽い印象も与えます。写真に関して触れ、褒める場合は距離が縮まってきたタイミングを意識しましょう。
かといって相手を一切褒めないと、どこをなぜ気に入っているのかが伝わりにくくなってしまいます。外見を褒めたい場合は、内面とセットで触れると良いでしょう。いやらしさを感じさせにくくなります。
マッチングアプリで出会えなくなってしまうNG行動

最後に、マッチングアプリで出会えなくなってしまうNG行動を紹介します。プロフィール、メッセージ、デートのそれぞれで紹介するので、該当していないかチェックしてみてください。
プロフィールに関するNG行動
プロフィールでマイナスの印象を抱かせてしまうと、その後発展させるのは難しくなります。以下のNG行動をしないよう注意しましょう。
プロフィールの嘘・詐称
職業や身長などのプロフィールを詐称するのはやめましょう。深い関係になる上で必ずバレてしまい、良好な関係を気づくことが難しくなるからです。
婚活している場合、特に詐称したくなるのは年収だと思います。結婚を考えた時、相手の年収を気にするのは当然です。早く結婚したいからと言って、年収を詐称しても最終的にはバレてしまい破談する可能性もあるので、気をつけてくださいね。
マッチングアプリを利用している男性を対象とした年収の調査では、「300万円未満」の回答が最多、「400万円~499万円」が次点となりました。
「300万円未満」が多くを占める理由としては、学生を含む若年層の利用者が多く存在することが背景として考えられます。
上記のようなデータもあるので、自分の年収の低さを気にしすぎる必要はありません。
キメ顔・ドアップ写真
男性の写真で、キメ顔やドアップになっているものを設定している場合は要注意です。気取っている雰囲気が女性からは不評で、ナルシストっぽい印象を与えてしまいます。
ドアップに関しては写真に慣れていない感が出てしまいがちなので控えましょう。全ての写真が笑顔のものである必要はありませんが、メイン写真は笑顔の方が印象はよくなります。
メッセージに関するNG行動
メッセージのやり取りに慣れていない場合、なかなかデートのやり取りに繋がらないでしょう。以下のNG行動に当てはまらないかチェックしてみてください。
気合の入りすぎたメッセージ
文章量が多く、絵文字や顔文字を多数使ったメッセージは、相手に無理してると思わせてしまいます。頑張りすぎている感覚が伝わってしまうとやり取りは不自然になってしまい、長続きすることはありません。
一つのメッセージには一つの情報だけを込めて送信する、一文一義を意識しましょう。絵文字などに関しては無理に使う必要はありません。
(笑)の多用
やり取りで笑っていることを示せる「(笑)」ですが、多用するのはおすすめしません。多く使っていると不自然な印象を与えてしまいますし、同じ部分で相手も面白いと感じているかはわからないためです。
相手が好んで使う場合は時々織り交ぜるのもよいですが、無理に装飾せず、シンプルにまとめましょう。
自慢話中心のやり取り
自分をよく見せたいと思うあまり、つい自慢話をしてしまう人がいます。しかし、自慢話を聞いている方は退屈ですし、余裕がない人だと思われることもあるでしょう。
余裕や魅力は、相手の話を聞く態度や引き出す質問で相手に伝わります。無理に自分の自慢話に繋げることはせず、相手の話を引き出しましょう。
メッセージの連投
返信がないからといって、連続でメッセージを送信するのはNGです。特に信頼関係が築けていない段階では、連続でメッセージが送られてくるのは面倒くさいと思われてしまう可能性が高くなります。
仕事が忙しいかもしれない、たまたまスマホの電池が切れているのかもしれないなど相手の事情を考慮しつつ、どうしても必要な連絡がある場合のみ連投しましょう。
デートに関するNG行動
マッチングアプリでは、初回のデートまでは慎重にやり取りしましょう。以下の行動に該当しないよう気を付けましょう。
デート当日までの期間が空きすぎ
デートの約束をしてから当日までの期間が空きすぎると、キャンセルされてしまう可能性が高くなります。期間が空くとメッセージのやり取りを継続するうえで話題がなくなりがちですし、興味が冷めてしまいます。
目安としては1週間近くやり取りを継続したうえで、次の1週間以内に会う予定が立てられるのが理想です。
期間が空きすぎてしまった場合は、一度電話を挟むとドタキャンのリスクが低くなるでしょう。
待ち合わせ時間が遅すぎる
待ち合わせの時間が遅すぎる場合、相手に身体目的ではないかと疑われてしまいます。
仕事の都合上、遅い時間からしか会えない人もいますが、信頼関係が築けていない相手だと理解してもらえないかもしれません。
夜に会う場合は18時~20時頃が無難で、21時だとやや遅く、22時だと体目的だと思われてしまう可能性は高くなるでしょう。
遅い時間にしか会うのが難しい場合は、事前にメッセージや電話のやり取りでしっかりと信頼関係を築きましょう。
まとめ:コツを掴んで理想の相手に出会おう
今回は、マッチングアプリのコツに関して写真、プロフィール、メッセージ、デートとそれぞれに分けて紹介しました。
なかなか出会えていない人は、アプリ選びから見直してみるか自分はどのフェーズが苦手なのか振り返ってみましょう。コツを掴むことで、多くの人と出会う機会が増えます。いくつかのアプリを試しながら、理想の相手と出会うために継続してみてください。
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