主人公は、男に傷つけられて社交界を去りました。でも家族にそろそろ結婚するようにと強く言われて、渋々再び社交界に戻ったんです。出会いを求めるためだけど、主人公としては過去の傷が忘れられなくて、出会いなんて求める気持ちになれません。しかも久々に出た社交界で、昔自分を傷つけた男と再会してしまうんです。
忘れたいのに忘れられないイイ男っているもんだな〜と思ったよ。かつて憧れちゃった気持ちも、憧れてるからこそ些細なことで傷ついちゃった気持ちも、すごく共感できます。そして再開した時の戸惑いも、傷つけられたのにまだ心惹かれちゃうのも、超わかるよ〜!
だからラストで2人がうまくいってくれて、結構感動しました!私も忘れられないくらいのイイ男と出会いたいな〜って感じで読める作品でした。