アカウントに不正アクセスされるのは本当に恐ろしいことです。Facebookを乗っ取られて友人に迷惑メッセージを送られたり、LINEを乗っ取られて赤裸々なチャットを覗かれたり、Amazonを乗っ取られて勝手に買い物されたり、たまったものではありません。
2段階認証を設定すれば、不正アクセスのリスクを大幅に減らせます。この記事で主要Webサービスの設定方法をご紹介するので、ぜひ一手間かけて設定してみてください。
2段階認証の設定方法まとめ。14の主要サイト・SNSを網羅
2段階認証の基本。SMSやアプリで一時的なコードを受信する
2段階認証の基本を簡単に説明すると、パスワードを入力しただけではログインできず、特別なコード(4~6桁の番号であることが多い)を入力することでログイン可能になるシステムです。
パスワードがバレたとしても2段階コードを入力できなければ入れないため、セキュリティレベルが大幅に上がりますよ。
2段階コードの受け取り方は、
●電話番号にSMSを送ってもらう
●メールで送ってもらう
●専用アプリでコードを生成する
というパターンが一般的で、好きな手段を選べることもあります。
この記事では、主に電話番号(SMS)を使った設定方法を解説しました。
Facebook(フェイスブック)
Amazon(アマゾン)
まず[高度なセキュリティ設定]にアクセスします。
「テキストメッセージ(SMS)」ではなく「音声通話」を選ぶと、SMSではなく自動音声の電話がかかってきてコードを教えてくれます。
基本的にSMSのほうが手軽でいいと思いますが、携帯キャリアの契約上SMS受信にお金がかかる方や、固定電話を設定する場合は音声通話を選んでください。
電話番号が1つしかない場合は、アプリを使って認証を行います。
Apple(iPhone)
iPhone・iPad・MacなどのApple製品は全て、「Apple ID」というアカウントに紐づけて管理します。
Google(Gmail・YouTube)
GmailやGoogle Drive、Google Chromeなど、Google社が提供しているサービスは全て「Google アカウント」というアカウントで管理します。お馴染みのYouTubeも、Googleが買収したため同様の扱いに。
まず「Google 2 段階認証プロセス」にアクセスします。
LINE(ライン)
LINEの場合は、電話番号を登録していなくても2段階認証に近いシステムがあり、アカウントを守ってくれます。とはいえ機種変更時などに役立つので、電話番号は登録しておくのがおすすめ。
Ameba(アメーバ)
まずブラウザで「アメーバID登録情報の確認」にアクセス。
WordPress
風邪も不正アクセスも予防が大事。あらかじめ対策しよう
2段階認証があれば、もし他人にパスワードがバレたとしても侵入されず、しかも侵入しようとされたことにすぐ気づけます。ログインした覚えがないのにSMSが送られてくるからです。
設定には一手間かかりますがが、不正アクセスの被害に遭うほうがよほど面倒なことになるので、今のうちにやっておくのがおすすめですよ。
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