「操作ミスでトークを削除してしまった」「トークが消えちゃったけどどうしよう……」と困っていませんか? 『LINE(ライン)』のトーク履歴の復元や非表示解除は簡単にできます。
今回はトーク履歴の削除・非表示の復元方法を詳しく解説。またパートナーの浮気サインや、浮気の証拠となる『LINE』のやり取りを削除しているか確認する方法も合わせてご紹介します。
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LINEトークの非表示・削除は復元できる! 浮気・不倫の証拠を見つける裏技
削除された『LINE』トークの復元方法
『LINE』のトークが削除されていることに気付いても、慌てる必要はありません。たとえトークが削除されていても、削除前にバックアップされていれば復元できる可能性があります。
『LINE』アプリの削除と再インストール
『LINE』アプリを一旦削除してもLINEのバックアップデータは残ります。それを利用し、『LINE』アプリの再インストールと同時にトーク履歴を復元する方法があります。
- トークが削除される前に設定画面から「トーク」をタップ
- 「トークのバックアップ」→「今すぐバックアップ」をタップ
自動バックアップを設定しておけば、都度上記の作業をしなくてもいいので楽です。
復元するときは以下の手順を実行してください。
- LINEアプリを削除し、アプリストアから再インストールする
- LINEを起動しログインする
- 「トーク履歴を復元」をタップし、アプリ削除前のデータを復元する
バックアップから復元
Android機種のみになりますが、バックアップ・復元ボタンから直接トーク履歴を復元することができます。手順は次のとおりです。
- ホーム画面で右上の設定ボタンをタップして、設定画面を開く
- 設定画面で「トーク」をタップ
- 「トーク履歴のバックアップ・復元」→「復元する」をタップ
データ復元ツールを利用
iPhone機種の場合、バックアップを復元するボタンがありません。再インストールするか、データ復元ツールを利用して削除されたトーク履歴を復元しましょう。
データ復元ツールは、『LINE』だけでなくうっかり消してしまった連絡先やSMSメッセージの復元にも対応可能。浮気相手と疑われる連絡先や、怪しいSMSメッセージを復元したい場合にも便利ですね。
ただし、データ復元ツールで必ずしも100%復元できるとは限りません。試してみる価値はありますが、設定や復元までに手間や時間がかかるツールもあるため、落ち着いてパートナーのスマホを操作できる状態で利用しなければいけません。
PC版から閲覧
スマホ版『LINE』からトークを削除しても、PC版にログインすれば見られる場合があります。パスワードを知らなくても、QRコードからログインが可能です。
インストール・ログイン方法についてもっと詳しく知りたい方はこちら
PC版のラインでログインすると、スマホに『LINE』から「PC版LINEにログインしました。」と通知が来ます。
非表示されたLINEトークの解除方法
『LINE』のトークが削除ではなく非表示にされただけなら、復元よりも簡単に元に戻すことが可能! ここでは、非表示にされたLINEトークを解除する3つのやり方を解説します。
非表示リストから解除
LINEトークを非表示にするとトーク一覧から見えなくなるため、次に『LINE』を送りたいときに困ります。その対策として、非表示にしたトークは「非表示リスト」にまとめられる仕様です。
それでは、非表示リストから非表示を解除する方法を解説します。
- 設定画面から「トーク」をタップ
- 下にスクロールし、非表示リストをタップ
- 非表示されたトークルームを確認し、右の「編集」をタップ
- 「トークルームを再表示」をタップ
解除後トーク一覧に戻ると、トークルームが1つ増えているはずです。非表示解除したトークルームが一番上に来るとは限らないので、見落とさないように!
相手のプロフィールから解除
相手のプロフィールからトークの非表示を解除することも可能です。
- トークが非表示になった相手のプロフィールを開く
- 「トーク」ボタンをタップ
- 自動的に非表示状態が解除され、トークルームを確認できる
LINEアカウントまで非表示なっている場合でも、、友だちの非表示リストから解除できます。以下の手順で友だちの非表示を解除してから、トークルームを開きましょう。
- 『LINE』ホーム画面上の設定ボタンから設定画面に移動する
- 「友だち」をタップ
- 「非表示リスト」を開く
- 非表示にしたい相手の横のボタン「編集」をタップ
- 最後に「再表示」をタップ
相手から『LINE』が届くと自動的に解除される
『LINE』は新規メッセージが届くと、トークルームの非表示設定は自動的に解除されるようになっています。『LINE』以外でも連絡ができる相手なら、『LINE』にメッセージを送ってもらうように頼んでみましょう。
続いて『LINE』から浮気を発見する方法や、『LINE』に残る浮気の証拠を確認・保存する方法を解説します。
『LINE』で浮気・不倫をしている人の行動サイン
パートナーが浮気をしているときは、何かしらの浮気行動があるもの。『LINE』で連絡することが多い方なら、スマホを触っているときに怪しい行動をしやすくなります。
これから『LINE』で浮気・不倫をしている人の行動サインを紹介します。当てはまる行動が多いほど、浮気をしている可能性が高いです。
『LINE』をしているときに画面を隠す
『LINE』をしているときに何気なく覗こうとしたら画面が見えないように隠された場合は、何か隠し事をしている行動です。
もちろん、スマホ画面を見られることを嫌がる人はいます。それでも妻や彼女など、心を許した相手を強く警戒するケースは少ないです。
以前は見せてくれたのに最近は隠すようになった、ほかの画面は見せるのに『LINE』だけは見せたがらない、などは特に怪しいといえます。
また、仕事でスマホを使っているわけでもないのに覗き見防止シートなどを急に使い始めるのも怪しい行動のひとつです。
スマホを肌身離さず持っている
浮気している人のよくある特徴として、スマホを肌身離さず持っていることが挙げられます。理由は、浮気相手からの『LINE』にすぐ気付けるようにするため。そしてLINEが来たときに、パートナーに画面を見られないようにするためです。
トイレや脱衣所にも持っていったり、寝ている間もすぐ近くに置いていたりするだけでなく、本人が不在の間はどこかに隠すなどの行動を取るようになったら注意しましょう。
また、電話や『LINE』などの通知が来たときに顔がこわばる人もいます。普段と比べて様子がおかしくないか、よく観察してみてください。
スマホや『LINE』にロックをかけている
セキュリティ対策として、スマホに日常的にロックをかける人は増えてきました。『LINE』にも電話番号や「LINE Pay」などいくつもの個人情報が含まれているので、安全策としてロックをかける人も少なからずいます。
そのため「ロックをかけている」という理由だけでは、パートナーの浮気を疑う判断材料になりにくいです。
しかし、急にロックをかけ始めた場合や、スマホと『LINE』の両方にダブルでロックをかけている場合は要注意! それほど厳重にロックをかけるのは、見られたくないトークや連絡先があるからです。
『LINE』にロックをかける方法は以下の記事で解説しています。
パスコードロックのかけ方について詳しく知りたい方はこちら
やりとりしている相手をはぐらかす
パートナーが『LINE』をしているとき、何気なく相手の名前やパートナーとの関係などを聞いてみてください。はぐらかしたり、口ごもったりといった怪しい反応をしたら、『LINE』の相手は紹介できない関係性の人ということ。つまり浮気相手の可能性が高いです。
しつこく聞き出そうとすると「バレてるかも?」と感じ、すぐにトーク履歴を削除される場合もあります。浮気の証拠を集めにくくなるので軽く聞く程度にとどめましょう。
削除・非表示した可能性がある『LINE』トークの探し方
浮気を疑っていても、『LINE』トークを削除されたり、非表示にされたりしたら証拠を集められません。それどころか、浮気を確認できずモヤモヤした気持ちで過ごすはめに……。
でも安心してください。すでにトークの削除や非表示をされていても、削除の痕跡を探すコツがあります!
トークの始まり方が不自然ではないか
疑わしい相手とのトークを開いたら、一番最初のトークまでさかのぼって見てみましょう。通常、最初のトークは「友だち追加しました!」といった挨拶から始まります。何度かトークを整理しているとしても、挨拶や話題を振るところから始まるのが一般的です。
このように挨拶もなくいきなり会話が始まっていたら怪しいです。過去のトーク履歴をまるごと削除していると、新しいトークの始まり方が不自然になります。
相手との関係性にもよりますが、わざわざ友だちや会社の人とのLINEトークを毎回削除する人は多くありません。頻繁に削除しているようであれば、浮気がバレることを警戒している証拠です。
トークがところどころ不自然に繋がっていないか
『LINE』のトーク履歴をそのまま削除するのではなく、待ち合わせのやりとりやラブラブな会話など、浮気が疑われやすい部分のみ削除しているパターンもあります。ここまでくると、もはや証拠隠蔽の上級者だといえるかもしれません。
浮気を疑われやすいトークのみ部分的に削除しているため、一見すると何の変哲もないやりとりに見えるでしょう。しかしよく見てみると、トークがところどころ不自然に繋がっていることがわかります。
「前の話題が終わっていないのに、突然話題が変わっている」「会話になっているようでなっていない」など、不自然に繋がっている部分がないかをよく探してみてください。
非表示リストに疑わしい人が入っていないか
『LINE』でトークを非表示にするとトーク一覧からは見えなくなりますが、実は非表示リストから確認できるようになっています。非表示リストでの確認方法は次の通りです。
- 『LINE』のホーム画面上部から、設定画面に移動する(歯車マーク)
- 「トーク」をタップ
- 下にスクロールし、「非表示リスト」をタップ
- 非表示されている相手と、トーク画面を確認
企業からのLINEや通販のLINEなどの不要な通知が邪魔に感じた場合は、都度トークを削除したり、ブロックしたりする人がほとんど。
わざわざトークを非表示にして一時的に隠しているのは、浮気の可能性が高いので注意しましょう。トークを非表示にするだけでなく、特定の友だちからのLINE通知をオフにしている場合もやや怪しいです。
LINEのトーク復元で見つけた浮気証拠の保存方法
パートナーの『LINE』から浮気・不倫の証拠を見つけても、パニックになってはいけません。いきなり問い詰めても「ふざけ合ってただけ」などとはぐらかされる可能性も十分にあります。
今後何か対応をするのなら、浮気の証拠はしっかり押さえておきたいもの。深呼吸をして心を落ち着かせたら、次の3つの方法で浮気の証拠をしっかり保存しておきましょう。
自分のスマホで画面を撮影
パートナーと浮気相手がやりとりしている画面を、自分のスマホでそのまま撮影する方法があります。スマホが見えるように撮影すれば「このスマホはパートナーのもの」と証明できるため、証拠として有効になります。
できれば一部のやりとりだけでなく、遡って会話の流れがわかるように撮影するといいですね。トーク履歴が長い場合には、動画にしてトークをゆっくりスクロールしながら撮影するのもおすすめです。
この方法ならデータを自分のスマホに送信した履歴が残らず、手間もかかりません。
画面をそのままスクリーンショット
パートナーのスマホで、『LINE』の画面をそのままスクリーンショットする方法もあります。撮影した画像はすぐに自分の端末に送信しましょう。最後に、パートナーに『LINE』を見たことがバレないよう送信履歴を消すのを忘れずに!
またパートナーのスマホやLINEアカウントであることがわかるように、電話番号が載っている画面も撮影しておくといいですね。
ただし、この方法で手に入れた画像を浮気の証拠として利用するには、改ざんが疑われないようにすることが大切です。画像の加工や切り抜きなどは一切せずに、スクリーンショットした画像のまま保存しておきましょう。
データをメールで転送
『LINE』のトークをデータとして自分のスマホに転送することもできます。浮気相手とのやりとりが多く、画面の撮影が難しい場合にはこの方法がおすすめです。
- トーク画面右上のボタンをタップ
- 「その他」に進む
- 「トーク履歴を送信」をタップ
- 送信方法と送信先を選び、送信する
転送したデータはテキスト形式で保存されます。さらにトーク内容だけでなく、やりとりの日時やデータの転送日時なども細かく明記されており、トーク内容から浮気の足取りを辿りやすいのがポイント。もちろん、転送したデータを改ざんするのはNGです。
LINEの盗み見は違法行為にあたる危険性も
ここで注意しなければいけないのが、パートナーの『LINE』を盗み見てしまうと、たとえ夫婦や恋人であっても違法行為にあたるおそれがあるということです。
具体的には、民法上ではプライバシーの侵害、刑事上では不正アクセス禁止法違反になります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
プライバシーの侵害
私たちは誰でもプライバシー権(自分の私生活をみだりに公開されない権利)を持っています。その権利を「『LINE』で個人的なやりとりを見る」ことによって侵害してしまうのがプライバシーの侵害です。
ただし、プッシュ通知から意図せずトーク内容を見てしまった場合はプライバシーの侵害にはなりません。「自発的に、パートナーに黙って『LINE』トークを盗み見る」ことが違法行為にあたります。
浮気の証拠を突き付けたら逆に自分が訴えられ、損害賠償請求を受けるおそれもあるのです。
不正アクセス禁止法違反
不正アクセス禁止法とは、他者のIDやパスワードを使ってログインし、スマホやパソコンにアクセスしたり、データの送受信をおこなったりすること(=不正アクセス)を禁止する法律です。
『LINE』で浮気証拠を探す場面においては、次のような行為が不正アクセス禁止法違反にあたる確率が高いです。
- パートナーの許可なくスマホや『LINE』のロックを解除する
- 勝手に『LINE』でトークを送受信する
- トークのデータを自分のスマホに転送する
不正アクセス行為をした場合には、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が課されることもあります。
浮気調査アプリの場合は?
盗難・紛失などの防犯アプリとして開発された追跡アプリが、「浮気調査アプリ」として利用されることがあります。
こうした追跡アプリでは位置情報を表示できたり、スマホを遠隔操作できたりしますが、犯罪に使われることも多く、問題視されているのが現状です。
実際に、パートナーの『LINE』に勝手に追跡アプリをインストールすること、遠隔操作することは、刑法の「不正指令電磁的記録作成等」の違反行為です。未遂であっても罰され、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課される可能性もあります。
違法行為で浮気の証拠を集めたらどうなる?
上記の違法行為をした場合、夫婦などの親密な関係や浮気の証拠集めとして盗み見た場合には、それほど重い罪に問われないことが多いです。とはいえ「何もお咎めなし」というわけではないので注意してください。
また違法行為によって集めた浮気の証拠は、裁判上では有効な証拠として認められにくいです。
「浮気の証拠を集めてパートナーを訴えるつもりが、証拠が承認されず、さらに自分の違法行為によって逆に訴えられた……」これでは納得できませんよね。
安全に浮気の証拠を集める方法
仮に違法行為で浮気の証拠を集められたとしても、褒められた行為ではないためおすすめできません。どうしてもという場合には、法律を理解したうえで自己責任でおこなうようにしてください。
ただ、違法行為をせずとも安全に浮気の証拠を集める方法はあります。安全に証拠を集めて、裁判で有利に戦いましょう。
『LINE』以外の幅広い証拠を集める
『LINE』のやりとりだけでは十分な「不貞行為の証拠」にならないケースがほとんどです。そのため、LINE以外でも幅広く証拠を集めるようにしましょう。
例えばホテルのレシートやタクシーの領収書、異性へのプレゼントを買ったネットの注文履歴などです。ほかにも自分やパートナーの私物ではない物が不自然な場所に置いてある場合も、撮影して残しておいてください。
帰宅時間の変化や、怪しい行動はすべて記録し、日記につけておくのも大事です。手書きのほうが改ざんしづらいため、証拠として信用されやすい傾向にあります。
決定的な証拠がなくても、少しでも多く証拠を集めておくと安心です。
パートナーに直接話して『LINE』を見せてもらう
パートナーの怪しい行動や浮気のサインから浮気の事実を掴んだうえで、「正直に言ってくれたら許す(考える)」または「怪しいと思ってるから確認させて」と言って、パートナーに直接『LINE』を見せてもらいましょう。
パートナーの同意を得れば、『LINE』を見ることもロック解除も違法行為にはなりません。
ただ、スマホを見せるよう要求すると、自分のも見せるように要求し返される場合もあります。もし要求を拒むと、パートナーもスマホを見せてくれないでしょう。
そうなれば、お互いに浮気を疑っている状態になり、関係がギクシャクし始めます。きちんと心の準備をしたうえで話すようにしてください。
機内モードにしたうえで『LINE』のトーク履歴を見る
どうしてもパートナーの『LINE』を覗き見たい場合は、ネットワーク回線を使わないこと。機内モードに設定してLINEを開きましょう。これならデータの送受信をおこなわないので不正アクセス禁止法違反にはあたりません。
機内モード中はアクセスが遮断されるため、『LINE』を見ている途中に新しいLINEがきたり、電話がかかってきたりすることはないのです。
しかし、削除されたトークの復元やスクショの転送など、インターネットを利用した操作はできなくなるので要注意。プライバシー権の侵害にはあたる場合があるので、完全に安全とはいえませんがリスクは減ります。
裁判所から文書提出命令を出してらもう
文書提出命令とは、相手方当事者または第三者に証拠を提出させる法的手続きのこと。裁判所からパートナーやLINE株式会社に対して文書提出命令を出してもらえば浮気の証拠をゲットできます。
しかし、そもそもこの「文書提出命令を出す」こと自体のハードルが高め。きちんとした理由がなければ、裁判所はわざわざ文書提出命令を出すことを認めてくれません。
「浮気の証拠を集めたい」だけでは理由として不十分なので、最初は地道に証拠を集める必要があります。
『LINE』のトーク削除や非表示は復元可能!ただし浮気の証拠集めは慎重に
『LINE』のトークが削除されていたり、非表示になっていたりしても、復元や解除をすることはできます。パートナーが浮気していることがわかったら、これを参考に浮気の証拠を掴みましょう。
しかし、勝手に『LINE』を盗み見ることは違法行為にあたることもあり、場合によっては逆に自分が訴えられることも。せっかく掴んだ証拠でも、LINEのやりとりだけでは効力が弱いです。
『LINE』のトーク履歴は補助的なものとして認識し、浮気の証拠集めは慎重かつ安全におこなうようにするといいですね。
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