動画配信サービスでスポーツのライブ中継が増えたことにより、自宅のテレビで観戦する以外にも、視聴スタイルが広がってきています。
アプリブでは、スポーツ中継と動画配信サービスに関するアンケートを実施。スポーツ観戦を目的に動画配信サービスに新規加入・利用した割合や、そのきっかけ、視聴するデバイスの種類、継続状況など、調査結果を発表します。
スポーツ観戦目的で動画配信サービスに加入・利用した人は56.7%、スマホ視聴がテレビを上回る結果に(アプリブ調べ)
スポーツ中継を観るために動画配信サービスに新規加入・登録した人は56.7%
半年以内にスポーツ中継を視聴した10代~60代男女660人を対象に、スポーツ中継を視聴する目的で動画サービスに新規加入・利用した経験をたずねた結果、「ある」と回答したのは全体の56.7%でした。
新規加入・利用したサービスの内訳を見ると、最も回答数が多かったのは「Amazonプライムビデオ(194人)」、続いて「ABEMA(170人)」、「DAZN(122人)」でした。
上位5つのサービスの中で、スポーツ専門の動画配信サービスは「DAZN(ダゾーン)」のみとなっています。
「DAZN」は国内・海外のあらゆるスポーツのコンテンツが年間10,000以上配信。ライブ配信以外に見逃し配信にも対応し、圧倒的なボリュームを持つサービスです。
動画配信サービスに新規加入・利用した理由は「独占配信の試合が観たいから」が42%で最多
動画配信サービスに新規加入・利用した経験がある374人にその理由を聞いてみると、最多は「独占配信される特定の試合が観たいから(157人)」でした。
自分の観たい試合が、特定の動画配信サービスでしか観られないことを理由に、新規加入・利用した人が多いようです。
2番目は「自分の好きな場所やタイミングでスポーツ観戦したいから(140人)」、3番めは「価格が魅力的だから(137人)」と続きます。
動画配信サービスの場合、スマホやPCなどテレビ以外のデバイスで視聴できることも、加入・利用する決め手になっていると考えられます。
新規加入・利用したきっかけのスポーツTOP3は「サッカー」「野球」「ボクシング」
続いて、新規加入・利用のきっかけとなったスポーツを尋ねた結果、TOP3は「野球(195人)」、「サッカー(190人)」「ボクシング(82人)」でした。
サッカーワールドカップやワールドベースボールクラシック、世界タイトルマッチなど、人気スポーツの国際大会や注目度の高い試合が、新規加入・利用者を増やしているようです。
スポーツ中継を視聴するデバイス1位は「スマートフォン」、テレビの約1.7倍
スポーツ中継を視聴する際に最も利用頻度が高いデバイスを調べたところ、1位は「スマートフォン(40.6%)」、次いで「テレビ(24.3%)」でした。
2位のテレビの約1.7倍となっており、スマホの普及率や場所を選ばずどこでも視聴できることが影響していると考えられます。
新規加入・利用後の継続割合は「Amazonプライムビデオ」が79.1%でトップ
新規加入・利用者数が多かった上位5サービスについて、現在の利用状況を聞いてみると、全てのサービスで継続率が4割を超えていることが分かりました。
継続率が最も高かったのは「Amazonプライムビデオ(79.1%)」、続いて「ABEMA(62.4%)」、「DAZN(54.9%)」となっています。
上位2つのサービスは、映画やドラマ・アニメ、オリジナル番組など、スポーツ以外のコンテンツも豊富に扱っていることが継続理由の1つになっていると考えられます。
動画配信サービスは、ユーザーが視聴デバイスを自由に選ぶことができ、好きなタイミングで楽しむことができます。
気になる試合のライブ中継予定をチェックして、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
■調査概要
調査対象:全国の10代~60代の男女660人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年8月7日~2023年8月14日
有効回答数:660人(男性:336人/女性:324人)
◇性別
男性:336人
女性:324人
◇年齢
15歳~19歳 112人
20歳~29歳 112人
30歳~39歳 112人
40歳~49歳 112人
50歳~59歳 100人
60歳~69歳 112人
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