スマホの登場によって乗換検索するのがとても簡単になりましたが、あなたは具体的にどんなアプリを使っていますか? 本当にそのアプリで満足できていますか?
月額制アプリを使っているけどお金がもったいない。逆に、無料の範囲で使っているけど機能が足りない。なんて思ったことはないでしょうか。
一見似たりよったりに見えますが、実はハッキリとした違いのある乗換アプリ。ベストなアプリを編集部で調査・比較してみました。
3大「乗換案内アプリ」を徹底比較!『Yahoo!乗換案内』が最強!
大手の3アプリを比較!
今回比較したのは……
まず、JORDANからリリースされている『乗換案内』(以下「JORDAN」)。
次に、地図でも有名なNAVITIME社からリリースされている『乗換NAVITIME』(以下「NAVITIME」)。
最後に、ポータルサイトとしてお馴染みのYahoo!からリリースされている『Yahoo!乗換案内』(以下「Yahoo!」)。
以上の3アプリです。いずれも、iPhone・Android共にユーザー数の多い人気アプリです。それでは、乗換アプリでよく使う機能を比較していきましょう。
※情報は全て、2016年7月時点でのものです
比較1:乗換ルート検索
まずは、メインの機能である乗換ルート検索から。といっても、さすがに画面構成やデザインに大きな違いはありません。
そこで、「乗換をよりスムーズにしてくれるかどうか」という観点で、各アプリの独自機能を比べてみましょう。
JORDAN
NAVITIME
Yahoo!
急ぎの時に役立つ機能が便利。Yahoo!に軍配が上がる
どのアプリも便利なオリジナル機能を持っていますが、乗車すべき位置を教えてくれるYahoo!の機能は「乗換をよりスムーズにしてくれるかどうか」という観点では明確に勝っています。
階段付近の車両を調べれば、電車が着いてからスムーズに移動できますし、1秒でも早く移動しなければならない時の力強いサポートとなるでしょう。
また、JORDANやNAVITIMEは乗換案内画面に広告が表示されますが、Yahoo!には一切表示されないため、この点でもはっきりとYahoo!が優れています。
比較2:お気に入り登録
次に、自分がよく使う駅やルートを登録するお気に入り機能について。一口にお気に入りと言ってもいろいろな意味があるので、ここでは
・よく使う駅やルートを再検索しやすくなるのか
・遅延情報を教えてくれるかどうか
という観点で見比べてみましょう。
JORDAN
NAVITIME
Yahoo!
無料と有料の違いは非常に大きい
機能的にはどのアプリも差はありませんでしたが、価格の違いが大きいです。
JORDAN:月額360円
NAVITIME:月額300円
Yahoo!:月額150円
となっており、150円かつ無料での利用範囲が広いYahoo!が際立ちます。
比較3:乗車タイマー
駅のホームに到着した途端、電車のドアがプシュー……と閉まって発車してしまう。「あとちょっと急げば良かったのに」って思うシーンですよね。乗換タイマーがあると、あと何秒で電車が到着するかわかるのが便利。
「タイミング良くホームを目指せるかどうか」という基準で見比べてみたいと思います。
JORDAN
NAVITIME
Yahoo!
3社ともに似た内容のサービスを提供
3つのサービス共にはほぼ同等の内容ですが、
JORDAN:天気や気温をチェックできる
NAVITIME:発車時刻に合わせてアラームで知らせてくれる
Yahoo!:約30分後まで到着間隔をチェックできる
というメリットがあります。「タイミング良くホームを目指せるかどうか」という観点では大差なく、JORDAN・NAVITIME・Yahoo!ともに引き分けといったところでしょう。
比較4:その他の個性的な機能
ここまで乗換アプリの主要機能を見比べてきましたが、次は各アプリのオリジナルな機能を見ていきましょう。
ここでは厳密な基準は設けず、単純にどんなユニークな機能があるのかを見比べてみます。
JORDAN
NAVITIME
Yahoo!
各アプリがしのぎを削り、それぞれの価値を提供している
さすがにオリジナル機能は、各社とも個性が出ていて便利なものばかりでした。根本的に内容が違うので比較することはできませんが、あなたのニーズに合う機能はあったでしょうか。
どのアプリを使うか迷うなら、Yahoo!が安定
これだけメリットが多いと、何か欠点もあるのではないかと気になりますよね。確かに以前は、
・ルートのお気に入り登録ができない
・迂回ルートの検索はしてくれない
・画面メモを残せない
といった欠点がありました。筆者も以前は、単純に道順の検索をするだけで、これらの便利機能など存在すら知りませんでした。
しかし、アップデートは頻繁に行われていたようで、ルートのお気に入りは先程解説した通りもう実装されていますし、迂回ルートや画面メモについても同様。
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