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  • このゲームメーカーがすごい!「IGNIS」 30秒でハマり、30秒で涙する

玉石混交のアプリ界。月に何百本ものアプリをレビューするAppliv編集部ですが、中には「お、このアプリはすごい!」「このメーカーさんはいつもいいアプリを出すなぁ」と、思わず感心してしまう事も……。

そこで、優良なゲームメーカーをもっと広く知ってもらいたいと思い、今回の企画が立ち上がりました。名付けて、「このゲームメーカーがすごい!」

記念すべき第一回目となる今回は、IGNIS(株式会社イグニス)を大紹介します!

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ゲームからツールまで幅広く着手。シンプルにハマるゲームが多いIGNIS

IGNISは、以前はSWAGGAPP(スワッグアップ)という社名で活動していた、アプリの開発や配信を担っている企業。
ゲームに限らず、ヘルスケアや通信量チェッカーなど、様々な分野のアプリをリリースしています。

特に、昨今のゲームは特筆すべきものがあり、シンプルながらも時間を忘れて遊んでしまうゲームがたくさんです。
今回は、数あるIGNISのゲームの中でも、特に際立った6タイトルを厳選! 1つずつ紹介していきます。

▲2014年の時点で累計DL数が2500万以上を突破している「だーぱんコレクション」。皆さんの中にも、DLした事がある方もいるのでは?

1プレイ30秒の超絶ムチャ振りシリーズ『30秒でどこまで◯◯できますか?』

『30秒でどこまで◯◯できますか?』シリーズは、累計で100万DLを達成した、今やIGNISを代表するタイトル。全てのシリーズで共通していることは、「制限時間がたったの30秒しかないこと」、そして、「自分の性能が無限大にパワーアップ」していくことです。

この二つの要素が、テンポの良さとパワーインフレ感を生み、新しい遊び心地を提供しています。

■全てはここから始まった 『breaker -30秒でどこまで壊せますか?』

シリーズ第一作目が、ブロック崩しの『breaker』。「制限時間が30秒しかないのなら、ボールを巨大化させればいいじゃない?」と言わんばかりの豪快なシステムが、ブロック崩しにあるまじき爽快感とスピード感を生み出し、30秒のゲームに一日中ハマってしまう脅威の中毒性を確立させました。

▲最初は、30秒しかないことを除けば、ごくフツーの何の変哲もないブロック崩しですが……。

▲お金を稼いで性能を強化させると世界が一変。ブロック群を瞬殺できちゃいます。このパワーインフレの爽快感がヤミツキになります。

■ブロック崩しからシューティングへ正統進化 『destroyer:30秒でどこまで倒せますか?』

『breaker』に続いてリリースされたのが『destroyer』です。こちらは前作のブロック崩しからシューティングにジャンルが変化。敵弾を避けたり、一回だけ使えるボムの使用タイミングを見極めたりと、ゲーム性がより多彩になりました。

もちろん、前作のパワーインフレ感は健在で、まさしく正統進化と言える一作です。

▲爽快感はそのまま。シューティングになった事で、自機を自由に動かせるようになるなど自由度が増しました。

▲ちなみに、シリーズ通して随所にポエムやストーリーが挿入されるのも特徴。一種の名物となっています。

■期待の新作『MOGU:捕食ゲーム-30秒でどこまで食べれますか?』

そしてシリーズ最新作が、この『MOGU:捕食ゲーム-30秒でどこまで食べれますか?』。ら抜き言葉ですが気にしてはいけません。

前二作までの幾何学的な世界観から一転、今作ではなんともポップでかわいらしいデザインになっています。見た目はキャッチーになりましたが、加速度的にパワーアップする快感はそのまま。そしてより思考性の高いゲームになりました。

▲主人公の「モグ」が、他の生き物を食いまくるゲーム。自分より大きい生き物は食べられないため、いかに効率よく食べ進めるかがカギになります。

▲ストーリーもなんだかほのぼの。しかし、アプリストアの紹介文によると、前二作との関連性があるとかないとか……。

【おまけ】IGNIS、実はこんな変なゲームも作っています

「30秒で◯◯できますか?」シリーズもそうですが、「IGNIS」のゲームはシンプルながらも妙に記憶に残るゲームが多数。その中でも、一際異彩を放つ放置育成ゲームを紹介します。

■育てるのは自分自身!? 『俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ!』

アプリ界には、放置育成ゲームというジャンルが存在し、犬や猫など様々な動物を手軽に育成できます。ですが、『俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ!』で育てるのは、なんと「ORE」、自分自身なんです。

ゲームシステムはシンプルですが、画面いっぱいに自分の顔が埋まるインパクトは絶大。一度遊んだら最後、忘れられないゲームとなるでしょう。

▲自分(もしくは誰か)の顔写真を識別。妙に精度が高くて笑えてきます。

▲画面いっぱいに広がる、俺・オレ・ORE! 気持ち悪いのになぜだか増やしたくなってしまう魔性の育成ゲームです。

冒頭から泣ける。涙なしには見られない恋愛ゲーム2作

変なゲームを紹介した直後で恐縮ですが、最後に紹介するのは、感動系の切ない恋愛ゲームが二作。
両作に共通するのですが、冒頭からクライマックスのような盛り上がりを見せ、プレイヤーの心を掴むという演出は見事。遊んだ瞬間から、物語にのめり込んでしまいますよ。

■愛する人と”さよなら”するワケは……?『私には好きな人がいました』

『私には好きな人がいました』は、女性視点の恋愛ゲーム。愛する人を救えなかったと述懐する、主人公の「私」。私が、最後の後悔をするため、愛する人へ手紙を書き綴るというオープニングは、それだけで泣けてきます。

愛しあう二人が、なぜ”さよなら”することになってしまったのか……。その真相は、ぜひあなた自身でお確かめください。

▲冒頭に綴られる、主人公の述懐。まるでクライマックスのような切なく悲しいシーンです。

▲主人公とタカシの思い出を辿る形でストーリーが進行。結末が予測できてしまうからこそ、ときめきと切なさが交錯します。

私には好きな人がいました

IGNIS APPS INC.

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■本当の彼女のため、愛する人を消す、残酷な運命『多重人格彼女』

そして最後に紹介するのは、本当の彼女を取り戻すため、13の人格を消していく恋愛ゲーム、『多重人格彼女』。彼女の中に宿った人格は、一人ひとりが魅力的で、消すのをためらってしまいます。

永遠の別れの際に、彼女達が遺していくメッセージは、きっとあなたの心の中に深く刻み込まれる事でしょう、

▲本来の人格は「美咲」。ですが、控えめで心優しい「優美子」も、無邪気な「なお」も、魅力的に描かれています。

▲冒頭から泣けるシーンの連続。「別れの決断」は、プレイヤー自身が選択しなければなりません。あなたは、愛する人を消せますか?

初めてスマホを持った頃の感情を思い出させる、新鮮なゲームがいっぱい

1プレイが30秒しかなかったり、妙な生き物を育てたり、あるいは泣ける恋愛であったり……IGNISのゲームの特徴は、シンプルだけど印象に残りやすい、という事だと思います。

言い換えれば、それだけ新鮮なプレイ感を味わえるという事です。それこそ、初めてスマホを買って、ワクワクしながらアプリストアでゲームを探していたあの頃のように……。

次回も、我々Appliv編集部の琴線に触れた、すごいゲームメーカーを紹介します。乞うご期待!