『LINE』・『Instagram』・『X』のアイコンと言えば、丸。でも正方形と違って丸形のアイコンをおしゃれに加工するのは難しい……という人も多いのでは?

そこでこの記事では、丸形というアイコンの特徴を活かした加工ができるアプリを紹介していきます。無料の純正アプリだけで丸く切り抜く方法や、四隅が切れないサイズの決め方もまとめました。

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『BeautyPlus』缶バッジ風のテンプレートで推し活のアイコンに

PIN BADGE

BeautyPlus』の持ち味は、缶バッジやロゼットをかたどったテンプレートです。写真を1枚選んでテンプレートを重ねると、丸いバッジ風のアイコンができあがります。

テンプレートは、編集画面の左下にある「ショップ」から「缶バッジ」を開くと選択可能。星をあしらった「PIN BADGE」、名前を入れられる「Name Holic」、リボンと宝石で飾ったものなど、デザインの種類はさまざまです。最初から文字やスタンプが入ったものなら写真を差し替えるだけで仕上がります。

テンプレートを使わず、写真そのものを丸く抜くこともできます。手順は次の4ステップです。

  • STEP1

    下部メニューの「縦横比と色」をタップして1:1を選択

    『BeautyPlus』の「縦横比と色」でアスペクト比1:1を選んだ画面(動画 1:47 の画面)

    ▲まずはキャンバスを正方形にする

    キャンバスが正方形になると、丸く抜いたときの余白が上下左右でそろいます。背景の色もこの画面で選べるので、好みに合わせて変えてみましょう。

  • STEP2

    右下にある切り抜きのアイコンをタップ

    『BeautyPlus』の「縦横比と色」画面で右下の切り抜きアイコンを示した画面(動画 1:55 の画面)

    ▲切り抜きは「縦横比と色」の画面から進む

    四角と斜めの線を組み合わせた形のアイコンです。

  • STEP3

    図形の一覧から「丸」を選んで範囲を調整

    『BeautyPlus』の切り抜き画面で図形の「丸」を選んだところ(動画 2:00 の画面)

    ▲図形を選ぶと、その形に写真が抜ける

    丸のほかに四角・三角・ハートも並びます。切り抜く位置と大きさは、指でつまんで調整しましょう。

  • STEP4

    右上の「保存」をタップ

    『BeautyPlus』で写真が丸く切り抜かれ、右上に「保存」ボタンが出ている画面(動画 2:07〜2:16 の画面)

    ▲丸く抜けた状態を確認してから保存する

    「HD画像が保存されました」と表示されれば完了です。

作品例

「BlueHeart」のテンプレートで作ったハート形のアイコン

▲にじむような水色と散らした星で、涼しげな印象に。

「Name Holic」のテンプレートで名前を入れた丸アイコン

▲名前を大きく入れられるテンプレート。パステルの背景に星を散らせば、ぱっと目を引く仕上がりに。

ロゼット風のテンプレートで作った、リボンと宝石をあしらったアイコン

▲フリルやリボン、宝石を重ねたロゼット風のデザインも。

『PicsArt』とにかくパターンが豊富!迷ったらこれ

PicsArt』は、おしゃれな素材が豊富な画像・動画加工アプリ。エフェクトやアートレイヤーを組み合わせるだけで、おしゃれなデザインが作成できるのが特徴です。初心者でもワンランク上のアイコンを作れます

手描き風や水彩画風など、素材の種類が豊富です。デザインが凝っているので、シンプルな自撮り画像も合わせるだけで映えます。

基本無料で利用できますが、一部のAI機能やプレミアム機能は有料です。App Storeでは複数のサブスクリプションプランが用意されています(2026年8月時点)。

フレームを選ぶ画面

使い方は簡単です。ステッカーを選んだら、画面上部の検索欄に「circle frame」と入力します。使いたいフレームを選び、ピンチインで拡大して画像サイズに合わせれば完成です。

ステッカーは英語で検索したほうが目当ての素材にたどり着きやすく、『Picsart』の公式ブログでも「検索してもお気に入りのステッカーが出てこない場合は、英語で検索するのがオススメ」と案内されています。フレームを重ねず写真そのものを丸く抜きたいときは、「ツール」の図形切り抜きを使ってみてください【要確認: 現行バージョンのメニュー名が「図形切り抜き」で合っているか実機で確認】。

作品例

人物切り取り×アートレイヤー×図形マスクのアイコン

人物切り取り×アートレイヤー×図形マスクのアイコン画像

▲全体の色味を統一することで、派手でもまとまりのあるおしゃれなデザインに。

人物切り取り機能×フリー背景などを使用したアイコン画像

▲イラストタッチのエフェクトをかけてポップな仕上がりに。人と被りにくいデザインなので目立つこと間違いなし!

図形マスク×アートレイヤーを使用したアイコン画像

▲シンプルな雑貨画像も、エフェクト次第でグッと映えるデザインになる。

『LINE Camera』ぼかしやレース刺繍などかわいさ重視の人に

LINE Camera』ではショップからアイコンにぴったりなフレームを探せます。ストアをタップして画面上部の検索窓に「フレームアイコン」と入力しましょう。円形にぼかしをかけたり、キュートなステッチやレース刺繍のようにできるフレームが収録されています。

開発元はLINEではなくSNOW社で、基本の加工は無料で使えます。スタンプやフレームが使い放題になる「LINE Camera プレミアム」は、月額900円または年額4,500円です(いずれもApp Store・2026年8月時点)。

▲シンプルでおしゃれなフレームアイコンが無料でも選べる。

▲周りと差をつけたい人には、有料のフレームアイコンもおすすめ。

作品例

缶バッチ風アイコン

▲ポップなイラストを使った缶バッヂ風アイコン。

▲丸ガラスから水槽を覗いているかのような、情緒あるアイコンも。

▲まるでスパイになったかのような印象に。

時計風アイコン

▲実際にインテリアにあったら良さげな時計風に。

無料でダウンロードできるフレームにも、組み合わせ次第でかわいく仕上がるものがあります。まずは無料の範囲でいろいろ試してみましょう。

『ClipCrop』ユニークなフレームが魅力。個性を出したい人に

「ただの円形のフレームじゃ満足できない!」といった人におすすめしたいのが『ClipCrop』です。特徴は幅広い加工ができる点。フレームとカラー・パターンの掛け合わせでデザインがほぼ無限大です。

使い方はフレームを選んでサイズを調整するだけと、とてもシンプル。納得いくまで作り直せます。

マスクは丸・ハート・星・アルファベットなど70種類以上あり、無料のものと有料のものがあります。ただしiPhone・iPad専用でAndroid版はなく、iOS 17.0以降が必要です(2026年8月時点)。

作品例

アルファベットのフレームを使ったアイコン

▲簡単にCDジャケットのような洗練されたアイコンが作れる。

ハート型などのフレームを使ったアイコン

▲星、ハートといったフレームだけでなく、背景にカラーやドットなどのパターンを設定できる。

無料の純正アプリでも丸く切り抜ける

AppleとGoogleが無料で配布している純正アプリを使えば、シンプルですが完全無料で写真を丸く切り抜けます。

先に押さえておきたいのは、写真アプリ単体では丸くできない点です。Appleのユーザーガイドを見ると、iPhoneの『写真』アプリの編集で挙げられているのはトリミング・回転・反転・傾き補正のみ。Androidの『Googleフォト』も切り抜きは縦横比の変更どまりです。

ここでは、Appleの『フリーボード』とGoogleの『Googleスライド』を使った手順を紹介します。

『フリーボード』を使った丸アイコンの作り方

  • 新しいボードを開く
  • リンクアイコンをタップして使いたい写真を選ぶ
  • 図形アイコンで丸を選択して、切り抜きたい個所の上に乗せる
  • 図形と写真を同時にタップする
  • 画面下の「…」をタップして、「図形でマスク」をタップする
  • 切り抜きサイズを調整
iPhoneで円の図形を写真で塗りつぶす画面

▲円の図形を置いて塗りつぶしに写真を指定すると、丸く切り抜いた状態になる

仕上がった円はスクリーンショットで保存します。『フリーボード』の書き出し形式にPDFしか用意されていないため、画面をそのまま撮って『写真』アプリで正方形にトリミングするしかありません。

『Googleスライド』を使った丸アイコンの作り方

  • スライドに写真を挿入し、マスク処理したい画像をタップする
  • 画面下部の切り抜きアイコンを選ぶ
  • 続けてマスク処理アイコンをタップする
  • 円形などの図形を選ぶと、その形に切り抜かれる
Androidの『Googleスライド』で画像を円形にマスク処理する画面

『Googleスライド』で画像を円形にマスク処理する画面

画像を保存するには画面のスクリーンショットを撮影して、『Google フォト』アプリでトリミングしましょう。凝ったフレームや素材は使えませんが、シンプルな丸アイコンを1枚だけ作りたいときはこれで足ります。

丸アイコンは四隅が切れる サイズと余白の決め方

『LINE』も『Instagram』も『X』も、アップロードするのは正方形の画像で、表示するときに円形のマスクがかかります。正方形に内接する円の面積は、元の正方形のおよそ78.5%です。残りの約21.5%にあたる四隅は、どのアプリで作っても表示されません。

四隅が切れても崩れないアイコンの作り方

  • 顔やロゴ、文字といった見せたい要素は中央に寄せ、円の端には余白を残す
  • 四隅にはロゴや文字を置かず、背景の一部だけにとどめる
  • 背景と被写体の明暗差をつけて、小さく表示されたときの見分けやすさを確保する
  • 細い線や小さな文字は避け、実際に表示されるサイズの小ささを前提にする

『X』のヘルプでは、プロフィール画像は400×400ピクセル、ファイル形式はJPG・GIF・PNG、容量は2MBまでと案内されています。プロフィール画像にアニメーションGIFを設定しても静止画として扱われる点にも注意が必要です。

『LINE』と『Instagram』の公式ヘルプには、プロフィール画像のピクセル数の記載がありません。『X』の400×400ピクセルを基準に正方形をPNG形式で書き出しておけば、主要なSNSで使い回せるでしょう。

  • 『X』で四角いアイコンを使えるのは、Premium Businessを契約した組織アカウントだけです。一般のアカウントは円形のままなので、丸を前提に作って問題ありません。

番外編:『LINE』のプロフィール写真とホーム写真をトータルデザイン

これまでプロフィール写真の加工について話してきましたが、『LINE』ではホーム写真もおしゃれにしておきたいですよね。

ここからは背景のサイズと、プロフィール画面のアイディアを紹介します。

『LINE』プロフィール画面の背景のサイズは?

『LINE』のプロフィール画面に表示される背景は、幅720×高さ1280ピクセル(9:16)を目安にすると収まりよく仕上がります。高精細な画面でくっきり見せたいときは、同じ9:16の比率で幅1080×高さ1920ピクセルにしておくと安心です。

配置にも注意が必要です。プロフィール写真は背景の中央付近に重なって表示されるため、背景の真ん中に顔や文字を置くとアイコンで隠れてしまいます。見せたい要素は上下にずらして配置しましょう。

  • 『LINE』のプロフィールには、最長15秒の動画も設定できます。比率の推奨値は画像と同じ9:16です。

作品例

テーブル×飲み物で、カフェ風デザイン

▲なんだかほっとするプロフィール画面に。

空×気球のデザイン

▲空の空白がなんだかオシャレ。雲や鳥でもできそう。

星×月のデザイン

▲神秘的な雰囲気。七夕や十五夜の時期にやってみたくなる。

芝生×ボールのデザイン

▲スポーツマンにぴったり。グラウンド×野球ボールでやっても合う!

ここまでレクチャーした内容を使えば、アイディア次第で上の画像のようなユニークなプロフィールも作成することが可能です。

紹介した方法を参考にして、目を引くプロフィールの作成に挑戦してはいかがでしょうか。

トータルデザインに使える! おすすめフリー画像サービス

Unsplash

Unsplash』は、「とにかくキレイで無料の写真がいっぱい欲しい」という人に向いたサービスです。品質がよく、プロのデザイナーも多く利用しています。

海外のサービスなので、検索するときは英語のキーワードを使うと目当ての写真にたどり着きやすくなります。

公式アプリはiOS版だけで、Android版は配信されていません。Androidを使っている人は、ブラウザでunsplash.comを開きましょう。

Pixabay

Pixabay』には写真のほかにも、動画やIllustrator・Photoshopで加工できるベクター画像が収録されています。素材は「コンテンツライセンス」のもとで公開されており、クレジット表記なしで個人利用も商用利用も可能です。

ただし、加工せずそのまま販売したり、素材サイトで配布したり、NFTとして再配布したりするのは禁止されています。

丸型アイコンのデザインいろいろ。自由な発想で楽しみたい!

丸型のアイコンは制限があるように見える一方で、裏を返せば個性を出しやすい形です。丸に特化した加工アプリを使えば、ほかの人とは一味違うプロフィールを手軽に作れます。

無料の純正アプリだけでも丸く切り抜けますし、四隅の余白さえ意識しておけば失敗は減らせます。今回紹介したアプリとテクニックを、自分らしいアイコン作りの参考にしてください。

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