ChatGPTの改行方法とEnterキーでの送信を回避する方法【PC/スマホ】
最終更新日:2023年06月27日
PCでChatGPTの改行をするときは、Shift(シフト)キーとEnter(エンター)キーを同時に押す必要がありますが、いつもの癖でEnterキーを押してしまうと、書いている途中の文章が送信されてしまいます。
頭では分かっていても、ついついEnterキーを押してしまいイライラすることもあると思いますが、Enterキーで誤送信されるのを防ぐ方法がいくつかあります。
あわせて読みたい:すぐ使える!ChatGPTプロンプトテンプレートまとめ
ChatGPTの改行方法
まず、PCの(WindowsやMacなど)のChatGPTでの改行の仕方を説明します。PC版ChatGPTでは、ShiftキーとEnterキーを同時に押すことで、メッセージボックス内で改行が可能です。
同時押しとはいっても完全に同時に押す必要はなく、まずShiftキーを押して指を離さないようにし、別の指でEnterキーを押せばOKです。
▲一般的な日本語キーボードでのShiftキーとEnterキーの位置。Shiftキーは左右どちらでも問題ない。
スマホ(iPhoneやAndroidなど)では改行に特殊な操作は不要で、いつも通り改行ボタンを押せば改行されます。
▲左:iPhoneのキーボードの例。右:Androidスマホのキーボードの例。
Enterキーでの送信を回避する方法
Enterキーを押すと送信されてしまう動作を回避するための設定変更は、公式のChatGPTでは提供されていません。そのため、この問題を解決するためには、ブラウザの拡張機能やテキストエディターを利用する方法などがあります。
Chrome拡張機能「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」を使う
Chrome拡張機能「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」を利用することで、メッセージ送信を「Ctrl+Enter」に割り当て、Enterキー単体での改行が可能です。
詳しい使い方は以下の記事でも解説しているので、こちらもチェックしてみてください。
関連記事:ChatGPTでの誤送信を防ぐ神Chrome拡張機能:ChatGPT Ctrl+Enter Sender
なおChrome拡張機能は「Google Chrome」で利用できるのはもちろん、「Microsoft Edge」でも利用可能です。詳しくは以下を参照してください。
関連情報:Microsoft Edge の拡張機能を追加したり、オフにしたり、削除したりする - Microsoft サポート
「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」をダウンロードする|chrome ウェブストアテキストエディタを使う
改行を含む文章を作成する際には、事前にメモ帳などお好きなテキストエディタで文章を作成し、それをChatGPTのメッセージボックスにペーストする方法が効果的です。この方法を使えば、意図せずEnterキーで送信されるトラブルを完全に回避できます。
いちいちテキストエディタに文章を書いて、ChatGPTにコピペするのが面倒と思うかもしれませんが、何度も誤送信を繰り返すよりはトータルで短時間で済むと思いますし、この方法なら誰でも簡単に実行できます。
慣れないうちはテキストエディタを使おう!
以上の方法を活用することで、ChatGPTでの改行問題を解決し、より快適に使用することができます。
一番はShift+Enterに慣れることですが、一度ついた癖はなかなか抜けないものです。慣れないうちは少し手間でもテキストエディタを利用し、意識しながら少しずつShift+Enterの操作になれていきましょう。
Webブラウザに「Google Chrome」または「Microsoft Edge」を利用している方は、拡張機能「ChatGPT Ctrl+Enter Sender」もぜひ試してみてください。
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