2018年6月20日、Instagramが長い尺の動画を視聴・投稿して楽しむサービス『IGTV』をリリースしました。
見た目はスマホに合わせた縦型デザイン。ストーリーに似ていますが、こちらは最長60分まで投稿可能。個性的なクリエイターたちによる動画コンテンツを存分に楽しめる、YouTubeのようなアプリになりそうです。
Instagramの新アプリ『IGTV』登場。テレビ感覚の縦型&長尺の動画サービス
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起動すればすぐに動画が始まる。スマホ世代の新しいテレビ
アプリを起動すると、フォローしているクリエイターや興味関心の近いクリエイターの動画がすぐに再生開始。ストーリーのように左右へスワイプすると、どんどんチャンネルが切り替わります。
また上へスワイプすると、おすすめや人気クリエイターたちを一覧することも。フォローが少なくても様々な動画に出会えます。
サービス名に「TV」が入っている通り、使用感はテレビに近いです。スマホ世代のテレビに取って代わったYouTubeに対抗するサービスとなるでしょう。
Instagramアプリ内からも『IGTV』を視聴可能です。
アカウントは共有され、『IGTV』のクリエイターをフォローすると、Instagramアカウントも自動的にフォロー。ストーリーやフィード投稿も一緒に楽しめます。
チャンネルを作成して動画を投稿。最長60分まで
Instagramアカウントがあれば、すぐにチャンネルを作成できます。
歯車マークから設定メニューを開き、「チャンネルを作成」をタップ。簡単な説明ページを進んでいけば作成完了です。
Instagramで動画を投稿する場合、フィードは最大60秒、ストーリーは最大15秒でした。
一方『IGTV』では尺が長くなり、15秒から10分までの動画を投稿可能です。また認証されたアカウントなら最大1時間まで投稿できます。
なお現在のところは、スマホ内に保存された動画しか投稿できないようです。ストーリーと同じ感覚で、『IGTV』アプリで”撮って出し”はできません。
YouTubeの投稿動画のように、ある程度編集され手の入った動画が望まれているのだと思われます。
渡辺直美、小嶋陽菜、ひょっこりはん……人気のユーザーが早速動画を投稿中
流行に敏感なセレブたちは早速チャンネルを作っているようで、レディーガガ、キム・カーダシアン、アンダーワールドなどのチャンネルが確認できました。
ルイ・ヴィトン、ヴィクトリア・シークレットといったブランド系アカウントも投稿しています。
まだ海外の動画が多いですが、日本人ユーザーも続々とチャンネルを作っています。渡辺直美さん、小嶋陽菜さん、ひょっこりはんさんなどなど……。
「おすすめ」や「人気」を見れば、旬なカウントがチェックできますよ。
YouTubeの対抗馬になりうるか。IGTVerが生まれる日も遠くないかも
Instagramのストーリーはみんなで投稿して楽しむ機能でしたが、『IGTV』はYouTubeと同じく、ユーザーがクリエイターと観る側にはっきりと分かれそうです。
いずれはYouTuberよろしくIGTVerと呼ばれるような、人気クリエイターが続々と出てくるのではないでしょうか。
クリエイティブなセンスを持ったユーザーの多いInstagramによる動画サービス。YouTubeとはまた方向性の違うコンテンツが、たくさん生まれてきそうで楽しみです。