長時間撮影した動画には必要ない部分が必ず出てきますよね。そこで便利なのが動画を分割する機能です。必要ない部分だけを切り取って動画を短くまとめられます。ではどうすれば、動画を分割できるのでしょうか。
この記事では初心者でも簡単に動画を分割できるツールとその使い方を詳しく解説します。手軽に動画編集を始めたい人は必見です。
動画を分割する方法 標準ソフトで保存する手順を解説【Windows/Mac対応】
標準ソフトで動画を分割する方法【Windows】
Windowsに標準で搭載されている「ビデオ エディター」を使って動画を分割する方法を解説します。
1.ビデオエディターを開く
『フォト』もしくは『フォトレガシー』から『ビデオエディター』を開きます。
2.新しいビデオプロジェクトを選択
「新しいビデオプロジェクト」を選択して次に進みます。
3.ビデオの名前を指定
プロジェクトの名称を入力して「OK」を選択します。デフォルトで入っている「新しいビデオ」でも問題ありませんが、後から探しやすいように、わかりやすい名前を付けておくのがおすすめです。
4.編集したい動画をプロジェクトに追加
「プロジェクトライブラリー」の「追加」から「このPCから」を選択するか、「プロジェクトライブラリー」に直接ドラッグ&ドロップで動画を追加します。必要であれば、複数の動画を選択することも可能です。
5.「ストーリーボード」に動画を移動して「分割」を選択
ストーリーボードに動画を追加することで、ようやく編集が可能な状態になります。「分割」を選び次の作業へ。
6.バーを操作して分割したい範囲を決定
青色のバーを左右に動かし、分割する範囲を決めます。範囲指定が終わったら「完了」をクリックしましょう。
7.不要なデータを削除
動画を分割したら、必要がないデータに「✓」を入れて、「ゴミ箱」をクリックして削除します。
8.分割した動画を保存
分割編集が終わったら、「ビデオの完了」から「エクスポート」を選択して動画を保存します。動画の容量を少しでも減らしたい場合は、「ビデオの画質」を下げることで、若干ファイルサイズを縮小できます。
標準ソフトで動画を分割する方法【Mac】
Macに標準で搭載されている「QuickTime Player」を使って動画を分割する方法を解説します。
1.QuickTime Playerを開き
まずはアプリケーションフォルダから『QuickTime Player』にアクセスします。
2.分割したい動画を開く
PCの左上に表示されている「ファイル」から、分割したい動画を選択します。
3.編集からクリップを選択する
PC画面の左上から「表示」→「クリップを表示」を選択する。
4.クリップを分割する
再生ヘッドを分割したい箇所まで移動させて「クリップを分割」を選択します。クリップが終わったら「完了」をクリックしてください。
動画分割ソフトおすすめ4選
Bandicut
『Bandicut』は動画の品質を保ちながら、カットや結合ができる編集ソフトです。異なるソースからのビデオや同一ソースのビデオを簡単に結合できるのがポイント。撮影した動画が長かったり、複数の動画を短くまとめたりするときにおすすめです。
Filmora
Wondershareによって開発された、非常に使いやすい動画編集ソフトです。初心者から上級者まで幅広い編集者に対応した豊富な機能を提供しています。
特にオーディオの調整・編集・ノイズ除去・オーディオイコライザーが充実しているのがポイント。フェードイン・アウトなどのエフェクトも提供されています。
Adobe Premiere Pro
Adobeが提供する動画編集ソフト。エフェクト・トランジション・BGMの挿入・アニメーションのテンプレートなど、動画編集に必要な機能はすべてそろっています。高度な動画でもシーケンスを拡大してより詳細な編集が可能。趣味の動画から企業のPR動画まで、幅広いシーンで活用されています。
iMovie
Mac専用の動画編集ソフト。カット編集やテキスト追加など必要最低限の編集機能を搭載。シンプルな機能だからこそ、操作で迷う心配が少なく、動画編集初心者でも使いやすいのが魅力です。
標準ソフトで画像を分割できる!
今回は動画を分割する方法について紹介してきました。動画の分割は標準のアプリを使えば誰でも手軽に行えます。必要ない部分だけを切り取りたいときや複数の動画をまとめたいときなどに活躍します。本記事の手順を参考にして動画を分割してみてください。
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