マッチングアプリ利用者の9割が初対面で「相手にがっかりした」経験あり、気になるその理由とは？（出会いコンパス調べ）

1人のみに絞った場合、交際に発展せず時間が無駄になるリスクを避けるため、予め複数人とやり取りをしている可能性が考えられるのではないでしょうか。

また、複数の相手とやり取りを続けることで、それぞれの相手とのコミュニケーションが希薄になる可能性があり、実際に会ったときに自分の理想とのギャップを感じることも考えられます。

期待外れに感じた理由別に見ると、許せた人が多い要素は、「プロフィールにある出身地などの個人情報が違った（77.1％）」、「プロフィールに書かれている趣味や興味が実際と違った（75.2％）」、「子どもの有無などプロフィールに書かれていない情報が明らかになった（66.9％）」でした。

プロフィールにある情報とは違っても、交際する分には問題ないと考える人が多い結果です。

また、「会った場所やデートプランに満足できなかった」「デートの支払いを求められた」などは、許容されていることがわかります。

その場のデートに不満を持っても、その後関係性を持つことで、改善していけると考える人が多いのではないでしょうか。

一方、許せなかった要素で多いのは「実際に話し、相手との価値観が合わなかった（62.6％）」「相手の態度や言動が失礼だった（55.9％）」「プロフィール写真と実際の顔が違った（52.0％）」でした。

相手の価値観や、失礼だと感じる態度がマイナスな印象となり、交際する相手に選ばなかったようです。

初対面で感じたがっかりする部分は、どうしても受け入れられないことがありますが、相手を知っていく過程で受け入れられる可能性が十分にあることがわかります。

※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。

調査対象：マッチングアプリを通じて実際に会ったことがある20代～40代の男女639人
調査機関：株式会社ジャストシステム
調査方法：インターネット調査
調査期間：2023年10月6日～2023年10月16日
有効回答数：667人（男性：333人／女性：334人）

◇年代別
20～29歳：223人
30～39歳：222人
40～49歳：222人