マッチングアプリはここ数年で大きく利用者を伸ばし、徐々に当たり前の出会い方になりつつあります。ですが「不純と思われそう……」「ガツガツしてるって思われそう……」と、人の目が気になってアプリでの出会いを敬遠する人は多いのではないでしょうか。
かく言う筆者もマッチングアプリで恋人ができる前は、「使ってるのを友達に知られたら、恥ずかしさで死ぬ!」とビクビクしていたほどです。
75%が「マッチングアプリ使ってる」と周りに告白。堂々と利用するのが当たり前の時代に!?
ですがマッチングアプリでの出会いを描いた映画『ハッピーメール』では、アプリを利用しているところを友人に堂々と見せるなど、他人の目を気にせずに利用する様子が描かれていました。
利用バレを恐れていた筆者の知らぬ間に、「人の目を気にせずにマッチングアプリを利用できる時代」になっていたのでしょうか?
そこでマッチングアプリのメイン層である20代女性を対象に、「マッチングアプリで出会うことは、他の人にどう思われている?」というテーマでアンケート調査をしていきました。
20代女子は友達がマッチングアプリを使ってたらどう思う?
アンケートサービス「Fastask」を使い、20代女性663人(20~24歳:330人、25~29歳:333人)を対象に、アンケート調査を実施。それでは早速結果を見ていきましょう。
約75%が「マッチングアプリ使ってる」と、周りにカミングアウト!
マッチングアプリを使ったことがある20代女性の約75%が、周りの人にカミングアウトしている結果となりました。意外にもアプリで出会うことを隠している人は少ないようです。
ですが、カミングアウトした人の多くは「人によっては話している」と回答しており、カミングアウトする相手をちゃんと見定める傾向にありました。他人の目をまったく気にすることなくマッチングアプリを利用できている人は、現状ではまだ少数派なようです。
「友達がマッチングアプリを使っててもOK」な人は多数派
マッチングアプリ利用者の多くが「周りの目を気にしている」とわかりましたが、実際のところアプリ利用者は周りの人からどう見られているのでしょうか?
「友人がマッチングアプリを使うことに対する抵抗感」を聞いたところ、「抵抗がない」と回答をしたのは56.6%。なんと半数以上が、友人のアプリ利用に抵抗を持っていない結果となりました。
また、強い抵抗を持っていると回答したのはわずか「10.7%」にとどまり、意外にも「他人の目を気にする必要がない」と思える結果に。どうやら筆者が利用バレを恐れてアプリを使っていたのは、余計な心配だったようです。
マッチングアプリを利用する女性のイメージを聞いたところ、マイナスイメージに関しては「遊び慣れてそう」が最多で24%。思いのほかマイナスイメージを持っている人は少ないようです。
むしろ「行動力がありそう」「コミュニケーション能力が高そう」といったプラスイメージが上位にきています。マッチングアプリを使ったからと言って、特に自分のイメージが悪くなる心配はなさそうです。
後ろめたさなく、堂々とマッチングアプリを利用できる時代へ
上のグラフは、友人がアプリを使うことに抵抗があるかどうかを「マッチングアプリの利用経験別」に見たもの。
利用経験がある人ほど、抵抗を感じる割合が少なくなる傾向にあります。食わず嫌いで「なんとなく抵抗がある」と考えている人が一定数いることが分かります。
以前マッチングアプリの大手ハッピーメールに聞いたところ、「累計会員数は年々増えており、2018年時点で1900万に到達。3年後には累計会員数2500万を見込んでいる」と話されていました。
実際は予想をはるかに超えるスピードで会員数が伸び、2023年現在は累計3,000万人を突破! マッチングアプリ市場全体で見ても、ここ数年でさらにユーザーが増えると予想されており、ユーザーが増えた分、アプリで出会うことに対する世間の抵抗感も薄れていくのではないでしょうか。
今回のアンケートでは、アプリで出会うことに抵抗を感じる人がチラホラいるようでしたが、半数以上は抵抗を特に感じていないという結果でした。
映画『ハッピーメール』の劇中にもあったように、もうすでに「他人の目を気にせずにアプリを使える時代」が始まっているのかもしれません。
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