マッチングアプリで出会った彼女や彼氏ができたけど、誰かに出会いを聞かれた時に言えずに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

マッチングアプリでの出会いや結婚は増えてきていますが、それでも「恥ずかしくて人には言えない」という人はまだまだいます。

この記事では、出会いのきっかけを言えない時にどう受け答えすべきか、相手の親になんて説明すべきかを紹介し、マッチングアプリの利用率や結婚率がどうなっているかを解説します。

マッチングアプリで恋人ができたけど、友人になんて説明しようか悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

※18歳未満の方はマッチングアプリを利用できません。
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マッチングアプリでの出会いを言えない人は多い

※編集部調べ
n(有効回答数)=1645

マッチングアプリでの出会いを友人や会社の人などに説明できないと悩んでいる人は多くいます。編集部がアンケートを取ったところ、約40%以上の人が誰にも出会いのきっかけを話しておらず、特に隠さず話している人はたったの25%です。

残りの32%の人は、一部の人にだけ話しているという結果になりました。まとめると、約7割近くの人は、マッチングアプリで出会ったことを話すのにある程度の抵抗があるということです。

マッチングアプリは出会う上で一般的なツールになりつつありますが、未だにほとんどの人が上手にごまかしていることがわかりますね。「マッチングアプリが出会いのきっかけだったことを人に言えない」というのは多くの人が抱えている悩みと言えそうです。

マッチングアプリで出会ったことを人に言えない!友人にはどう説明するべき?

マッチングアプリで出会ったことを人に言えない場合、友人にはどう説明すべきなのか、おすすめの答え方の例を紹介します。

・友人の紹介
・飲み屋で声をかけられて
・趣味の場で
・よく利用するお店で
・街コン・婚活パーティで

友人の紹介

最もおすすめなのが、友人の紹介です。出会う手段として紹介は一般的ですし、そう言われて深掘りする人も少ないためです。

不安な場合は内容がぶれないように大学の友人なのか高校時代の友人なのか、もしくは地元の友人なのか、設定をしっかりと作りこんでおきましょう

飲み屋で声をかけられて

お酒が好きな人は、飲み屋で声をかけられたと、お酒の席で意気投合したことにするのも良いでしょう。出会いのきっかけとしてもありがちで、深堀りする人もそんなにいません。

一人でお酒を飲みに行く機会がない人でも、女友達といる所で声をかけられたと話せば特に不自然でもないので、誰でも使える答え方です。

趣味の場で

趣味の場で出会ったと話すのもおすすめの答え方の1つです。定番は、フットサル、テニス、ゴルフ、英会話教室、ゴルフ、オンラインゲームなどがあります。

ただ自分がそういった趣味に時間を注いでいた事実やパートナーとなる相手が説明した趣味に詳しくない場合、嘘なのではないかと勘ぐられてしまう可能性もあるため注意しましょう。

仕事関係で

仕事関係で知り合った設定もおすすめです。転職経験があるのであれば、「前の職場でお客さんとして知り合った」などと説明すればバレるリスクも低いでしょう。

ただ、誰に説明するかにもよりますが、真剣に将来を考えていて、多くの人を集めて挙式をするつもりなのであればあまりおすすめはできません。後から辻褄が合わせにくい方法だからです。

ちなみに……マッチングアプリで恋人ができた人の約8割がアプリを「複数利用」しており、1つしかアプリを入れていない方は出会いづらい状態と言えます。以下のチャートから、自分に合ったアプリを選んでみてください。

マッチングアプリ診断チャート

▼アプリのダウンロードはこちら

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よく利用するお店で

お酒を飲まない人におすすめなのが、よく行くお店で知り合ったというもの。「よく行くパン屋」「通っている皮膚科」「お気に入りのラーメン屋」など設定を作り込むことでマッチングアプリだとバレることは少ないでしょう。

ただ、出会いがややドラマチックな分深掘りされがちです。こちらも後から辻褄をあわせるのが面倒になるかもしれません。

街コン・婚活パーティで

街コンや婚活パーティで出会ったと話すのは非常におすすめの答え方の1つです。マッチングアプリ自体がオンライン街コンのようなものなので、後ろめたさもなく話せる人が大半でしょう。

繋がりが一切なくても不自然さはないですし、なんとなくアプリで出会ったと人に言いにくい人におすすめです。

マッチングアプリで結婚まで発展したら親にどう説明するか

マッチングアプリで出会って結婚まで進展した場合、友人や職場の人に出会いのきっかけを話すのとはまた事情が変わってきます。以下の3つの方法がおすすめです。

素直に話す

まず第一に検討してみてほしいのが、素直に話すというもの。ここで嘘を付いてしまうと、今後もずっと嘘を付き続けることになります。付いている側も苦しいですし、いつボロがでるかもわかりません。

マッチングアプリの説明をする時は、出会い系などの単語を出すのは控えましょう。コロナ禍で利用者が増えているオンラインの出会いの場といった説明方法であれば、理解も得られやすいのではないでしょうか。

友人に協力を頼み、紹介してもらった体にする

親がマッチングアプリやネットでの出会いを受け入れてくれなそうな場合であれば、友人に協力を頼んで紹介してもらった設定を作りましょう。裏できちんと話を通しておけば、バレる可能性は低くなります

婚活サービスと説明する

マッチングアプリとはあえて言わずに、「婚活サービスで出会った」と表現するのも良いでしょう。詳細を聞かれても、プロフィールを設定して、お互いに良いと思った人と会うようなスタイルと説明しておけば、結婚相談所として認識してもらえます

内容としては間違いはないですし、嘘を付いていることにもならないので気が重くもならないのではないでしょうか? 出会いのきっかけは何度も聞かれ、掘り返されることもないので、自分の気が楽な方法を選びましょう。

マッチングアプリでの出会いを正直に言うメリット・デメリット

マッチングアプリでの出会いを人に言えないと考える人は多いですが、ここでは正直にアプリで出会ったと言う場合のメリット・デメリットを整理しましょう。

メリット:周りに相談しやすくなる

マッチングアプリで出会ったことを正直に話すメリットとしては、周りに相談しやすくなることが挙げられます。出会い方で嘘を付いてしまうと、友人などには恋愛の話題が出しにくくなってしまいます。

全て正直に話すことで、誰にでも話しやすくなるでしょう。友人と集まって恋愛トークや悩み相談をする機会を楽しみたい人は、マッチングアプリで出会ったことを話してしまった方が気が楽になるかもしれません。

デメリット:反対派からの理解を得るのが大変

マッチングアプリで出会ったことを話すデメリットとしては、反対派から理解が得られないことです。若い世代の出会いの手段としてはかなり認知されてきていますが、それでも中には「出会い系を言い換えただけ」「まともな人がいないから遊ばれているだけ」などと偏見を持つ人もいます。

そういった人の偏見を解消させるのは、どんなに言葉を尽くしても難しいことです。大切にしているパートナーを否定されている気持ちになって、傷ついてしまう可能性があります

マッチングアプリで結婚するのは恥ずかしいことではない。その根拠

マッチングアプリでの出会いを人に言えないと考えている人は多くいますが、結婚まで発展するケースは非常に増えています。調査データをまとめたものを引用し、紹介していきます。

マッチングアプリの利用率は上がっている

まずマッチングアプリの利用率ですが、圧倒的に伸びています。

MMD研究所が20歳から49歳までの男女10,000人に調査した結果、2020年の緊急事態宣言前では出会いの手段が「職場や学校」が最も多かったのに対し、2020年4月以降はマッチングアプリが最も多い結果に変化しました。

アプリ自体の利用経験の有無も、2019年の時点では「現在使っている」、もしくは「過去に利用していた」の合計が約30%だったのに対し、2021年では約78%まで増えています。

これにより、マッチングアプリを使ったことがあるということは圧倒的に多数派で、恥ずかしい、人に言えないようなことではないことがわかります。

※データ出典:MMD研究所_2021年のマッチングサービス・アプリ利用経験者は78.2%、昨年と比べて21.1ポイント増加 利用上位のマッチングサービス・アプリはトップが「Pairs」、次いで「タップル」

マッチングアプリ婚は年々増加中

ブライダル総研が行った婚活実態調査2021によると、婚活サービス(結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ)を使って結婚した人の割合は、3年連続過去最高を更新しています。

内容としては、結婚相談所と婚活パーティで結婚する人は減少していて、代わりにネット系婚活サービスが大きく増えている結果です。

結婚できた人がどういった婚活サービスを利用したかでは、2019年では「恋活・婚活サイト、アプリ」は32.0%で2位でしたが、2020年には「結婚相談所」を抜いて1位になっています。割合も44.7%と非常に増えていることがわかります。

※出典:「婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)」

これにより、マッチングアプリからの結婚は年々増えているという結果が出ています。

テレビ番組でも何度も紹介されている

マッチングアプリは、バラエティ番組の特集でもピックアップされることが増えました。これはマッチングアプリが出会い系サイトという立ち位置ではなく、一般的な出会いの手段の1つと広まっているからではないでしょうか。

具体的には『マツコの知らない世界』『林先生の初耳学』『出川のWHY?』などで取り上げられ、実際に出演者が利用して好意的な感想を述べているシーンが目立ちます。

他にも、『38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』というタイトルでドラマにもなっています。

マッチングアプリでの出会いが恥ずかしいかどうかの口コミ調査

ここでは最後に、マッチングアプリでの出会いが恥ずかしいかどうかの口コミを調査してまとめていきます。利用者の実際の意見を見てみましょう。

20代/男性

「友達同士で『あのアプリで会えた』とか積極的に意見交換しています」

40代/女性

「娘にだけ話しています。それ以外の人には秘密ですね」

20代/女性

「使い始めたのも友達の紹介なので、どんな人がいたとか近況報告がてらよく話しますよ」

30代/女性

「会社の人に勧められましたが、登録したのは内緒です」

20代/男性

「使ってることは人には話していないです」

確かにマッチングアプリでの出会いが恥ずかしい、人に言えないという人は一部にいますが、出会いの手段としては一般的になっている口コミが多く見受けられました。

世代が違う場合は受け入れてもらえない場合も出てくるかもしれませんが、同世代で話す場合であれば隠す必要もあまりないでしょう。マッチングアプリはどんどん浸透して婚活にも使われているため、今後より広く認知されることも推測できます。

まとめ

今回は、マッチングアプリが人に言えずに悩んでいる人に向けて、どうやって受け答えすれば良いか、結婚する時親になんて話せば良いのかまで例をあげて解説。そもそもマッチングアプリはどれくらい浸透されていて、使っていることが恥ずかしいことなのかどうかについても掲載しました。

マッチングアプリの利用率は緊急事態宣言をきっかけに一気に増えており、時代に合った出会いの手段として受け入れられています。マッチングアプリの利用者の拡大は各調査からも数値として表れており、今後も普及が進むことが予測されます。

マッチングアプリで出会ったことを人に言えないと考える人は多いですが、数年もすればそういった人の方が少数派になっているかもしれません。

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