以前、クロネコヤマトの荷物問い合わせがLINEで行えるようになったことをお伝えしました。

クロネコヤマト、LINEで再配達ができるってホント? 実際に使ってみた

以前は普通にメニューボタンから操作するだけだったのですが、2016年6月より、LINEらしくチャット形式で問い合わせができるようになったとのこと。

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ただし、会話相手はドライバーではなくAIです。結論から言うと、さすがに人間ほど柔軟な会話はできませんでしたが、必要な用件はしっかり伝わりました。その一部始終をご紹介します。

特定のキーワードに反応して、パターン化した返答をくれる模様

試しに荷物と関係ない雑談を振ってみたところ、特に反応することはありませんでした。

「いつ届く?」「宅急便」「資材」「料金」といったキーワードに対して、定型文を送ってくれるようです。では、昨日ネットで買った商品がいつ届くのか聞いてみましょう。

ちゃんと理解してもらえた!

「荷物はいつ届きますか?」と話しかけたら、理解してもらえました! 送り状番号を入力したところ、今回はお届け希望日時を承っていないとのことでした。
日時を指定したい場合はURLをタップ。

LINEアプリの中でブラウザが開き、受け取り方法変更の画面に。ここで、受け取りたい場所や日時を指定できるわけです。

集荷依頼にも対応

では次に、こちらから荷物を送りたい場合。

こちらもURLが表示されます。何をやるにせよ最後はブラウザを開くことになるようですが、普段使っているLINEアプリの中で操作できるのが便利ですね。

こちらが集荷依頼の画面。今までヤマトに電話して集荷依頼していたような方は、電話代を節約できます。

仮に用件が通じなくても、問い合わせメニューから普通に選ぶこともできるのでご安心ください。

ヤマト公式アカウントを友だち追加し、利用登録をすれば使えるように

このように、必要最低限の用件のみではありますが、チャットでしっかりと理解してもらえました。利用方法は簡単。

1. 友だち検索欄から「ヤマト」で検索

2. ヤマト運輸のアカウントを追加

これでクロネコヤマトのアカウントと友だちになれます。最初だけ利用登録が必要なので、アカウントを作って利用してください。

現状は普通のメニューを使うのと大差なし。より柔軟な対応ができれば便利そう

今回使ってみて、「わざわざAIと話すメリット」というのはあまり感じられませんでした。結局はボタン式の通常メニューと同じ案内だからです。運転手の現在位置を把握して「何時に届きます?」と聞けば「あと約10分です」と答えるなど、運転手と喋るようなレベルで話せたらいいなと思いました。

また、URLを開くと会員パスワードを入力しなければならないのも手間。パスワード不要で手続きできるとありがたいですね。

ただ、LINEアプリの中で荷物問い合わせの手続きが完結させられるのは便利です。クロネコヤマトをよく使う方なら、友だちに追加しておく価値はあるでしょう。

今後はより柔軟な依頼を、他のWebページに飛ぶことすらなくチャットだけで完結させられるようになれば、素晴らしいサービスになるだろうなと感じました。

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