ビジネス用、プライベート用のメールアカウントをiPhoneで一元管理していると、仕事のメールとメルマガが混在して管理しづらい……なんてことも。最悪、大切なメールの存在を見逃してしまうかもしれません。

そんな時に便利なのが、複数アカウントのメールを自動でカテゴリ分類してくれるメールアプリ。ですが「どのアプリを使えばいいのかワカラナイ……」という方も多いのでは?

そこでこの記事では、メールの自動カテゴリ分類機能がある
①『Inbox by Gmail』
②『Spark』
③『MailTime』
の3アプリを徹底比較。あなたに合ったメーラーをご提案します。

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あなたに合ったアプリはコレ! 適正メールアプリ診断

まずは下記のチャートに沿って、自分に合ったメールアプリを診断してみましょう。

あなたに合ったメールアプリがわかりましたか? ズバリ結論から言うと、

『Inbox』:Gamilアカウントだけを、簡単にわかりやすく管理したい人

『Spark』:Gmail以外のメールも、簡単にわかりやすく管理したい人

『MailTime』:管理しやすさよりも、「返信しやすさを重視」したい人

に合ったアプリなのです。

ですが、どういった理由から適したメールアプリであると言い切れるのでしょうか? その理由を示したのが以下の表です。

この表からわかるように、使いやすさ・管理しやすさの目安となる「自動分類カテゴリ数」「再通知機能の有無」や、返信しやすさの指標となる「表示形式」はアプリによってさまざま。

当然アプリを使う人が重要視する機能・メールの使い方によって、便利と感じるかどうかは変わってくるのです。

そこでお次は、表にもまとめた

①メールの自動分類機能
②再通知機能
③表示形式
④対応アカウント

の4項目について、詳しく見ていきます。

比較1:メールの自動分類機能

まずは、大量のメールを管理しやすくする肝となる「メールの自動分類機能」の比較です。

『Inbox by Gmail』

メールの内容を読み取り、全アカウントの新着メールやショッピング関連・SNS関連など……全部で8つのカテゴリに自動分類してくれます。
もちろんカテゴリごとに表示のON・OFF切り替えができるので、自分が必要とするカテゴリだけに目を通すといった使い方も可能です。

またスワイプ一つで、受信トレイ上からメール・カテゴリを非表示にすることが可能。重要度の低いカテゴリをスワイプすれば、簡単に受信トレイ内をスッキリ整理しておけるでしょう。

『Spark』

『Spark』は上記のように4カテゴリに自動分類。重要度の高いカテゴリ順に表示し、メールの見落しを減らす工夫が設けられています。

さらに上記のようにカテゴリをタップすると、カテゴリ内のメールすべてに既読処理を施すことができます。
先程の『Inbox by Gmail』同様に、『Spark』でも素早く受信トレイ内を見やすい状態に整理することが可能です。

『MailTime』

『MailTime』の分類方法は「返信したことがある相手」に絞って分類するスタイル。人とのやり取りが大部分を占めるビジネスシーンに限れば活躍してくれそうです。

しかし「通知メール」を見落とすリスクが高く、ビジネスとプライベートとの併用にはあまり向かないでしょう。

自動でも細かく分類する『Inbox by Gmail』に軍配

分類カテゴリの細かさ・見やすさ……どこを取っても『Inbox by Gmail』が圧倒的な性能を誇る結果となりました。

比較2:再通知機能

メールの自動分類で重要なメールを素早くチェックできても、メールに書かれる内容をすっかり忘れては何の意味もありません。

そこで次は、メールのうっかり忘れを防止する「再通知機能」についてです。

『Inbox by Gmail』

特徴的なのが「スヌーズ」という機能。使い方は、再通知したいメールに上記の設定を施すと、

指定したタイミングで既読済のメールを再通知してくれるのです。しかもスヌーズしたメールは受信トレイの最上部に表示。重要な案件が書かれたメールをスヌーズ設定しておけば、うっかりメールの存在を忘れてしまうこともありません。

通知だけで、その時すべきことがわかる「リマインダー」機能

スヌーズ機能をより便利にするのが「リマインダー」。再表示時に、メールとは別にメモも表示してくれる機能です。
メールの要点をリマインダーにまとめておけば、再表示された際に、再びメールを読む手間を減らせるでしょう。

『Spark』

『Spark』にもスヌーズ機能が搭載されています。大まかな機能は『Inbox by Gmail』と同様ですが、『Spark』ではリマインダー機能は非搭載。
メールがスヌーズされたときに、多少メールの中身に目を通す必要があるかもしれません。

『MailTime』

『MailTime』には一度読んだメールを再表示する機能はナシ。既読メールをチェックしたい時は、一般的なメールアプリ同様に、キーワード検索や受信トレイ内をやみくもに探すしかありません。

メールをToDoリストのように扱える『Inbox by Gmail』が便利

『Inbox by Gmail』では「スヌーズ+リマインダー」で、メールをToDoリストのように扱うことが可能。大量のメールを受信するようなビジネスシーンでも、抜け漏れないタスク管理ができることです。

比較3:表示形式

『Inbox by Gmail』

『Inbox by Gmail』は、一般的なメールアプリと同じスレッド形式で表示。

『Spark』

『Spark』もスレッド形式で表示されます。
ですがメールを折りたたんで表示した際に、スレッドレイアウトの乱れがあり、神経質な人には少々気がかりな点です。

『MailTime』

対する『MailTime』は、SNSライクなチャット形式でメールが表示されます。
やり取りの流れも把握しやすく、スマホでメールのやり取りを頻繁に行う人にとってはうれしい機能です。

やり取りの流れが把握しやすい『MailTime』が一枚上手

やり取りの流れの把握しやすさは、チャット形式ならでは。外出時にメール対応しなければならない時であっても、素早い返信に一役買ってくれるでしょう。

比較4:対応アカウント

『Inbox by Gmail』

『Inbox by Gmail』は名前の通り、Googleアカウントのみにしか対応していません。

『Spark』

『Spark』はGoogleアカウント以外にも、Yahoo!・iCloud・Outlookなど、有名どころにしっかりと対応しています。これならビジネス・プライベート問わず、幅広く複数のアカウントを一元管理できそうですね。

『MailTime』

『MailTime』では、最多の13種類のアカウントに対応しています。『Spark』同様に、幅広いアカウント管理を手軽に実現できる内容です。

主要アカウントに対応する『Spark』か『MailTime』

『MailTime』の方が多くのアカウントに対応していますが、『Spark』も主要アカウントにしっかりと対応。複数のアカウントを一元管理するなら、『Spark』か『MailTime』かで決まりです。

■まとめ

『Inbox by Gmail』

■メリット
・スワイプするだけのメール整理機能は、タスク管理感覚で使い勝手がいい
・受信メールを細かなカテゴリに自動分類

■デメリット
・対応アカウントがGmailのみ

『Spark』

■メリット
・手軽にメール整理できる機能+主要メールアカウント6種類に対応
・再通知機能で、整理したメールのうっかり忘れ防止に役立つ

■デメリット
・メールのスレッド表示で、レイアウトの崩れが見られる

Spark Mail - AIメールアプリとカレンダー

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『MailTime』

■メリット
・チャット形式の表示形式で、やり取りの流れを把握しやすい
・13種類のアカウントに対応され、一元管理しやすい

■デメリット
・他の2アプリに比べ、メールの整理・通知機能が劣る

MailTime メールタイムの LINE 形式 Eメール

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アプリが得意とする機能が変われば、当然便利と感じる人も変わります。この記事を参考にして、自分に合ったメールアプリ選びをしてみてください。

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